東方ファイトスレ @まとめウィキ

23スレ第27戦

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匿名ユーザー

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さとり「ふう……」
魔理沙「うわっ、地霊殿のさとり……って今日は元気が無いな」
さとり「どこかの光の妖精が、人里の捨て犬捨て猫を勝手に地霊殿まで誘導してくれちゃって」
魔理沙「元々動物園みたいな所じゃないか、賑やかになって良いだろ」
さとり「ええ、少しの間はね。でもあの子たちが成長していくと、だんだん私の所に来なくなって……(ゴゴゴゴ)」
魔理沙「こ、この波動は……賽銭を奪われた霊夢のそれに近い厄さだぜ……」

魔理沙「ふー、さとり相手に考えてる事を話すってのも、なんか疲れるな」
小町「はぁ……」
魔理沙「こっちも溜息か。今日のファイトは大丈夫か?」
小町「うん?ああ、元気が無いわけじゃないんだけどねぇ(ばいん)」
魔理沙「ぶっ!?ま、前に香霖と爆弾探しした時より大きく……いや、大き過ぎだぜ」
小町「この前、酔っぱらった四季様に『小町の胸はもっとふかふかです!』って決定されちゃって」
魔理沙「おおっ、これは確かにふかふか……しかもこの谷間、大きすぎてキノコが埋まるぜ(ぐい)」
小町「変な物を挟むなってば。まあとにかく、動きの激しい競技じゃなくて助かったよ」

ルナ「たっだいまー」
サニー「幻想郷の秋の幸を集めて来たわよ」
魔理沙「おお、戻って来たか。あれ、もう一人はどうしたんだ?」
ルナ「忘れ物をしたからって、家に帰っちゃったわ」
魔理沙「まあいいか。おーい、ファイトの準備が……」
さとり「(ゴゴゴゴゴゴ)」
魔理沙「し、しまった……!」
ルナ・サニー「……あぁっ、地霊殿の妖怪!?」
さとり「ファイトですね、わかりました。ちなみに……そちらの妖精も、試食するのよね?(にこっ)」
魔理沙「ももも勿論だぜ!」
ルナ・サニー「ひぃっ!?」
小町「あー……まあ妖精ならあたいが働く必要も無いからまだ良いか」

さとり「この会場にある物は、全部使って良いのよね?」
魔理沙「あ、ああ……ただし」
さとり「大丈夫、妖精の活け造りなんて作らないわ」
ルナ・サニー「(がくがくぶるぶる)」
さとり「うふふふふふふ」

小町「あっちは大変そうだけど、こっちはこっちで……まさか手元が見えないなんてねぇ」
魔理沙「なんだな、その……胸のサイズについては思う所もあったが、普通で充分なんだな」
小町「そういう事。まあ側からすれば違う意見なんだろうけどさ」

魔理沙「さて、料理が出来上がったわけだが……」
さとり「さあ、光の妖精さん、たっぷりありますからね(にこにこ)」
ルナ・サニー「いいいいただきますぅ」
魔理沙「ちなみにあれの中身は何なのぜ?」
さとり「あなたの荷物の中から厳選したキノコを使った炊き込みご飯よ」
魔理沙「げっ、じゃあさっきキノコを選びながらこっちを見てたのは……」
ルナ「うぐっ!?」
サニー「きゅうっ!?」
さとり「大丈夫よ、死にはしないわ。元々蘇るんだし、簡単に終わっちゃつまらないもの」
魔理沙「……(なんで幻想郷にはサドばっかりなんだぜ)」
小町「あー……まあ何だ、こっちのはどうするんだい?」
魔理沙「わ、私はそっちだけ試食させてもらうぜ」
さとり「私はこの子たちの給仕がありますから結構です」
魔理沙「どこまで食わす気なのぜ……」
さとり「大丈夫よ、食べても食べても手が止まらないように調合しましたから」
魔理沙「それは私の禁断のレシピ……!」
小町「世の中にゃ敵に回しちゃいけないのが居るって事だねぇ」
魔理沙「まったくだぜ。このファイト……」
さとり「あら、終わりにするなら私のこれも食べてもらわないと」
魔理沙「ぶっ!い、いやー、甲乙つけがたいなー、迷っちゃうなー」
小町「……そうそう、こういう時は嵐が過ぎ去るのを待つのが得策さ」
ルナ「サニー、教えて……私はあと何杯食べればいいの……?」
サニー「くふっ……スタァーっ、勝ち逃げなのーッ!?」
さとり「さあさあまだまだ残りはありますよ」
ルナ・サニー「……(ぐったり)」

結果:さとりの作った想起『裏五行炊き込みご飯』はどう見ても「美味しい」の定義から外れるため、小町の勝ち。






















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