ウルトラ怪獣大百科シリーズ

ここでは、日本コロムビアから発売されたビデオシリーズについて扱います。
テレビ東京系で放送された帯番組シリーズをまとめたものについては「ウルトラビッグファイト」をご覧ください。


ウルトラ怪獣大百科


ジャンル 再編集作品シリーズ
メーカー 日本コロムビア
メディア VHS
発売年月 1983~84年(初版)
1989年(廉価再販)
収録時間 60分(初版)
30分(廉価再販)
巻数 全5巻(初版)
全10巻(廉価再販)
ポイント 歴代怪獣の魅力を紹介
ウルトラシリーズ


概要


ウルトラシリーズ初の編集ソフトとして、ビデオソフト黎明期の1983年に発売開始されたシリーズ。
第一期ウルトラシリーズについて扱ったマニアックな構成が人気を集め、89年には1時間構成の全5巻を30分の2本ずつに分割しての新版が廉価再発された
基本的な構成としては、シリーズのタイトルロゴ映像が流れ、そこから1体ごとに異なる独自のフォントでタイトルロゴ風に描かれた怪獣名を表示後、各怪獣の映像を紹介する形式となっている
なお、表記は伏せるが、オリジナル版では、『ウルトラセブン』登場のポール星人とクレージーゴンの肩書きが、ある単語を使っていたため、それぞれ「ミニ宇宙人」、「ロボット怪獣」に修正され、同時に肩書き部分のナレーションもカットされている。
ナレーションは、発売直前に放送されていた帯番組『アンドロメロス』のナレーションを務めていた津田喬氏が担当している。


ラインナップ一覧

オリジナル版
作品名 巻数 紹介怪獣
ウルトラQ 1 全怪獣を紹介
ウルトラマン 1 ベムラー~ヒドラ
2 ケムラー~ゼットン
ウルトラセブン 1 クール星人~ポール星人&ガンダー
2 ギエロン星獣~アイアンロックス
再発版
ウルトラQ 1 ゴメス~バルンガ
2 ラルゲユウス~トドラ
ウルトラマン 1 ベムラー~ガボラ
2 ジラース~ヒドラ
3 ケムラー~ウー
4 ケロニア~ゼットン
ウルトラセブン 1 クール星人~アイロス星人
2 ペダン星人&キングジョー~ポール星人&ガンダー
3 ギエロン星獣~ダンカン
4 ザンパ星人&ペテロ~パンドン

新ウルトラ怪獣大百科


新 ウルトラ怪獣大百科シリーズ

ジャンル 再編集作品シリーズ
メーカー 日本コロムビア
メディア VHS
発売年月 1993~94年
収録時間 50分
巻数 全10巻
ポイント 2期シリーズと80の怪獣を紹介
旧シリーズ以上にマニアックな構成
ウルトラシリーズ


概要(新)


第1期ウルトラシリーズを扱った旧シリーズから数年のブランクを経て、第2期ウルトラシリーズ4作品と『ウルトラマン80』の5作品を扱った新シリーズとして展開されたもの。
ナレーションは野田圭一氏へと交代しており、渋さと軽妙さが混ざった氏特有のナレーションで楽しませている*1
ブルーバックにそれぞれが異なる独自のフォントロゴで怪獣名が表示されていた旧シリーズとは異なり、本シリーズでは『ウルトラマンA』の影絵を流用しており、フォントも統一されている。


ラインナップ一覧(新)

作品名 巻数 紹介怪獣
帰ってきたウルトラマン 1 アーストロン~プルーマ
2 キングマイマイ~ゼットン2代目&バット星人
ウルトラマンA 1 ベロクロン~スフィンクス
2 ヒッポリト星人~ジャンボキング
ウルトラマンタロウ 1 アストロモンス~ムルロア&ウルトラ・ラビドッグ&スペースモス
2 ムカデンダー~バルキー星人&サメクジラ
ウルトラマンレオ 1 マグマ星人~プレッシャー
2 オニオン~ブラックエンド
ウルトラマン80 1 クレッセント~アルゴン
2 ゲラ~マーゴドン

再発

のちに旧・新シリーズとも、2000年代にまとめて『ウルトラ怪獣大百科』にシリーズを統一して、DVDとして再発されている(セル・レンタル共通)。

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最終更新:2025年03月22日 12:49

*1 特に『帰りマン』2巻のヤメタランスの紹介パートでは、怪獣の特性に合わせて演技を変えている。