ウルトラマンVS仮面ライダー

ここでは、オリジナル(VHS&LD)版および、2011年発売のDVD&BD版について扱います。
SVS版については『ウルトラマンVS仮面ライダー(SVS版)』をご参照ください。


オリジナル版

ジャンル クロスオーバー作品
メーカー 東映ビデオ(発売)
バンダイビジュアル(販売)
メディア VHS
LD
発売年月 1993年7月21日
収録時間 90分
ポイント 制作会社の壁を超えた2大ヒーローのコラボ
名場面を集めた再編集パート
語り草となる迫力の新作映像
初のライダー巨大化
ウルトラシリーズ関連
仮面ライダーシリーズ関連

概要

古くは『ウルトラマン』・『仮面ライダー』、そして新しくは『ウルトラマンG』・『仮面ライダーZO』まで、歴代ウルトラシリーズ(実写作品のみ)および歴代ライダーシリーズの各作品を、円谷プロと東映の版権を越えて取り上げたビデオ作品。
歴代シリーズを振り返る比較映像のみならず、巻末には2大ヒーローが奇跡の共演を果たす伝説の新撮ドラマ『スーパーバトル ウルトラマンVS仮面ライダー』が収録されており、発売から30年を経過した今なお、語り草となる迫力のコラボ映像となっている。
+ 紹介作品一覧
シリーズ名 作品名 略称*1 備考
ウルトラシリーズ ウルトラQ Q 冒頭部分のみ
ウルトラマン 初代マン
ウルトラセブン セブン
帰ってきたウルトラマン 帰りマン
ウルトラマンA A*2
ウルトラマンタロウ タロウ
ウルトラマンレオ レオ
ウルトラマン80 80
ウルトラマンG G*3 ビデオシリーズ
仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー 初代ライダー
仮面ライダーV3 V3
仮面ライダーX X
仮面ライダーアマゾン アマゾン
仮面ライダーストロンガー ストロンガー
仮面ライダー(スカイライダー) スカイ
仮面ライダースーパー1 スーパー1
10号誕生!仮面ライダー全員集合!!*4 10号誕生! 特番
仮面ライダーBLACK BLACK
仮面ライダーBLACK RX RX
真・仮面ライダー 序章 *5 Vシネ
仮面ライダーZO ZO 映画
  • 『帰りマン』の主役ヒーロー、ウルトラマンジャック*6は、すでに発売時点で名称が設定されていたが、本作では映像内での表記および、ナレーション呼称とも、一貫して「帰ってきたウルトラマン」である。
  • 最新の収録作品となる『ZO』は、映画公開から3ヶ月後に収録されたが、まだソフト化されていなかったため、若干ソフトと比べてフィルム画質の映像になっている。


主な参加スタッフ

役職 氏名
構成 池田憲章、秋廣泰生、赤星政尚、新藤義親
新規演出 雨宮慶太
新規監督 佛田洋

全体の構成

本作の全体的な内容は8つのパートに分かれる。

アバンタイトル

正式には章としては組み込まれていないが、両シリーズの誕生までのいきさつが軽く触れられている。
ウルトラマン前史として、シリーズの原典となる『Q』から、代表的な怪獣のゴメス、ペギラ、カネゴン、ガラモンの映像が使われている。
一方、ライダー前史として、十字仮面(クロスファイヤー)スカルマンホッパーキングのデザインイラストについても取り上げられている。

第1章『スペシウム光線VSライダーキック』

歴代ヒーローの必殺技を紹介するパート。技紹介前に、『初代マン』#1の初代マンのスペシウム光線と、『初代ライダー』#60の新1号のライダーキックを紹介した後、新規映像の初代マンと新1号をバックにタイトルが表記される。
+ 紹介された技
  • ウルトラ系
種別 技名 ヒーロー名 使用作品
光線技 ウルトラアタック光線 初代マン 『マン』#30
エメリウム光線 セブン 『セブン』#3
スペシウム光線 ジャック 『帰りマン』#3
メタリウム光線 エース 『A』#1
ストリウム光線 タロウ 『タロウ』#3
タイマーショット レオ 『レオ』#31
サクシウム光線 80 『80』#2
マグナムシュート グレート 『G』#4
切断技 ウルトラエアキャッチ
八つ裂き光輪
初代マン 『マン』#25
ウルトラギロチン エース 『A』#6
ウルトラダブルアロー 80 『80』#9
グレートスライサー
ナックルシューター
グレート 『G』#13(終)
アイスラッガー セブン 『セブン』#5
レオスパーク レオ 『レオ』#20
ウルトラスパーク三段切り ジャック 『帰りマン』#41
特殊能力 サークルバリヤー エース 『A』#22
ミクロ化能力 セブン 『セブン』#31
ウルトラシャワー タロウ 『タロウ』#41
ウルトラディフェンダー ジャック 『帰りマン』#40
ウルトラノック戦法 セブン 『セブン』#40
ウルトラダイナマイト タロウ 『タロウ』#35
  • ライダー系
種別 技名 ヒーロー名 使用作品
キック技 ライダーキック 旧1号 『初代ライダー』#7
旧2号 『初代ライダー』#36
V3反転キック V3 『V3』#12
Xキック X 『X』#7
アマゾンキック アマゾン 『アマゾン』#22
超電大車輪キック ストロンガー(チャージアップ) 『ストロンガー』#35
スカイキック 強化スカイライダー 『スカイ』#32
スーパー閃光キック*7 スーパー1 『スーパー1』#9
ZXキック ZX 『10号誕生!』
ライダーキック(BLACK) BLACK 『BLACK』#37
RXキック RX 『RX』#2
特殊武器&特殊能力 衝撃集中爆弾
マイクロチェーン
ZX 『10号誕生!』
ロープアーム ライダーマン 『スカイ』#33
ライドル脳天割り X 『X』#17
エレクトロファイヤー ストロンガー 『ストロンガー』#17
大切断 アマゾン 『アマゾン』#15
ハイバイブネイル シン 『真』*8
レーダーハンド スーパー1 『スーパー1』#45
ボルティックシューター ロボライダー 映画『仮面ライダー世界に駆ける*9
バイオブレード バイオライダー
リボルケイン RX

第2章『ジェットビートルVSサイクロン』

ウルトラシリーズの歴代防衛チームのメカおよび、歴代ライダーのマシンを紹介するパート。
+ 紹介メカ・マシン
  • ウルトラメカニック
    • ポインター以外は基本的に飛行メカのみの紹介。コクピットシーンなどで人物キャラ(各チームの隊員)の映像が映るため、「登場キャラ」の欄で紹介キャラを記載する(主人公は●、女性隊員は◯、隊長は★)。
    • MAT以降のチームは、冬木透氏作曲の歴代シリーズの代表的なワンダバ系BGMを3曲メドレーにした『ワンダバ・メドレー』をバックにしている(曲そのものはいずれも原曲を使用)。
チーム名 メカ名 使用作品 登場キャラ BGM 備考
科学特捜隊 ジェットビートル 『マン』 ★ムラマツキャップ
●ハヤタ隊員
イデ隊員
アラシ隊員
なし
ウルトラ警備隊 ポインター 『セブン』 フルハシ隊員 ULTRA SEVEN(『セブン』挿入歌)
ウルトラホーク1号
ウルトラホーク2号
ウルトラホーク3号
MAT マットアロー1号 『帰りマン』 ★加藤勝一郎
上野一平*10
●郷秀樹*11
南猛*12
ワンダバ・メドレー/MATのテーマ(『帰りマン』BGM)
マットアロー2号
マットジャイロ
ZAT スカイホエール 『タロウ』 ●東光太郎
◯森山いずみ
スーパースワロー
TAC タックアロー 『A』 山中一郎
吉村公三*13
★竜五郎
●北斗星司*14
ワンダバ・メドレー/TACのテーマ(『A』BGM)
タックスペース
MAC マッキー2号 『レオ』 ●おおとりゲン
★モロボシ・ダン*15
DVD・BD版ではカット
マッキー3号
UGM スカイハイヤー 『80』 ワンダバ・メドレー/UGMのテーマ(『80』BGM)
スペースマミー
シルバーガル ●矢的猛
★オオヤマ一樹
UMA ハマー 『G』 ★アーサー・グラント
◯ジーン・エコー*16
ロイド・ワイルダー
◯キム・シャオミン*17
  • ウルトラ警備隊とUMA以外のチームはすべて主人公がメカに搭乗しているカットが収録されており、U警備隊とZAT以外のチームに関しては、コクピット以外のシーンも含めて、隊長*18扱いのキャラは全員紹介されている。


  • ライダーマシン
    • まず、『ZO』のZブリンガーの映像を単独で紹介し*19、その後、改めて歴代のマシンを振り返る構成となる*20
    • ただし、バイク型マシンのみの紹介であり、『RX』の自動車型マシン、ライドロンは紹介されていない。
    • BGMは『V3』挿入歌『仮面ライダー讃歌』のインスト。
マシン名 ライダー名 使用作品 備考
旧サイクロン 旧1号 『初代ライダー』 本郷猛からの変身シーンもあり
アクロバッター RX 『RX』
スカイターボ 旧スカイライダー 『スカイ』 ライダーブレイクのシーン
カブトロー ストロンガー 『ストロンガー』
ブルーバージョン スーパー1*21 『スーパー1』
新サイクロン 新1号 『初代ライダー』
バトルホッパー BLACK 『BLACK』
ロードホッパー
クルーザー X 『X』
ロボイザー ロボライダー 『RX』
ジャングラー アマゾン 『アマゾン』
マックジャバー バイオライダー 『RX』
ハリケーン V3 『V3』
  • ハリケーンの紹介後、爆炎をくぐり抜ける新サイクロンのシーン→宏少年を乗せて疾走するZブリンガーのシーンで幕となる。

第3章『怪獣VS怪人』

歴代ウルトラ怪獣とライダー怪人の代表的なキャラについて取り上げるパート。
『初代マン』のゴモラ→『80』のサラマンドラで怪獣襲撃、『初代ライダー』のヤモゲラス誕生→ドクダリアンで怪人襲撃の映像を流したあと、本作オリジナル怪獣のサソリガドラスのアップ映像と同時に『怪獣VS怪人』のタイトルが表示される。
+ 紹介怪獣・怪人
  • ウルトラ怪獣
テーマ 怪獣名 使用作品 備考
大自然を破壊する怪獣たち ジラース 『初代マン』
ゲスラ
ゴルドン
ケムラー
ツインテール 『帰りマン』
サドラ
ガゼボ 『G』
人間に味方する怪獣たち ピグモン(2代目) 『初代マン』
ウインダム 『セブン』
アギラ リッガーとの対決シーン
ミクラス エレキングとの対決シーン
怪獣破壊絵巻 ゴモラ 『初代マン』
ガラキング 『タロウ』 DVD&BD版ではカット
エレジア
クレージーゴン 『セブン』
クレッセント 『80』
テレスドン 『初代マン』
ベロクロン 『A』
ゼットン(二代目) 『帰りマン』
ベムスター
ギャンゴ 『初代マン』
怪獣の王様 レッドキング 『初代マン』 チャンドラーとの対決シーン
レッドキング(2代目) ドラコ&ギガスの対決シーン

  • ライダー怪人
    • 冒頭、代表的なショッカー怪人の映像*22を数体映し、そこから怪人が人々を襲撃するシーンがチョイスされる。
組織&種族名 怪人名 使用作品
ショッカー サラセニアン 『初代ライダー』
キノコモルグ
トリカブト
ミミズ男
フクロウ男
エレキボタル
モスキラス
シラキュラス
デストロン ノコギリトカゲ 『V3』
カミソリヒトデ
ナイフアルマジロ
ドラス怪人 コウモリ男 『ZO』
クモ女
ゴルゴム 大怪人ビシュム 『BLACK』
大怪人ダロム
大怪人バラオム
ネオ生命体 ドラス 『ZO』
  • その後、テロップ表示はないが、クライシス→ゴルゴム三神官→ブラック将軍→死神博士→ゾル大佐の順で歴代幹部のシーンが流れる。
  • それに続ける形で、ゾル大佐→死神博士→地獄大使→ブラック将軍→ドクトルG→ヨロイ元帥→ゼロ大帝→ゼネラルモンスター→魔神提督→テラーマクロ→ネオ生命体の登場順(作品順)に歴代幹部の高笑いシーンが挿入されている。

第4章『変身!VS変身!』

代表的な歴代ヒーローの変身シーンを、ウルトラ→ライダーの順で交互に取り上げるパート。
ウルトラヒーローの人数に合わせたため、一部のライダー*23については変身シーンがカットされているが、SVS版では未収録ライダーも取り上げられている。
紹介順は初代マン→新1号→セブン→旧2号→ジャック→V3→エース*24→アマゾン→タロウ→ストロンガー→レオ→スーパー1→80→BLACK→グレート→ZO→シン*25

第5章『大激闘VS大逆転』

両シリーズで印象的なバトルシーンを取り上げるパート。
LDではここまでがA面である。
対決シーン 使用作品
ウルトラマンVSバルタン星人(2代目) 『初代マン』#16
ダブルライダーVSショッカーライダー 『初代ライダー』#94
帰ってきたウルトラマンVSナックル星人 『帰りマン』#37・38
仮面ライダーBLACK→RX VSシャドームーン 『BLACK』#35・51
『RX』#27
ウルトラ5兄弟VSヒッポリト星人 『A』#26・27
仮面ライダーZO VSドラス 『ZO』

インターミッション

両シリーズの珍場面について取り上げるパート。
LDではここからB面となる。
なお、同パートへの導入の際には、ジャック(当時は新マン)とミラーマンのイラストが描かれた円谷プロのリーダーフィルムが使われている。
+ 使用作品
  • 玉置浩二氏とRX(映画『右曲がりのダンディー』*26より)
  • 『セブン』#8のメトロン星人とダン(セブン)の会話シーン
  • 『初代ライダー』#24の「納涼おばけ大会」の宣伝を行なうキノコモルグとショッカー戦闘員
  • 『A』#10でのエースとザイゴンの闘牛対決
  • 歴代ライダーの怪人鳴き声自慢*27
  • 『タロウ』#39の餅つきシーン
  • 『スカイ』#48で、子供の髪の毛を引っ張ったり、子供たちにアイスを食わさせたりする偽スカイライダー

第6章『星からのメッセージVSロンリーライダー』

ウルトラシリーズの最終回の名場面ダイジェストおよび、『初代ライダー』の後期ED『ロンリー仮面ライダー』をバックにした歴代ライダーの素顔でのバイクシーンを集めたパート。
  • 星からのメッセージ
    • 『A』#52『帰りマン』#51『セブン』#49の順で、ウルトラシリーズ3作品の最終回のダイジェストシーンを収録。
  • ロンリーライダー
    • 1号~ZO*28までのライダーのバイクシーンおよび、素顔のシーンをメインに編集したもの*29


第7章『巨頭対談 円谷皐VS石ノ森章太郎』

当時の円谷プロの社長であった故・円谷皐氏と、ライダーの原作者である故・石ノ森章太郎氏の対談パート。

第8章『スーパーバトル ウルトラマンVS仮面ライダー』

本作のオリジナル怪獣、ガドラス&怪人、毒サソリ男を相手に、2大ヒーローが夢の共演を果たす迫力の新作短編ドラマ。
ガドラスと毒サソリ男が合体した最強怪獣のサソリガドラスに苦戦する初代マンを助けるために、新1号がライダー史上初の公式巨大化を果たしたのが語り草となるポイント。

対談パート

本作では、各章の合間に、キャストとスタッフの対談パートが収録されている。
  • 「ウルトラセブン」の想い出
セブンことモロボシ・ダン役を演じた森次晃嗣氏と、監督の満田かずほ氏の対談。1章と2章の間にACT.1を、インターミッションと6章の間にACT.2を収録。
  • 「仮面ライダーV3」の想い出
V3こと風見志郎役を演じた宮内洋氏と、監督の故・折田至氏の対談。2章と3章の間にACT.1を、3章と4章の間にACT.2を収録。

評価点

  • メインキャストの映像
    • この手の映像ソフトではメインキャストの映像が省略されることが多いが、本作ではしっかりキャストの映像が使われている。
  • 使用エピソードのチョイス
    • メジャーな回のみにとどまらず、マイナーな回からも多数取り上げられており、怪獣・怪人のチョイスも実にマニアックである。
  • 2大名ナレーターの共演
    • ウルトラシリーズのナレーションを務めていた浦野光氏と、ライダーシリーズのナレーションを務めていた中江真司氏が、本作のナレーションを担当しており、渋みの効いた声が楽しめる。
  • オリジナルのテーマソング
    • 本作のEDに流れるテーマソングは、小林亜星氏作曲、影山ヒロノブ氏歌唱の『戦うために生まれた戦士』。
    • ED映像には、代表的なヒーローの静止画を映したあと、初代マンが新サイクロン号にまたがったり、逆に新1号がスペシウム光線のポーズを取ったりする、互いの特徴を入れ替えたお遊びカットもある。


不満点

  • 扱いの差が激しい一部作品
    • ウルトラ怪獣の紹介パートでは、唯一レオの怪獣のみ取り上げられていない。
    • 一方、ライダー怪人の紹介パートでは、GOD~バダン、クライシス関連の怪人が一切紹介されていない。


余談

  • 本作およびSVS版で使用されている『G』関連の映像は、すべて劇場用編集作品2作目『怪獣撃滅作戦』に使用されているエピソード*30からである。
    • そのため、いわゆるゴーデス編の映像は#4のみの使用となっている。
  • 『スーパーバトル ウルトラマンVS仮面ライダー』におけるビルが爆発する映像は、本作発売後のスーパー戦隊シリーズ*31に流用されている。


総評

扱いの差こそあるとはいえ、ラストを飾った新作ドラマも含め、ウルトラ・ライダー両シリーズの入門として大きくおすすめできる構成の作品に仕上がっている。
発売から30年以上が経過した現在、困難ではあるものの、サブスク配信を願いたい作品である。

DVD&BD版

メーカー 東映ビデオ(発売)
バンダイビジュアル(販売)
メディア DVD
Blu-ray Disc
発売年月 2011年10月21日
ポイント 18年の歳月を経て待望の復刻
一部映像が大人の事情でカット
黒部&藤岡両氏のインタビューが実現
BD版にはSVS版も特典ディスクとして付属

概要(DVD&BD版)

オリジナル版の発売から18年を経た2011年に、ウルトラシリーズ生誕45周年および、ライダーシリーズ生誕40周年を記念して、待望のDVD&BD化を果たしたもの。
どちらも、インタビュー記載のブックレットと絵コンテ集の2冊を同梱している。

変更点

本作には、オリジナル版と比べて、いくつかの変更点が見受けられる。
  • 一部映像のカット
    • 主に脚本家の阿井文瓶(現:阿井渉介*32)氏の担当作品である『タロウ』・『レオ』の一部エピソードの映像がカットされている。
    • そのため、ウルトラメカの紹介パートではMACのカットがまるまる飛ばされる状況が起こっており、怪獣関連に続けてレオ関連がかなり不遇な扱いを受けている*33
  • ED映像&クレジットの変更
    • オリジナル版のED映像は本編映像からの静止画で両シリーズの代表的なヒーローをバックにしていたが、DVD&BD版では登場するヒーローは同じながら、スチール写真が使われている。
  • 2大俳優の対談が実現
    • 当時、諸事情で実現できなかった初代マンことハヤタ・シン役の黒部進氏と、1号ライダーこと本郷猛役の藤岡弘、氏の対談が、本作で実現となった。

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最終更新:2025年05月04日 19:58

*1 以下、原則として作品名およびヒーロー名を略称表記する。

*2 ヒーロー名のウルトラマンエースを指す場合は「エース」表記とする。

*3 ヒーロー名のウルトラマングレートを指す場合は「グレート」表記とする。

*4 メディアミックス企画『仮面ライダーZX』の特番。

*5 ヒーロー名の仮面ライダーシンを指す場合は「シン」表記とする。

*6 以下、ヒーロー名を紹介する場合はジャックと表記する。

*7 映像テロップの表記まま。

*8 いわゆる脳髄ぶっこ抜きで有名な技だが、あまりに過激すぎるためか、SVS版ではカットされた。そのため、SVS版では唯一必殺技が紹介されない不遇な扱いである。

*9 設定上は同一人物のBLACK、RX、ロボライダー、バイオライダーが時空を越えて共闘することで有名な3D短編作品。BLACKの戦闘シーンはカットされており、再生怪人軍団にとどめを刺すシーンのみである。

*10 加藤隊長と上野隊員は#4の映像でアロー1号に搭乗。

*11 加藤隊長&上野隊員に続けて、#4のアロー2号の単独操縦シーンの映像および、#3の映像でジャイロに乗るシーンを使用。

*12 郷とともにジャイロに搭乗

*13 山中・吉村両隊員は#1のアロー発進シーンの映像で紹介。

*14 #37の映像で、吉村と2人でスペースに搭乗する竜隊長がセリフ入りで「撃て!」と号令後、アローに搭乗する北斗が攻撃するシーンを使用。スペース内の吉村のシーンは先述の発進シーンと重複するためか、竜隊長のアップのみとなっている。

*15 2人とも、2号に搭乗。ダン隊長はアップカットも収録。

*16 アーサー隊長とジーン隊員はパイロットとしてではなく、本部内で出撃準備を伝えるカットを使用。

*17 ロイド隊員とキム隊員はハマーに搭乗

*18 ただし、MATは後半で2代目の伊吹隊長に交代するが、伊吹隊長も『大激闘&大逆転』の帰りマンVSナックル星人&ブラックキングの紹介において、#37の映像でほかのMATメンバーともども紹介されている。

*19 ZOがライダーブレイクでドラスに突進攻撃を仕掛けるシーン。

*20 ライダーマンのライダーマンマシンおよび、ZXのヘルダイバーはテロップなしだが、単独映像で紹介されている

*21 もう一台のバイク、Vジェットは未紹介

*22 『初代ライダー』#9のコブラ男→#54の海蛇男→#18のヒトデンジャー→#53のジャガーマン→#21のドクガンダー成虫→#29のクラゲダール→#13の再生怪人

*23 ライダーマン、X、スカイ、ZX、RX

*24 #1の映像で、合体変身時のウルトラタッチのもの。

*25 作中最初において、苦痛に耐えながらも変貌するシーン。SVS版では別のシーンに差し替えられた。

*26 1989年8月12日に公開された同名の漫画作品の実写映画化作品。

*27 エジプタス、イソギンチャック、ナマズギラー、シオマネキング(ここまで初代ライダー)、ガマボイラー(V3)、岩石男爵&デルザー軍団戦闘員(ストロンガー)、モグラ獣人(アマゾン)、ウニデーモン(スカイ)、ギリザメス(初代ライダー)、奇械人ワニーダ(ストロンガー)の順に紹介。

*28 BLACK→RXの南光太郎については、BLACK時のみの映像で構成され、RX時の映像は未収録となっている。

*29 シンは変身後の状態でヒロインの愛を抱きしめるシーンを収録。

*30 #4・7・10・12・13(最終回)の5本分

*31 『五星戦隊ダイレンジャー』から『未来戦隊タイムレンジャー』までが該当。

*32 ウルトラでは『タロウ』・『レオ』・『80』に、ライダーでは『ストロンガー(#8のみ)』に参加した。

*33 なお、SVS版では、映像を差し替えたうえで、しっかりMACパートも収録されている。