ときめきメモリアル大辞典

妖精

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starlight

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Fairy
妖精【ようせい】

白雪美帆のお友達。
主として嫌な事やショックな事があった時に(デートで悪印象を与えた時など)召喚して話しかけ始める。
デートの待ち合わせ場所に遅刻して来た時などは、妖精に責任を押しつけるような発言をして主人公を呆れさせたりもしている。
水の精さんや花の精さん、電気の精さんなど多種多様な妖精が存在するようだが、彼女にしか見えないらしい。

…と書いてはみたものの、エンディングで美帆本人が言及しているように、実際にはそんなものはいないようである。
現実逃避の手段として脳内で作り出して利用しているというのが本当のところだろう。
柔らかそうな物腰とは裏腹に自分の非をなかなか認めようとしない面があり、それをごまかす為に妖精の名前を持ち出す事が何度もある。
(上記の遅刻や体育祭での失敗時、美術館でのイベントetc)
考えようによっては、(某最終幻想Ⅷの主人公の父親流に表現すれば)主人公の思考は常に我々プレイヤーという“妖精さん”の影響下にあり時に不本意な行動をも強いられていると言えるのではないだろうか。そう思えば妖精は必ずしもこの世界では非現実的な存在ではないのかもしれない。

体育祭で負けたり最下位になった時の発言は非常に辛辣だが、騎馬戦などは運動能力がほぼ皆無な美帆と組んだせいだとも言えると思うのだが。
(『2』の体育祭は女性キャラの運動能力はあまり影響しないようだが)
結局、その辺りが現実逃避たる所以と言う事なのだろう。

美帆の攻略を進めていると、こういう場面は好印象・悪印象に関わらず嫌になるほど遭遇するので、この言動を受け入れられるか否かがプレイヤー側が彼女自身を評価する際の分かれ目となるのではないだろうか。

余談として、サブストーリー・『LSF』のハロウィンパーティでは陽ノ下光が妖精のコスプレをするが、その準備段階で主人公が光に妖精といえば白雪さんだろ、というようなツッコミを入れていたりする。


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