東方ファイトスレ @まとめウィキ

32スレ第12戦

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tohofight

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魔理沙「げ。 ふぶいてきたか。」
今日も図書館に本を狩りに行ってきた魔理沙であったが、
その魔理沙自身が狩りの対象となっていることにはまだ気付いていなかった。

魔理沙「う~~。 家のストーブが恋しいぜ。さっさと帰・・・『待て白黒!!』」
魔理沙「おいおい。 私は今忙しいんだ。 遊ぶのならまた今度にしろ。」
チルノ「そーはいかない! あんたを捕まえてけばあたいの勝ちなんだ!」
魔理沙「? まさかファイトか? ってことはこの吹雪も!?」
チルノ「レティがこの冬最後のお手伝いだって! さー!最強のあたいがクール宅急便で
    紅魔館まで送ってってあげるから覚悟しろー!」
魔理沙「さっきまでいたばっかなんだがなあ・・・それに、狩りなら私の方が得意だぜ!!」

少女弾幕中

魔理沙「ふぅ・・・。 丁度いい具合に体があったまったぜ。
    とはいえ寒いからさっさと帰るぜ。」

しかし、家に着いた魔理沙をストーブは出迎えてくれなかった。
魔理沙「おいおい・・・。なんだって家が凍りついてんだ?」
途方にくれる魔理沙であったが、その間も吹雪は強くなっていく。
魔理沙「おいおい・・・コレは本格的にヤバイんじゃないのか?」
チルノ「まてー! さっきのカタキだー! 急に胸が重くなってうまく
    避けられない時を狙うなんてひきょうものー! このあたいに成敗されろー!」
魔理沙「ソレはこっちの台詞だ! 氷漬けの家のカタキ! 覚悟しろ!」

少女戦闘中

魔理沙「ハァハァ・・・。 流石にここまで吹雪くとかなりきついな。
    (つーかこれ、レティ手を貸しすぎだろ!?)」
魔理沙「とりあえず寒さをしのげるところに行かないと・・・本気でヤバイ。」

数分後
魔理沙「おーい! アリス! 来てやったぞ! 吹雪が収まるまで泊めてく・・・?」
アリス「こんな吹雪の中を何しにきたのよ。」
衣玖「あ、おじゃましてます。」
アリス「コイツにその言葉は要らないわよ。」
衣玖「ようこそ。丁度ココアを入れたところですので飲みますか?
   あと、ぬれた服はその辺で乾かした方がよろしいかと。」
魔理沙「いや、その前に・・・ オマエこんなところで何やってんだ?」
衣玖「いえいえ。前回のファイトでブラがなくなってしまって、せっかくなので可愛いデザインのものを・・・
   と、アリスさんにご相談を。」
魔理沙「なんだ。 てっきりオマエもファイトで私を狙ってるのかとばかり・・・。」
そういって上着を脱いで八卦炉で乾かし、ココアを飲んでくつろぎ始めた時である。

衣玖「ええ、私がチルノさんの対戦相手ですよ。」
魔理沙「な・・・! じゃあやっぱりワナか!?」
衣玖「そうですね。この天候(読み:レティさん)を味方に見事仕留められたら
   チルノさんの勝ち。ここまで逃げ切れたら魔理沙さんの動きを読んだ私の勝ち。
   不服そうな顔ですが、ここはおとなしく捕まった方がよろしいかと。
   どの道、スペルカードも八卦炉も手元にないのでは?」
魔理沙「う・・・。」
衣玖は安心感から武器を手放してしまい、緊張が解けた瞬間を空気を読むことで機先を制したのである。

魔理沙「くそ・・・負けたぜ。」
アリス「ちなみに私の魔道書も返してもらうわよ。 場所を貸したのはそれが条件。」
魔理沙「ああ。好きにしろ。」
衣玖「狩りとは弱らせて弱らせて弱らせて弱らせて最後に心が折れたところを仕留めるものですよ。」

アリスの家で待ち伏せていた衣玖の勝ち。

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