概要
東急5000系
は、東急田園都市線の通勤型車両。JR東日本のE231系をベースとしており、系列車に東急東横線用の
東急5050系
、東急目黒線用の
東急5080系
、横浜高速鉄道所属の
Y500系
がある。
本ページでは東急5000系列の全形式を記載する。
本ページでは東急5000系列の全形式を記載する。
目次
東急5000系(田園都市線所属車)
| 東急5000系 | |
|---|---|
| 運用者 | 東急電鉄 |
| 投入路線 | 東急田園都市線 |
| 運用路線 | 東急田園都市線 東京メトロ半蔵門線 東武スカイツリーライン |
| 両数 | 10両 |
| 合計製造数 | 266両 |
| 廃車数 | 45両(6扉車) |
| 転属車数 | 9両(東急5050系へ) |
| 製造年 | 2002年~2006年 |
| 運用期間 | 2002年5月2日~ |
| 軌間 | 1,067mm(狭軌) |
| 電気方式 | 直流1,500V |
| 最高速度 | 120km/h |
| 起動加速度 | 3.3km/h/s |
| 減速度 | 3.5km/h/s(常用) 4.5km/h/s(非常) |
| 全長 | 先頭車 : 20,100mm 中間車 : 20,000mm |
| 全幅 | 2,800mm |
| 全高 | 4,050mm |
| 車体 | 軽量ステンレス |
導入後の変遷
- 2005年2月14日から、混雑緩和を目的として6扉車を導入した。本車両は座席格納機構等も備えており、渋谷駅での混雑が特に激しい位置の2両に連結された。その後3両に増結され朝夕の混雑緩和に一役買ったものの、ホームドアの設置が決定したことから全編成を4扉車に統一することを余儀なくされ、2017年5月までに新造の4扉車を組み込んだうえで置き換えられた6扉車45両は廃車となった。
- 5118~5122Fの4編成は他の5000系と遜色ない仕様で落成したものの、増備計画の変更等に伴い東横線に投入された。5121Fのみは田園都市線でも運用された実績がある。これらに関しては東急5050系の項目に記載している。
東急5050系
基本情報
| 東急5050系 | |
|---|---|
| 運用者 | 東急電鉄 |
| 投入路線 | 東急東横線 |
| 運用路線 | 東急東横線 東急新横浜線 みなとみらい線 地下鉄副都心線 東武東上線 西武池袋線 相鉄本線 相鉄いずみ野線 |
| 両数 | 0番台 : 8両 4000番台 : 10両 |
| 製造数 | 325両 |
| 廃車数 | 16両 |
| 製造年 | 2002年~ |
| 運用期間 | 2004年4月1日~ |
| 軌間 | 1,067mm(狭軌) |
| 電気方式 | 直流1,500V |
| 最高速度 | 120km/h |
| 起動加速度 | 3.3km/h/s |
| 減速度 | 3.5km/h/s(常用) 4.5km/h/s(非常) |
| 全長 | 先頭車 : 20,200mm 中間車 : 20,000mm |
| 全幅 | 2,820mm |
| 全高 | 4,050mm |
| 車体 | 軽量ステンレス |
4000番台
2013年3月16日より東京メトロ副都心線経由で東武東上線、西武池袋線との直通運転を開始することに伴い10両編成を新造した。これまでの8両編成が区分されている0番台と区別をするため、これらの編成は4000番台と区分され、車番も5***ではなく4***となっている。
まず、4101Fから4110Fが製造されたが、最終編成となる4110編成のみ全幅を5000系・5080系と同様の2800mmとし、全路線に乗り入れられるようにしたうえで渋谷ヒカリエ開業1周年を記念した「Shibuya Hikarie号」として特別塗装を施し、内装にも手を加えたうえで2013年4月26日から運転を開始している。詳細は特別塗装の項目で紹介する。
その後4111F~4115Fがそれぞれ0番台から改造の上で運用を開始した。これらの編成は4・5両目を新造し10両編成としているが、そのうちの4112F~4115Fは4・5両目を座席指定サービス「Q-SEAT」とし、固定運用に就いている。ただし、「Q-SEAT」が組み込まれていない4111Fは6・7両目を新造している。
まず、4101Fから4110Fが製造されたが、最終編成となる4110編成のみ全幅を5000系・5080系と同様の2800mmとし、全路線に乗り入れられるようにしたうえで渋谷ヒカリエ開業1周年を記念した「Shibuya Hikarie号」として特別塗装を施し、内装にも手を加えたうえで2013年4月26日から運転を開始している。詳細は特別塗装の項目で紹介する。
その後4111F~4115Fがそれぞれ0番台から改造の上で運用を開始した。これらの編成は4・5両目を新造し10両編成としているが、そのうちの4112F~4115Fは4・5両目を座席指定サービス「Q-SEAT」とし、固定運用に就いている。ただし、「Q-SEAT」が組み込まれていない4111Fは6・7両目を新造している。
特別塗装
2026年4月時点で実施されている特別塗装は主に5つ。
0番台/5000系
- 5122F :「青ガエル」 東横線開業90周年に伴い、「青ガエル」の愛称で親しまれた初代5000系のデザインを基にした復刻塗装を施した。好評に伴い当初予定していた期間を2度延長し、現在でも運用を行っている。本wikiのメンバーであるGreenfrog0908氏のあだ名の由来でもある。
- 5175F :「SDGsトレイン」 「持続的なまちづくり・成長」を営業理念に掲げる東急電鉄、阪急電鉄、阪神電鉄の3社で協同して、取り組みに対する認知度向上等を目的としたラッピングである。東急東横線、東急田園都市線、東急目黒線、東急世田谷線と阪急京都線、阪急宝塚線、阪急神戸線と阪神本線でそれぞれ1編成ずつ塗装が施されており、そのうち東横線では5175Fに特別塗装が施されている。
4000番台
- 4104F :「彩りを描く特別な電車」 2025年11月から始まったラッピングで、株式会社へラルボニーと協業の上実現。同社契約のアーティスト、中島敏也氏が東急電鉄の企業スローガンである「人へ、街へ、未来へ。」や、実際の乗車体験をもとに描いたアート作品をラッピングした車両となっている。
- 4105F :「enjoy!WEST 新幹線ラッピング」 東急新横浜線開業に伴い、東急沿線と東海道新幹線へのアクセスが向上したことから東急電鉄とJR東海が行うプロモーション企画の一環。東急目黒線の3020系にも施されている。JR東海の全面協力のもと、車体一面に新幹線の白と青の塗装を纏い運転をしている。
- 4110F :「Shibuya Hikarie号」 渋谷ヒカリエ開業1周年を記念し2013年4月26日から運転を行っている。車体には渋谷のビル群を、ヒカリエをイメージする金色をメインに描いており、車内は1~10号車までを「クリア」「シック」「アクティブ」という3コンセプトに分けそれぞれ別々にデザイン。色調を巧みに使い、巧妙に演出している。また、上記の通り車体幅を他の編成より20mm小さくしたことで他の東急の路線でも走行することができるようになっている。
導入後の変遷
- 2013年2月15日、元住吉駅構内にて5050系5155FがY500系Y516Fに追突する事故が発生。この事故の影響で5155F、Y516F共に廃車となり、東急電鉄が横浜高速鉄道側への補償として5050系5156Fを譲渡。Y517Fとして現在も運転されている。
- 上記の通り、5166~5169,5173Fの5編成は10連化の上4000番台へと改番されている。前後の車番の変更は以下のリストの通り。なお、新造された中間車と従来車では帯の太さなどに若干の差異がある。同形式にはこの他にも多数の細かい差異があり、沼にはまるとなかなか抜け出せない。
| 改番前 | 改番後 |
|---|---|
| 5166F | 4112F |
| 5167F | 4113F |
| 5168F | 4114F |
| 5169F | 4115F |
| 5173F | 4111F |
- 5176Fのサハ5576号車は東急電鉄と総合車両製作所(J-TREC)が共同開発した次世代ステンレス車両「sustina」の試験車両としても製造され、車体構造等が他の車両とは異なっている。
- 元住吉駅での事故で失われた2編成分の代替として、5177Fと5178Fが2019年度までに導入された。この2編成は同事故での教訓としてスカート形状を変更しスノープラウを取り付けるなどの仕様変更が行われた。
東急5080系
基本情報
| 東急5080系 | |
|---|---|
| 運用者 | 東急電鉄 |
| 投入路線 | 東急目黒線 |
| 運用路線 | 東急目黒線 東急新横浜線 地下鉄南北線 埼玉高速鉄道線 都営三田線 相鉄本線 相鉄いずみ野線 |
| 両数 | 8両 |
| 製造数 | 78両(*1) |
| 製造年 | 2002年~ |
| 運用期間 | 2003年3月13日~ |
| 軌間 | 1,067mm(狭軌) |
| 電気方式 | 直流1,500V |
| 最高速度 | 120km/h |
| 起動加速度 | 3.3km/h/s |
| 減速度 | 3.5km/h/s(常用) 4.5km/h/s(非常) |
| 全長 | 先頭車 : 20,200mm 中間車 : 20,000mm |
| 全幅 | 2,800mm |
| 全高 | 4,050mm |
| 車体 | 軽量ステンレス |
導入後の変遷
- 登場当初は6両だった同形式だが、2022年までに全編成が8連化された。
- 2023年からは相鉄との直通運転にも使用されている。
横浜高速鉄道Y500系
基本情報
| 横浜高速鉄道Y500系 | |
|---|---|
| 運用者 | 横浜高速鉄道 |
| 投入路線 | みなとみらい線 |
| 運用路線 | 東急東横線 東急新横浜線 みなとみらい線 地下鉄副都心線 西武池袋線 |
| 両数 | 8両 |
| 製造数 | 48両 |
| 廃車数 | 8両 |
| 製造年 | 2003年 |
| 運用期間 | 2004年2月1日~ |
| 軌間 | 1,067mm(狭軌) |
| 電気方式 | 直流1,500V |
| 最高速度 | 120km/h |
| 起動加速度 | 3.3km/h/s |
| 減速度 | 3.5km/h/s(常用) 4.5km/h/s(非常) |
| 全長 | 先頭車 : 20,200mm 中間車 : 20,000mm |
| 全幅 | 2,820mm |
| 全高 | 4,050mm |
| 車体 | 軽量ステンレス |
導入後の変遷
- 5050系の項目でも解説を入れているが、2014年2月15日の元住吉駅での追突事故の際にY500系Y516Fと5050系5156Fを交換しており、Y516Fはそのまま廃車、5156Fは段階を踏んで東急の仕様からできる限り横浜高速鉄道の仕様に変化していった。がやはり元の形式が異なることから多少の差異は残っており、例を挙げると側面のグラデ―ションの青の色が少しだけ濃くなっているなど、もっと他にもある。
- Y517Fは横浜高速鉄道で最後まで3色LEDを使用している編成だったが、2025年11月に側面のものをLCD式のものに(国内ではスペーシアX、京阪3000系プレミアムカーに次いで3例目、通勤車両としては国内初)変更し、翌年2月に前面のものもフルカラー化されている。