映姫「えー……今回はゲームをクリアしてもらいます。リアルで。ではどうぞ」
小町「……(妖怪の山の協力で、赤字にならないのが唯一の救いだね……)」
小町「……(妖怪の山の協力で、赤字にならないのが唯一の救いだね……)」
諏訪子「なんだか投げっ放しな審判だけど、どうするのよ早苗」
早苗「そうですね、私に良い考えがあります」
神奈子「……(今すぐ止めた方がいいようにしか思えないわ)」
早苗「そうですね、私に良い考えがあります」
神奈子「……(今すぐ止めた方がいいようにしか思えないわ)」
恋愛ハンター・東風谷早苗が選んだゲームは、やはりときメモ。しかし恋愛ハンターは格が違った。
東方ファイトの名の下に、霊夢・魔理沙・チルノ・橙・慧音・輝夜・映姫と、
落としたら落としたで問題しか起きないような面子を召集する。
そして寺子屋を舞台に慧音とべたべたしたり、デートと称してチルノと妖怪の山に向かったり、好き放題だ。
難点はどうやら時間がそれなりにかかる事のようだったが、周囲の堪忍袋の緒が切れる方が先だろう。
東方ファイトの名の下に、霊夢・魔理沙・チルノ・橙・慧音・輝夜・映姫と、
落としたら落としたで問題しか起きないような面子を召集する。
そして寺子屋を舞台に慧音とべたべたしたり、デートと称してチルノと妖怪の山に向かったり、好き放題だ。
難点はどうやら時間がそれなりにかかる事のようだったが、周囲の堪忍袋の緒が切れる方が先だろう。
お燐「それで今回のファイト、お空はどうするの?」
お空「うにゅ?ファイトって何?」
さとり「予想通りの展開ね。とりあえず、仕掛けの方は河童に頼んであるから、お燐はお空と一緒に行って頂戴。
あと、お空。これを持って行って……何があっても、手放してはダメよ」
お燐「はーい。それじゃ行くよ、お空」
お空「うん……これ、スペルカード……?(ぎゅ)」
お空「うにゅ?ファイトって何?」
さとり「予想通りの展開ね。とりあえず、仕掛けの方は河童に頼んであるから、お燐はお空と一緒に行って頂戴。
あと、お空。これを持って行って……何があっても、手放してはダメよ」
お燐「はーい。それじゃ行くよ、お空」
お空「うん……これ、スペルカード……?(ぎゅ)」
ブラスター化したお空が選んだのは、スーパーロボット対戦W。
実際に選んだのはさとりだったが、ブラスター化による記憶力の低下を盾に、
さとりによる選定とお燐によるフォローを認めてもらったのだ。
実際に選んだのはさとりだったが、ブラスター化による記憶力の低下を盾に、
さとりによる選定とお燐によるフォローを認めてもらったのだ。
お燐「でもこのゲームって、とんでもなく時間がかかりそうな気がするけどねぇ……ってお空、敵だよ敵!」
お空「……!」
お燐「とりあえずユニット状態みたいだから、近寄って何か攻撃を――」
お空「リアクター……ボルテッカァァァッ!」
お燐「ちょっとお空、隣にあたいが居るのにそんな無差別……あれ、当たらない?」
お空「……!」
お燐「とりあえずユニット状態みたいだから、近寄って何か攻撃を――」
お空「リアクター……ボルテッカァァァッ!」
お燐「ちょっとお空、隣にあたいが居るのにそんな無差別……あれ、当たらない?」
敵を発見したお空は、半ば以上本能で、最も有効な武装を選択、発射する。
その名も『リアクターボルテッカ』、本来ならば違うテッカマンの技で、
簡単に言えば「敵味方を識別する全体攻撃」である。
その超範囲、高威力に加え、ブラスター化によりさらに底上げされた火力、最初から全開の気力、
そして核融合炉を内臓するお空ならではの無尽蔵なエネルギーにより、
ありとあらゆるマップが、この単一のぶっ壊れ武装のみで制圧されて行く。
その名も『リアクターボルテッカ』、本来ならば違うテッカマンの技で、
簡単に言えば「敵味方を識別する全体攻撃」である。
その超範囲、高威力に加え、ブラスター化によりさらに底上げされた火力、最初から全開の気力、
そして核融合炉を内臓するお空ならではの無尽蔵なエネルギーにより、
ありとあらゆるマップが、この単一のぶっ壊れ武装のみで制圧されて行く。
お燐「ふー、やっとラスボスだよ」
お空「リアクターボルテッカァーッ!」
お燐「……やっぱり全体攻撃じゃ、火力もイマイチっぽいよ」
お空「……!」
お空「リアクターボルテッカァーッ!」
お燐「……やっぱり全体攻撃じゃ、火力もイマイチっぽいよ」
お空「……!」
流石にラスボスまで軽く一捻りとは行かなかったようで、お空の動きが止まる。
緊張に握り締めた手の中にあったスペカが、さとりの言葉を想起させる。
緊張に握り締めた手の中にあったスペカが、さとりの言葉を想起させる。
お空「ご主人様……わかったわ!『フォーオブアカインド』!」
お燐「げっ、それ違う人のスペカじゃ……」
お空x3「「トリプル・ボルテッカァーッ!」」
お燐「効いてる……!お空、あと一押しだよ!」
お空「うん、行くよ、お燐!」
お燐「ああ、ラブラブアタックだね!」
お燐「げっ、それ違う人のスペカじゃ……」
お空x3「「トリプル・ボルテッカァーッ!」」
お燐「効いてる……!お空、あと一押しだよ!」
お空「うん、行くよ、お燐!」
お燐「ああ、ラブラブアタックだね!」
その後、お空の制御棒4積みレベルのぶん殴りとお燐の爪によるコンビネーションによりラスボスを撃破。
爆散するラスボスを眺めて仁王立ちするお空に、お燐がそっと寄り添うのだった。
爆散するラスボスを眺めて仁王立ちするお空に、お燐がそっと寄り添うのだった。
小町「お疲れさん。まさかサトリの力で、青巫女から情報を引き出すとはねぇ」
さとり「正直、あの子の知識が無かったら危なかったかもね」
永琳「さ、そのブラスター化を治療するわよ。大人しくなさい」
お空「やーっ、お薬いやーっ!」
お燐「……これって、凶暴化じゃなくて、幼児化して力加減が出来なかっただけじゃ?」
さとり「それはそれとして、その青巫女はどうしたの?」
小町「それがその……」
さとり「正直、あの子の知識が無かったら危なかったかもね」
永琳「さ、そのブラスター化を治療するわよ。大人しくなさい」
お空「やーっ、お薬いやーっ!」
お燐「……これって、凶暴化じゃなくて、幼児化して力加減が出来なかっただけじゃ?」
さとり「それはそれとして、その青巫女はどうしたの?」
小町「それがその……」
慧音「そ、その、なんだ。私は、お前のことが……す……す……」
映姫「あ、あなたのような人を、探していました、わ、わたしと……」
早苗「そんなのじゃダメです!高校生活最後の告白タイムですよ、今までの想いを一言に詰め込んで!」
魔理沙「どうしてこうなった……」
映姫「あ、あなたのような人を、探していました、わ、わたしと……」
早苗「そんなのじゃダメです!高校生活最後の告白タイムですよ、今までの想いを一言に詰め込んで!」
魔理沙「どうしてこうなった……」
恋愛を狩る方ではなく、恋愛の達人としての恋愛ハンターと化した早苗により、
リアルときメモに拉致られた皆さんの徹底的指導が行われていたのだった。
リアルときメモに拉致られた皆さんの徹底的指導が行われていたのだった。
結果:脅威の高性能をいかんなく発揮して、テッカマン無双したお空の勝ち。