ウルトラシリーズ(劇場映画作品)

ここでは、実写作品のみについて扱います。
なお、海外作品の『G』2作品については別項をご参照ください。


ジャンル 劇場映画作品
メーカー リスト欄を参照
メディア VHS
LD
発売年月 リスト欄を参照
ウルトラシリーズ

概要

ウルトラシリーズの劇場映画作品の映像ソフトは、本編シリーズ同様に大きく流動的であり、発売メーカーは作品の系統ごとに分担されていた*1
1998年公開の『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ』以降は、バンダイビジュアル(現:バンダイナムコアーツ)からの発売で統一されるようになる。
翌1999年公開の『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア』をもって、LDとしての展開を終了し、以降はDVDとの同時展開となるが、VHSとしても2005年発売の『ULTRAMAN』で最後となる。
なお、『ウルトラマンG ゴーデスの逆襲』、『同 怪獣撃滅作戦』の2作品については、別項で述べる。

ラインナップ一覧


VHS

タイトル メーカー 備考
昭和作品
長篇怪獣映画 ウルトラマン ネットワーク*2 発売時期によってパッケージ違いが存在
実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン 東芝
ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 日本コロムビア 発売時期によってパッケージ違いが存在
ウルトラマン 怪獣大決戦 東芝
ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団 日本コロムビア 発売時期によってパッケージ違いが存在
ウルトラマン物語(ストーリー)
平成作品
ウルトラマンゼアス ソニー・ピクチャーズ 巻頭には、『ゼアス』PSゲームのCM→「ウルトラマンワンダフルワールド」レンタル告知を収録
甦れ!ウルトラマン
ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影 併映アニメ『ウルトラニャン』も収録
ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち バンダイ 併映アニメ『ウルトラニャン2 ハッピー大作戦』も収録
ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦 併映アニメ『ウルトラマンM78劇場』も収録
ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY
ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT
ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET
ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE
ULTRAMAN

LD

タイトル メーカー 備考
昭和作品
長篇怪獣映画 ウルトラマン ハミングバード 仕様変え再販あり
実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン
ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 日本コロムビア
ウルトラマン 怪獣大決戦 ハミングバード 仕様変え再販あり
ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団 日本コロムビア
ウルトラマン物語(ストーリー)
平成作品
ウルトラマン ワンダフルワールド ソニー・ピクチャーズ 『ウルトラマンゼアス』、『甦れ!ウルトラマン』の2作品に加えて、アニメ『ウルトラマンカンパニー』の3タイトルをまとめたもの
ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影 併映アニメ『ウルトラニャン』も収録
ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち バンダイ 併映アニメ『ウルトラニャン2 ハッピー大作戦』も収録
ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦 併映アニメ『ウルトラマンM78劇場』も収録

各作品ごとの概要


昭和作品

  • 『長篇怪獣映画 ウルトラマン』
VHS版は1988年頃にバンダイのエモーションレーベルとなるネットワークから発売され、初版はマニア向け仕様のバッケージであったが、92年頃に児童向け風のパッケージで再発された。
LD版はハミングバードから89年頃に初版が発売され、93年頃には同社を引き継いだマイカルハミングバードが発売、バンダイが販売を担当し、一部仕様を変更した新版として再発された。
  • 『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』
VHS版は1988年に東芝映像ソフトから発売され、巻末には実相寺監督が東宝ビルトと円谷プロ怪獣工場を訪ね、デザイナーの池谷仙克、光学担当の中野稔、特撮ライターの池田憲章各氏との対談も交えて、自身の演出による14分の短編映像『夢の跡〜ウルトラマンの工場*3』が収録された。
LD版はハミングバードから89年頃に初版が発売され、93年頃には同社を引き継いだマイカルハミングバードが発売、バンダイが販売を担当し、一部仕様を変更した新版として再発された。
  • 『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』
VHS・LDとも、日本コロムビアからの発売であり、どちらも日本語吹き替え版を収録しているが、時期によってパッケージの仕様が変更されている。
作品そのものの事情ゆえか、現在は日本国内では貴重な映像ソフトである。
  • 『ウルトラマン 怪獣大決戦』
『実相寺』同様、VHS版は1988年に東芝映像ソフトから発売されたが、本作では特典映像は存在しない。
こちらもLD版はハミングバードから89年頃に初版が発売され、93年頃には同社を引き継いだマイカルハミングバードが発売、バンダイが販売を担当し、一部仕様を変更した新版として再発された。
  • 『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』
『6兄弟VS怪獣軍団』同様、VHS・LDとも、日本コロムビアからの発売だが、時期によってパッケージの仕様が変更されている。
併映のアニメ映画『ウルトラマンキッズ M7.8星のゆかいな仲間』も、同社から発売された。
  • 『ウルトラマン物語(ストーリー)』
こちらも『6兄弟VS怪獣軍団』、『ZOFFY』の2作品同様、VHS・LDとも、日本コロムビアからの発売だが、同じく時期によってパッケージの仕様が変更されている。

平成作品

『ウルトラマンゼアス』関連作品は、併映含めてソニー・ピクチャーズから発売されたが、『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』以降はバンダイ発売へと切り替わっている。
  • 『ウルトラマン ワンダフルワールド』
『ウルトラマンゼアス』、『甦れ!ウルトラマン』、アニメ映画『ウルトラマンカンパニー』の3作品を上映した興行の総称。
VHSは各作品とも単品として発売され、LDはA面に『ゼアス』、B面に残り2作品を収録している。
  • 『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』
VHS・LDとも、併映のアニメ映画『ウルトラニャン』を収録している。
  • 『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』
レンタル版VHS・LDとも、併映のアニメ映画『ウルトラニャン2 ハッピー大作戦』を収録している。
セル版VHSは本作のみの単品として、ばっちしV枠で発売され、この流れは『コスモスVSジャスティス THE FINAL BATTLE』まで続く。
セル版の巻末おしらせ映像は、『ガイア』のキャンペーンCMおよび、『ティガ・ダイナ&ガイア』の特報映像を収録。
  • 『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』
こちらもレンタル版VHS・LDとも、併映のアニメ映画『ウルトラマンM78劇場』を収録している。
なお、LD版が発売されたのは本作が最後となった。
セル版は前作同様の単品として、ばっちしV枠で発売。
  • 『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』
本作から併映アニメ作品が廃止され、VHS版はレンタル・セルとも単品となり、同時にLDに代わってDVDが発売された。
  • 『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』
レンタル・セルとも単品扱い。
  • 『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』/『新世紀ウルトラマン伝説』
2作品とも、レンタル・セルとも単品扱いで発売された。
  • 『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』/『新世紀2003ウルトラマン伝説』
前作と同様の構成だが、ばっちしV枠としてセル版が展開されたのは、本興行の2作品が最後となった。
  • 『ULTRAMAN(映画)』
テレビシリーズ同様、最後のVHSタイトルとなった。

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最終更新:2025年05月07日 18:54

*1 主に『ウルトラマン(初代)』本編の再編集の色合いが強いものがバンダイ&東芝、娯楽性の強いものが日本コロムビア系統に振り分けられていた。

*2 バンダイのエモーションレーベルの一つ。

*3 この短編映像は、2000年代に発売されたDVD版でも収録されている。