東方ファイトスレ @まとめウィキ

4スレ第1戦(2)

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匿名ユーザー

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嫌がる魔理沙を霊夢が椅子に縛り付けて勝負開始。「ちゃんとジャッジしなさいよ」
慧音と阿求、二人揃って白魔女服で躍り出る。
二人とも、さすがに事前に情報は仕入れてきたものと見える。服装は完璧だった。
ここまででは決着着かず。ならば口真似をしよう。
「ささ、やりましょ(はぁと)」
「うふ、うふ、うふふふふ」
精一杯かわいこぶりっ子する二人。
そのあまりにきゃぴきゃぴした様子に何の記憶が呼び覚まされたか、
縛られたままで椅子をがたがた揺らす魔理沙。どうやらかなり似ていたらしい。
この調子で突き進めば、勝負はもっと白熱しただろう、そう思われた矢先、
ふと、先に我に返ったのは慧音のほうだった。
純白の魔女っ子の服を着て、うふふとぶりっ子して、精一杯アピールする自分の姿。
阿求はまだいい。彼女ほど小さい子ならばそれも映えるだろう。だが自分はどうだ?
ふと、悶えている魔理沙の隣の霊夢を見ると、彼女は必死に笑いをこらえていた。
実際には霊夢は、恥ずかし苦しんでいる魔理沙を笑っていたのだが、慧音にはそうは思えなかった。
――なんてことだ、やっぱり自分には可愛さアピールなど似合っていなかったんだ!
恥ずかしさやら悔しさやらで真っ赤になりながら、慧音は走り去ってしまった。
慧音だって女の子。可愛い服着てはしゃいだりしたかったのに。
やっぱり自分には喪服かスーツが一番似合うんだ、そんな風に思ってしまったのだ。

結局勝負は、慧音がいなくなった後も魔理沙を物真似攻めでグロッキーにした阿求の勝利となった。
ちなみに、後に二人の勝負が文々。新聞の記事にされているのを見た慧音は、
次の満月の時に、せめて自分の恥ずかしい姿の歴史くらいは無かったことにしようと誓ったのだった。


















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