パチェ「今回のファイトは美鈴に"そうきそば"を食べさせる…ってことだけど」
美鈴「はい!前に外の世界から来た人(既に捕食済)が言ってたおいしい食べ物だそうで。是非とも食べてみたくて」
パチェ(情報提供者喰ったのかよ…)
咲夜「全く…。そんな事にファイトを私的に利用するなんて、いい身分ね?」(ジロリ)
美鈴「あ、あは、あははは…。いやあ、安価取れちゃいまして」
ナズ「どこかの吸血鬼もウサ晴らしにファイトを利用しようとしていたと記憶しているがね?」
咲夜「……お嬢様はいい身分ですから。しかし、見た事も聞いた事もない物をどうやって作れと?」
パチェ「それは自分で調べるなりしてどうにかして。美鈴が納得できる"そうきそば"を食べさせる事ができた方が勝者よ」
ナズ「まあ、頭を使えばどうにでもなるさ」
咲夜「…そうですね。では、勝負開始と参りましょう」
美鈴「はい!前に外の世界から来た人(既に捕食済)が言ってたおいしい食べ物だそうで。是非とも食べてみたくて」
パチェ(情報提供者喰ったのかよ…)
咲夜「全く…。そんな事にファイトを私的に利用するなんて、いい身分ね?」(ジロリ)
美鈴「あ、あは、あははは…。いやあ、安価取れちゃいまして」
ナズ「どこかの吸血鬼もウサ晴らしにファイトを利用しようとしていたと記憶しているがね?」
咲夜「……お嬢様はいい身分ですから。しかし、見た事も聞いた事もない物をどうやって作れと?」
パチェ「それは自分で調べるなりしてどうにかして。美鈴が納得できる"そうきそば"を食べさせる事ができた方が勝者よ」
ナズ「まあ、頭を使えばどうにでもなるさ」
咲夜「…そうですね。では、勝負開始と参りましょう」
~ 30分後…~
パチェ「それじゃあ、まずは咲夜から」
咲夜「…はい。これが私が創った『ソゥ・キソ・ヴァ』です」
パチェ「ソゥ・キソ・ヴァ!?」
咲夜「えぇ。ソゥ・キソ・ヴァでございます、パチュリー様。どのような物かわかりませんでした故、自ら創りあげてみました」
美鈴「うわぁ、どこをどうみてもケーキですよねコレ。…あ、でもおいしいです!
なんか、蕎麦の風味が独特でクセになりそうですよ!」
パチェ「咲夜の創作ケーキね…。私も一ついただこうかしら」
咲夜「あ、パチュリー様はお召し上がりにならないほうがよろしいかと」
パチェ「え?それってどういう事?」
ナズ「うむ、確かに美味いな。これなら私の子鼠達も大喜びだろうね。
…これは私の負けかもしれないな。」
パチェ「………"赤いもの"入りかよ…」
咲夜「…はい。これが私が創った『ソゥ・キソ・ヴァ』です」
パチェ「ソゥ・キソ・ヴァ!?」
咲夜「えぇ。ソゥ・キソ・ヴァでございます、パチュリー様。どのような物かわかりませんでした故、自ら創りあげてみました」
美鈴「うわぁ、どこをどうみてもケーキですよねコレ。…あ、でもおいしいです!
なんか、蕎麦の風味が独特でクセになりそうですよ!」
パチェ「咲夜の創作ケーキね…。私も一ついただこうかしら」
咲夜「あ、パチュリー様はお召し上がりにならないほうがよろしいかと」
パチェ「え?それってどういう事?」
ナズ「うむ、確かに美味いな。これなら私の子鼠達も大喜びだろうね。
…これは私の負けかもしれないな。」
パチェ「………"赤いもの"入りかよ…」
ナズ「では、次は私の番だね。…多分、もう少ししたら来ると思うんだが」
美鈴「……来る?」
美鈴「……来る?」
萃香「心もお腹も満身創痍!お待たせしましたーっ」
勇儀「四天王ケータリングサーヴィスへようこそ! あっ、ようこそじゃなかった!」
勇儀「四天王ケータリングサーヴィスへようこそ! あっ、ようこそじゃなかった!」
パチェ「むきゅああぁぁあぁ――!鬼が来た――!」
ナズ「食べさせるだけなら別に自分で作る必要はないだろう?」
咲夜「だからって、よりにもよって何で彼女等に……」
ナズ「いや、だから『双鬼蕎麦』」
パチェ・咲夜「双鬼蕎麦!?」
萃香「なー勇儀ー、そーきそばって何か豚の肉とか骨とか使うらしーぞー?」
勇儀「ぶたにく~~?そんなモン材料に無いねぇ。 …代わりにべヒんもスの肉でいいだろ」
パチェ「ホントべヒんもス大好きだなお前」
ナズ「食べさせるだけなら別に自分で作る必要はないだろう?」
咲夜「だからって、よりにもよって何で彼女等に……」
ナズ「いや、だから『双鬼蕎麦』」
パチェ・咲夜「双鬼蕎麦!?」
萃香「なー勇儀ー、そーきそばって何か豚の肉とか骨とか使うらしーぞー?」
勇儀「ぶたにく~~?そんなモン材料に無いねぇ。 …代わりにべヒんもスの肉でいいだろ」
パチェ「ホントべヒんもス大好きだなお前」
萃香「出来たぞめーりん、さあ食え!」
勇儀「勇・萃コンビ特製、べヒんもスらーめんだ!おかわりならいくらでもあるよ!」
咲夜「私が言える立場じゃないけど、もはやソバですらないですね」
美鈴「うわー美味しそうですね。さっそくいただきます!」
ナズ「……こいつもご主人と同じ『なんでもおいしく食べれる程度の能力』持ちなんだな……」
美鈴「うーん美味しい!だいたい想像していたのと同じ味ですよ!」
パチェ「見ているだけで胸やけするわ…」(←手付けず)
咲夜「何だか、雲行きが怪しくなってきたわね…」(←手付けず)
勇儀「勇・萃コンビ特製、べヒんもスらーめんだ!おかわりならいくらでもあるよ!」
咲夜「私が言える立場じゃないけど、もはやソバですらないですね」
美鈴「うわー美味しそうですね。さっそくいただきます!」
ナズ「……こいつもご主人と同じ『なんでもおいしく食べれる程度の能力』持ちなんだな……」
美鈴「うーん美味しい!だいたい想像していたのと同じ味ですよ!」
パチェ「見ているだけで胸やけするわ…」(←手付けず)
咲夜「何だか、雲行きが怪しくなってきたわね…」(←手付けず)
パチェ「……それじゃあ美鈴、勝敗は?」
美鈴「そうですね。そばという意味ではナズーリンさんの勝ちですが…」
ナズ「ふふん。まあ、そうだろうね」
美鈴「私は咲夜さんの方を勝ちにしたいです」
咲夜「えっ…?」
美鈴「確かに聞いた話ではおソバの一種らしいんですけどね。
……私は、咲夜さんが私の為に考えて創ってくれたこの『ソゥ・キソ・ヴァ』が勝っていると思いました。」
ナズ「私の方は鬼に丸投げだからねぇ。…まぁ、仕方ないかな」
咲夜「……美鈴……」
パチェ「…そう。じゃあこの勝負は咲夜の勝ちね」
美鈴「そうですね。そばという意味ではナズーリンさんの勝ちですが…」
ナズ「ふふん。まあ、そうだろうね」
美鈴「私は咲夜さんの方を勝ちにしたいです」
咲夜「えっ…?」
美鈴「確かに聞いた話ではおソバの一種らしいんですけどね。
……私は、咲夜さんが私の為に考えて創ってくれたこの『ソゥ・キソ・ヴァ』が勝っていると思いました。」
ナズ「私の方は鬼に丸投げだからねぇ。…まぁ、仕方ないかな」
咲夜「……美鈴……」
パチェ「…そう。じゃあこの勝負は咲夜の勝ちね」
結果:咲夜の『ソゥ・キソ・ヴァ』の勝利
※尚、パティシエ咲夜の考案した『ソゥ・キソ・ヴァ』は主に食人妖怪の間でブームになり、
再三の修築で傾きかけていた紅魔館の財政を大いに潤しましたとさ。
再三の修築で傾きかけていた紅魔館の財政を大いに潤しましたとさ。