東方ファイトスレ @まとめウィキ

4スレ第7戦

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匿名ユーザー

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 戦闘機でドッグファイト対決……
 戦闘機とは外の世界で常に最新の技術を用いて作られる兵器である。果たして、幻想郷にそのようなものが存在するのだろうか?

 ギャラリーの心配をよそに、神綺が持ち出してきたのはメッサーシュミットBf109。第二次世界大戦終了までドイツの主力として使われた名機である。
「昔、気まぐれで拾ったものがこんなところで役立つなんてねー♪」
 一体どこでそんなもんを拾ったのか、この魔界神は……。

 対する幽々子が持ち出してきたのはなんとF14トムキャット!
 主力艦載機がF/A-18へと代替わりしたことで幻想入りしたらしい。

「ちょっと、いくら何でも大人げないんじゃない!?」
「あら、誰も生産された年代の制限なんてかけてないわよね?」

 食ってかかる神綺をさらっと受け流す幽々子。
 いくらなんでもこのスペック差は勝負にならないのでは……誰もが思う中、両者エンジンを始動して離陸。
 圧倒的なスピードでメッサーシュミットをあざ笑うかのように飛び回るトムキャット。
 神綺は涙目になりながらも必死に操縦して紙一重の回避を繰り返す。

「じゃあ、お腹もすいたしそろそろ終わりにしようかしら」

 幽々子の操るトムキャットが遠距離からメッサーシュミットをロックする。
 次の瞬間、幽々子のトムキャットが突然静かになる。

「あら? 燃料がなくなっちゃったみたい」

 そう、トムキャットはやたらと燃費が悪いことで有名な機体である。調子に乗って神綺をおちょくってる間にもどんどんと燃料を浪費していたのだ。
 推進力を失ったトムキャットはもはや惰性で何とか飛んでいる状態である。そこに神綺のメッサーシュミットが機銃で攻撃し、トムキャットは空のもくずとなった。

 勝者:神綺(メッサーシュミットBf109)

 数分後、幽々子はゆっくりと空から降りてきて……。
「ようむ~。お腹すいた~」

 操る機体もパイロットに似るということなのか……。
































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