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3スレ第29戦(3)

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匿名ユーザー

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「先に言っておこう……私は、実はパーしか出せない!!」
「はいはい、亀ヒレ亀ヒレ」

さて、勝負は野球拳となったが、咲夜・玄爺はスク水・甲羅しかないので、一回失敗すれば即死である。
さらに服の枚数で言えば、ワンピースの魔法服である魔理沙に対し、ツーピースでありしかも袖も一枚とみなす霊夢がいるぶん、神社チームが圧倒的に有利である。
なお、咲夜の時間停止は使用し放題となっているが、霊夢にも未来予知にも近い直感があるので、このへんがハンデとなることは無い。
つまり、玄爺がパーしか出せない、という状況を如何に利用することが、勝負のカギとなっていた。

さて魔理沙・咲夜チームは、咲夜の時間停止能力があるため、実は玄爺さえ倒せば、あとは時間停止能力でどうにでもできるのだ。
具体的に言えば、相手が霊夢一人ならば、
  • 魔理沙と霊夢の手が同じ→咲夜が霊夢に勝利する手を出して勝利
  • 魔理沙が霊夢の手に勝利→咲夜が魔理沙と同じ手を出して勝利
  • 魔理沙が霊夢の手に敗北→咲夜が霊夢に勝利する手を出して引き分け
となるため、必勝となるからだ。

というわけで、早速魔理沙・咲夜チームの初手は、二人ともチョキ。
もちろん、霊夢がグーを出してあいこにするのは織り込み済みだが、それは後で揺さぶることでパーかチョキを誘発させる魂胆だった。
しかし、対する神社チームは……なんと、霊夢・玄爺ともにグー!!
唖然とする魔理沙・咲夜チーム。咲夜は初手でグーが出てくるなど思いもしなかったため、時間停止が間に合わず、リタイアとなった。
ルールにより脱ぐまでは時間を止めてはいけないことになっているので、泣く泣くスレンダーな肢体を曝すメイド長。
全部脱いだ後、間髪いれずにタオルを巻いて、羞恥心で咲夜の顔は真っ赤だ。
その横で、タバコを咥えて、玄爺が呟く。
「ウソをウソと見抜けぬ者に、野球拳は早すぎる……」

その後運において霊夢に絶対的に劣る魔理沙が、咲夜の後を追ったのは言うまでも無い。
























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