東方ファイトスレ @まとめウィキ

33スレ第29戦

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集


映姫「今回私は参加者となるわけですが…ここは誰がジャッジになるのですかね?」
レミリア「やっぱり天狗あたりじゃない?」
アリス「私なんだけどね、とある事情で」
映姫「公正に。お願いしますよ?」
レミリア「まあ、私は誰でもいいんだけれども」

アリス「さて、今回はある人物からの依頼で魔理沙の髪の毛を手に入れる事がファイトの内容です」
映姫「本数などの具体的な指定は?」
アリス「特に無いけど部分的に悲惨なことになるのは可哀想だし…」
レミリア「限度はわきまえろということね」
アリス「そういうことだからとりあえず手に入れれば1本でも構わないわ
ちなみにこちらは魔理沙の髪の毛であるかどうかを確認する手段は持っているから
同じ様な色の髪でごまかそうとしても当然ばれてしまうわ
あとこれは重要なことだけどあくまで貰って来ることが大事よ」
レミリア「魔理沙自身の了承を得ればいいのね?」
アリス「こちらも魔理沙が行くと思われる場所にはだいたい見張りを置いているから
不正がおこればその時点で負けとなるからそのつもりでね」
映姫「ところで何故あなたは彼女の行き先を把握しているのですかね?」
アリス「いや、その…依頼主から円滑に進める資料としてこんなものが
今は夜だからここの欄をみたら良いと思うわ」
レミリア「これはもはや作った奴はストーカーレベルね」
映姫「有罪です有罪!もし出てきたらたっぷり有休使って説教しますよ!」
アリス(閻魔様って筆跡鑑定とか出来たりするのかな…)
「交渉するときにファイトの内容を話すのも禁止ね、事情を理解して譲ってもらえるなんてことになったら勝負もなにもないじゃない?
当然だけど先に接触できたほうが得と言えるわ、探し出すのは各自で自由に探して貰います
ではスタート!」

映姫「あっという間に消えてしまいましたね…」
アリス「スピードには自信があるような事いつも言ってましたね」
映姫「私も勝って依頼主に会って説教しなければならないので本気で行きますよ!」
アリス「別に説教したいなら勝つ必要は無いんじゃないですか?」
映姫「負けた身で説教なんて身が入らないじゃないですか」
アリス(今日ほどあの吸血鬼を応援する日はもう来ないでしょうね…)

レミリア(恐らく閻魔に先に会われたら交渉術で確実に手に入れてくるだろう
本当は下準備をしたいところだけれど、そんな時間もないなら先に手を打つ!)


……
………

魔理沙「あれ、閻魔ともあろうお方ががこんなところで何の用なんだ?
説教なら慎んで遠慮させていただくぜ」
映姫「いいえ、今回はあるものをお願いしに来たのです」
魔理沙「閻魔にお願いされる事なんてあったかなぁ…
もしかして善行の積み過ぎで死後の処遇に困ってるとかだったりして」
映姫「そんな事実はありません
そして今から言うお願いを聞いていただけたら善行としてカウントしましょう
単刀直入に言うとあなたの頭髪を何本でもいいので私にください」
魔理沙「ちょっとまて、さっきレミリアにも同じ事を頼まれたんだが」
映姫「…ちなみに渡したのですか?」
魔理沙「いや、理由を聞いてもちぐはぐな答えしかしないし怪しいからお引取り願ったぜ」
映姫「そうですか、しかし私に頭髪を渡せば損はさせませんよ、これは善行になるのですから」
魔理沙「理由は悪行との相殺として、その後髪の毛は何に使われるんだ?」
映姫「貴方の頭髪でこの世にはびこる犯罪者の一人に罰がくだります」
魔理沙「なんだそりゃ…私の髪の毛はいつからそんな愉快な能力が加わったんだ」
映姫「いいですか、これは貴方のためでもあるんですよ?
いつその犯罪者が貴方に牙をむくやもしれないというのに…」
魔理沙「なんだか物騒な話だな…私の髪の毛でそいつはおびき寄せられたりでもするのか?」
映姫「そんなところですかね、安心して渡してください」
魔理沙「おかしいな、閻魔の言うことなのに今一信用ならん
これは直前にレミリアにも同じことを言われたことと関わりがあると思うんだが
普通立て続けに髪の毛を要求してくる奴が来ると思うか?私は思わないな
こんなことがおこるのは私には例のファイトぐらいしか思いつかん」
映姫「彼女は無関係ですしファイトでもありません」
魔理沙「おっと、役職上嘘はまずいんじゃないのか?」
映姫(揺さぶる気ですか…)
「だから、私が言う事なら嘘ではないのですよ
仮に嘘をついていたとしてもあなたの悪行を減らした事で私の悪行は相殺されるから無問題です」
魔理沙「ほう、嘘をついている可能性を自分から示唆したわけだが…
そしてその言葉から察するに髪の毛を渡す事が何故か善行に繋がることも分かるな
ならどうしても欲しいというのであれば髪の毛全部持っていってもらおうか」
映姫「な、そんなに必要でないので1本でも2本でも全然構わないのですよ!?」
魔理沙「なら逆に100本あろうが1万本あろうが構わないだろう?
使うのが1本なら残りを捨ててしまっても問題なかろう、私は全部じゃないと渡さないね」
映姫(あくまで困らせて渡さない気ですか…)
「このままやりとりし続けてもこちらは構いません、禅問答を続ける気ならいくらでも付き合いますよ」
魔理沙「実力行使というわけか、そんなことなら私は逃げさせてもらうぜ」
映姫「逃がしませんよ!ってあれ、空中で撃墜されてるわね…」

魔理沙「いたたたた、ってレミリアか!」
レミリア「説教から助けてあげたんだから感謝して欲しいわね さ、着いたわ」
魔理沙「ここは…紅魔館か、なんのつもりかしらんが髪の毛は渡さないぜ」
レミリア「先に謝っておくわ、よくよく考えたら私の不手際だったのよ」
魔理沙「なんだ急に、こんなにされると少し気持ち悪いなぁ…」
レミリア「実はある人に髪の毛の入手を頼まれていたんだけど理由を聞いてなかったのよ
ほら、もうすぐ目的の場所に着くわ」
魔理沙「図書館…ってまさかパチュリーのやつか!?」
パチュリー「御察しの通りよ、まぁ今回の事は私のミスでもあるかもね
私が髪の毛を欲しがっていたのはこの魔法をあなたにかけるためよ」
魔理沙「ほうほう、じゃあつまり立て続けに髪の毛を要求する人が二人も現れたのは偶然ということか?
急にたべちゃうぞーなんて髪の毛を要求されたら驚くぜ」
レミリア「多分そうね、私は謎の犯罪者なんて知らないし」
パチュリー「では魔法を完成させるから髪の毛を出来れば6本もらえるかしら?」
魔理沙「なんでそんなに本数にこだわるんだ?あの計画表を見るに1本でも問題ない気がするんだが」
パチュリー「ここがそういう場所だからよ、本当は666本欲しいけど構わないならそれでもいいわよ
魔法は形から入るほうが成功率も精度もあがるわ」
魔理沙「666本も数えるのが面倒だから6本にしておくぜ」
パチュリー「じゃあかけるわね…超ロングヘアーの魔法」
魔理沙「…おいここまで長くなるなんて聞いてないぞ」
レミリア「長い文には切ったらいいじゃない、それにフランも言っているわ
今よりももっと長い髪が魔理沙はきっと似合う、長ければ長いだけ良いってね」
魔理沙「そ、そうか?じゃあ髪が長くなった私を見せてやるのも悪くはないかもな
まあ流石に少しは整えさせてもらうが…髪の毛ば重くて動けないなんて初めてなんだぜ」

パチュリー「もっともらしいこと言って髪の毛を手に入れたけど…
過剰に髪の毛を使った分とんでもない長さになったわね、はいこれが魔理沙の髪の毛よ
こんなことにつき合わせてくれた借りはまぁ666回払いでいいよ」
レミリア「あら、この図書館がある限り私は永遠の債権者よ?
多少ぐらい私の言う事を聞くのは当然なの」
パチュリー「あら、これってまだ返し終わってない借りなんだ
じゃあ当分ここを離れるわけには行かないわ」
レミリア「そうよ、というかずっと居てもらうんだから」
アリス「いやー、とても感謝するわ!」
レミリア「って急になによ… はい、これで私が勝利者ね」
アリス「そう、これで貴方が勝利者です
じゃあ私は忙しいからこれでっ!」
パチュリー「あれ絶対髪の毛を欲しがっていたのはアリスよね」
レミリア「え、そうなの?」
パチュリー「隠れてみていた閻魔様も物凄い形相で追っていったもの」
レミリア「まあ自業自得よね」

結果
先に接触して怪しませ、映姫が手間取っている間に下準備を済ませたレミリアの勝ち
























+ タグ編集
  • タグ:
  • レミリア
  • 映姫
  • 魔理沙
  • パチュリー
  • アリス
  • 強奪
  • 魔理沙狩り
ウィキ募集バナー