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したらばSS作品 新聞部 ◆Yx1H.SDyn6 4-1

193 名前:新聞部 ◆Yx1H.SDyn6[] 投稿日:2010/01/10(日) 06:24:17 ID:mqoorPSY


朝のHRの始まる2時間前―――時間にして6:30位
部員二名の新聞部は今日もメールボックスのチェックに余念がない。
しかし、学園私書箱に朝刊を取りに行った後輩の升目しらせを後目に
部長である導慶は自分のノートパソコンの前で突っ伏していた。

「扱いが悪いゾ、空母の一隻ぐらい良いじゃないカ…」
「何の話ですか編集長?」
朝刊とパンパンに膨らんだ小さな黒いビニール袋を突っ伏す部長の傍らに置き
しらせはすぐ側にあるデスクに着く。
「…んア?ああ、ただの寝言ダ!気にするナ」
慶は作業を続けていたかのように身体を起こす。コキリと肩が鳴る
「ならいいんですけど…見て下さい、こんなにお葉書が」
「何処に入ってたんダそれ。
何々、『Tさんを探して下さい』『TさんはTランクの生徒だぜ』…」
「全部『Tさん』に絡んだハガキなんです編集長…」
「これ、全部イタズラハガキじゃねえのカ?
第一、前の話で『メールボックスに放り込まれた投書を~』
とか言ってたのにガン無視なのカ」
「(…前の話?)えと、どうも何故か小田先ぱ…ゴホン、
ハッカーらしき人が一暴れしたようで
今朝になるまで学園全体のメールサーバがハッキングされて
送っても全然違う受取人に届くなんてことになってたようです」
「うわ本当ダ。投書箱に大量のラブメールが…ム」
「どうかしたんですか?」
「これ、面白そうだナ…」

慶はメールボックスの中に紛れた『侵入者』と書かれたメールをクリックする

情報屋から酒場で聞いたヨタ話だが
どうも私達教員の中に不純物が潜んでいるようだ。
奴の情報だ、万全を期す為にも君達自警団に外部から調査を依頼したい
もし不純物を発見した場合は極力交戦を避け、
すぐ私に報告しなさい。
解決の際には私が口添えでも何でもしてくれよう。

「というか、これに足を突っ込むのはヤバいんじゃあ…」
「(聞いてない)…libitscience@gakuen.co.jp、恐らく送り主は 科学の理琵戸先生カ」
「編~集~長~、やめましょうよ~…」
「うっさいナ。ようやく『編集長』を覚えたのは褒めてヤる。
だがナ、しらせ。お前に拒否権はないのダよ!
さ、HRが始まる前にとっとと調査に行くゾ」
「分~か~り~ま~し~た、あたしは先輩の犬奴隷です。
きゃー、しびれるーあこがれるー(棒読み)」
「分かれば良いんだヨ」

「ところで編集長、『Tさん』はどうします?」
「しらせ、世の中には絡んじゃいけない事件って物が有るんだ…」
「(むしろ侵入者云々の方が…)そうですか」


一方、職員室では焦る大人が一人。
「クッ…誰にメールが行ったんだ、何とかして口止めせねば…」
「あれ、リビト先生。何慌ててるんですか?」
趣味の人形弄りの手を止めて考え込む理琵戸を見て
話しかけずには居られなくなった用務員も一人。
「…一条か。関係ないと言いたい所だが、今回メールサーバーを修復したのはお前か」
「違いますよ?あくまで僕の修復は物体にしか行使できませんし…」
「なら、メールの送信を受け持っている部署は何処だ」
「本当に慌ててませんか?」
「ば、馬鹿を言うな。私は慌てていない、絶対だ」
「…確か、メール等の通信は先見橋の袂の交信所が管理してるんじゃ」
「恩に着る!」
全てを言い終わる前に走って職員室を飛び出した理琵戸
一条はただポカーンと背中を見つめることしか出来なかった。
「やっぱり慌ててたんだ…」

194 名前:新聞部 ◆Yx1H.SDyn6[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 06:26:05 ID:mqoorPSY
少しして入れ違いに新聞部の二人が職員室に訪れた。
「うーむ、ここからどうするかナ」
「先輩…あたし…Tさんの取材がしたいです…」
「あきらめたら?」
しらせはもう止めても無駄なことを悟り、抵抗を諦めた

「ム、トレードマークの人形を残して本人が居ないゾ?」
慶は何処ぞへ走り去った理琵戸の机を指差す
「きっと、神様が『この取材は止めろー』って」
「(無視)あ、お久しぶりでス、一条さん。最近飲みに来てくれなくなって寂しかっタんですヨ?」
慶は朝の無駄話も終えて用務員室へ戻ろうとする一条のスーツの袖を捕まえた。
「導ちゃんか。久しぶりだが、安月給の用務員様に
ボッタクリバーの如くコーヒーで金を取る生徒とは仲良くしたくないぞ」
「ま、ま。そんなこト言わず二、…少し、HRまで『お茶』でも」
「…お茶、なら良いかな」

しらせは知っている。新聞部室にお茶のパックは無い。
明らかにまたボる気満々の部長を見て少し恐ろしく感じた。
――が、予想は以外な方に外れた。

部室に戻る三人。
慶はおもむろに自デスクの後ろにかけられたチャイナ服の胸らへんをまさぐる。
すると、紅茶のパックが出てくる出てくる。
「何処にしまってるんですか…」
「購買のパットは高いからナ、それに紅茶の香りがチャイナ服に付いて良い感じダ」
「…ゴホン!それで、僕を呼んだのはどういう用件かな?導ちゃん」
痺れを切らした一条さんは貧乏揺すりでビートを刻む。
「少し、聞きたいことが有るんでス。その前に」
「うん?」
「…他の先生達には他言無用でお願いしまス」
「分かった。…聞こうじゃないか」

慶は例のメールを一条さんに見せる。
「間違いない。これは理琵戸先生のアドレスだ」
「ビンゴ。と、言うことは理琵戸先生が居なかったのハ…」
「恐らく交信所でメールの受け取り主を調べて、口止めにかかるつもりだったんだろうね。
一般生徒にこのメールが渡ってたらもっと広まってたところだ」
「神の悪戯に感謝、かナ?」
「悪戯しなければよかっただけの話だがな。
で、どうするんだ?たぶん理琵戸先生は有無を言わさず口止めに来るぞ」
「確かにあの先生は言って聞く人じゃありませんネ。
そこで、一条さんに頼みがありまス」
「危ないことは勘弁」
「理琵戸先生の戦闘人形を盗み出しテ…え?」
「やっぱりそう来ると思ったよ。知るのは良いけど巻き込まれるのは勘弁だ、
しかも僕はリフィター(非戦闘員)だよ?逃げ切れるわけがない」
「知った時点で一蓮托生ですヨ。後で『…よりによって噂好きのお前が知るとはな』
ってあの人にボコられるんですカら」
「確定事項?!…まあ、そうなりそうだね。でも、盗んだ所でどうするんだ?」
「少し細工をして返すんでス。…話している時間も惜しいですネ、早速行って下さい」

195 名前:新聞部 ◆Yx1H.SDyn6[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 06:28:06 ID:mqoorPSY
数分後、交信所から戻った理琵戸は真っ直ぐに新聞部室を目指した。
その最中で自分の人形を抱えて職員室へ向かう一条を見つけ即座に声をかけた
「一条、私の『パリアッチョ』を持って何をしている?」
一条さんは内心ビビりまくっていた。
(こんなに早く帰ってくるなんて!)
そこで、事前に仕込まれた慶からの誤魔化し文句を思い出す。
「こ、ここ。回路のショートで髪の毛が焼けてたから
理容部のウイッグから拝借して治してたんだ」

理琵戸の人形は二種類有る。
一つは能力によって瞬時に現れる『マザータイプ』
もう一つは能力非使用時に使う『チャイルドタイプ』
『マザータイプ』は能力によってアンプルに閉じこめた他人の感情を
マテリアライズする事によって生まれる人形であり、
能力を解除するとアンプルに戻る。
ちなみに『マザータイプ』と称しているが見た目はロリぃらしい。

『チャイルドタイプ』は理琵戸が自らの能力を研究して作った人形である。
簡単な電子回路を持ち、背中からアンプルを挿入することで
擬似的に『マザータイプ』のような動作を可能とする。
ただ、実在する人形という媒介を用いているため性能は数段落ちる。
「雑魚相手に彼女を使うまでも無い、だからこの子達が必要なんだ」と彼は言う。

大分話が逸れたのだが『チャイルドタイプ』の思考回路は量産前提のため
回路が安く、よくショートする。
理琵戸はこのショートの修理を一条さんによく依頼する―――


「…フム、まあ良い。それを寄越せ、少し指導が必要な生徒が居るんだ」
「あ、じゃあどうぞ」
一条さんは肩の荷が降りたような顔で『パリアッチョ』を手渡す。
「一条、いつも私の人形を治してくれて嬉しいぞ」
「…なっ、せ、先生」
「行って来る」
初めて見せた理琵戸のデレに一条さんは
これまたポカンと走り行く背中を見つめるだけである。

「悪いことしちゃったな…」

196 名前:新聞部 ◆Yx1H.SDyn6[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 06:29:19 ID:mqoorPSY

時刻は7:30、多くの部活は朝の活動に精を出している。
当然新聞部も…!理琵戸は冷静な顔の裏で焦りに焦った。

『パリアッチョ』を近くの壁に立てかけ、ノック無しに新聞部室の扉を開ける。
「導、升目。メールボックスを見てはいないか?」
「しりませーん」としらせはしらを切る。
「コレのことですカ?」
慶はメールボックスを開いた状態でノートパソコンの画面を理琵戸に向ける。

「(えええええええ!編集長、誤魔化せばバレなかったんじゃ)」
「(おっ、念話の使い方を覚えていたカ。感心感心)」
「(ちゃんと答えて下さい!)」
「(分かっていル。だがナ、私達がここにいる時点でメールをチェックしていることは
先生も分かっているはずダ。しらばっくれても無駄ダ、
公式な部活の資料にも開始6:20と書いて有るんだからナ)」
「(でも…)」
「(しかしダ、しらせ。情報を握っていると言うことは交渉の余地も有るかも知れなイ。
まずは協力を申し出て、断られたらメールを消して黙りまスって言うだけダ)」
「(成る程、でも協力だけは勘弁…)」
「(まあ、やるだけやってみるサ)」
ここまでで僅か2秒。
念話は異なった時間軸に精神を送り込んで会話しているため
通常の会話と経過時間が違うのだ。

「…選択肢をやろう、今すぐメールを消すか消さないかだ」
「先生、猫の手も借りたく有りませんカ?」
「お前達は確か二人ともリフィターのはずだ。
役にも立たん手を借りたとあっては私の名に傷も付く、交渉は決裂だ」
「なラ、少し私の力を見ていってはどうですカ?」
「…私の勇名を知っていて尚挑発するか、面白い。HRまでの退屈しのぎにはなるかな?」
「いやァ、HRまでで済めば良いんですけどネェ…」

理琵戸と慶はベンチから試合へと立ち上がる選手の出で立ちでそそくさと部室を後にする。
その際、理琵戸の目には慶しか入っておらず、しらせは一人部室に取り残される形になった。

197 名前:新聞部 ◆Yx1H.SDyn6[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 06:30:07 ID:mqoorPSY
ポカンと開け放たれたドアを見つめていると一通の紙飛行機がドアの向こうから滑空して来る。
そして容赦なくしらせのおでこに刺さる。意外と痛い。

「編集長…一体何を」
紙飛行機を開いても何も書かれていない。
もしやと思い、しらせは慶のデスクの引き出しからライターを取り、
紙を火で炙りだした。

コレを読んでいる頃には恐らく私は先生を挑発するなりして
無理矢理交戦状態に持ち込んでいるはずダ。
あの先生の勇名には『戦闘狂』という一面も有ル。
だから、闘いを餌にすれば時間稼ぎは出来ると踏んだ。
とは言え、HRを過ぎてまで先生も事を運べまいて。
HRまでに勝てば恐らく先生は我々を共同戦線に誘う。
負けたところで十分時間稼ぎは出来たことから同様であろう。
もっとも、瞬殺されたらお前も仕舞いダ。
腹括っとけしらせ
――なお、この手紙は10行後に爆発する。

「(…十行後?)編集長…結局、闘い続けることに変わりは無いんですね…」

グラウンドより少し離れた森林エリア。二人はここを戦場に選んだ。
「ここなら余計な邪魔も入るまい。私は弱者には寛容でね、優しく刻んであげよう」
「有り難いネ。授業で見せてくれない顔してるヨ、先生」
「無駄話はここまでだ。授業を始めよう」

人差し指を横に振ると同時に突如三体の人形が地面を割って現れた。
「紹介しよう、『プリマーダ』『ポロネズ』『ソルダート』だ…」
(10行目なので部室の手紙と共に爆発) 指を指すたび紹介された人形達が爆裂する。
「…なッ!?」
「時限言霊…まぁ、もう少し人形が出るのが遅かったら発動しなかったんだがナ」
「『パリアッチョ』…姦れ」

彼の人形のポテンシャルはアンプルにも寄るが軽く人間の反応速度を超える事が多い。
ただそれは『マザータイプ』の話であって
『チャイルドタイプ』ではそこまでのポテンシャルは発揮されない。
ただ、数段落ちるその身体でも並の人間には追えないスピードの攻撃が備わっている。

「…ツミキクズシ」
慶が呟くのと同時に『パリアッチョ』はバラバラに崩れ去った。

198 名前:新聞部 ◆Yx1H.SDyn6[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 06:30:50 ID:mqoorPSY
「馬鹿な、コレも言霊か?」
「予め細工させていただきましたヨ、先生」
「…ック、クッ、ハッハハハッッハハハハッハハハハハハハッハハハッハハハッハハハ」
「何を笑ってらっしゃるのですカ、先生?」
「…その程度か、お前の自信という奴は。
私のチャイルドを全て足止めしただけで良い気になって居るのではないか?」
「…まさか、まダ?!」
「さぁ、調子に乗っている生徒を教育したいんだ。一緒に来てくれるな、『ハルヒコ』」
理琵戸がアンプルを軽く左手の人差し指でなぞると
何処からともなく彼の前に金属棒を持った人形が現出した。

「…うわぁ、釈君にそっくりだナ」
「当然だ。これは先日校内を暴れ回っていた釈 晴彦を取り押さえ、
暴走した偏執的な感情をそのまま詰めた物だからな」
「…切り札って訳ですカ」
「流石にアンプルに能力まではコピーできないが…
元の人物から身体性能は折り紙付だ。さぁ、授業を再開しよう」

ハルヒコの高速の棒捌きは慶の目では捕らえられなかった。
二、三度身体が軋む音をたてながら宙空に舞う。
厳牢符の効果でで身体を覆っていなければいとも容易く戦闘不能になっていただろう。
(このままじゃ埒が明かないネ…待てヨ、これは能力の産物ダ
使用者を真っ先に討てば…いや、あの人形が居る限り近づけなイ。
遠距離…取れルか?!)

「どうした、もう降参か?散々見栄を切った割にはつまらない最後だな」
「…導術、命泉」
慶は動作無しで目に見える範囲の落ち葉達に命を与えた。
落ち葉達は自らの命の母を守るために『ただの落ち葉』を装って
慶を覆い隠そうとする。と、同時に理琵戸の視界も奪っていく。
「森林王め、循環を始めたか。ならば、老いる前に急がねばな」

森林王は森林エリアを統括する番人であり、
その森林の命を管理する神とも言える人である。
森に木が増えすぎると循環の名の下に枯らせ、動物が増える。
木が減ってくると動物を媒介にし、循環の名の下に生やす。
これを繰り返すことで森の環境は一定に保たれているため、
森林王は能力者全体からも結構尊敬の目で慕われている。
ただ、森の中の動植物全てが対象のため、森に踏み込んだ者もその例外ではない。
――もっとも、これは森林王の仕業ではないのだが。

199 名前:新聞部 ◆Yx1H.SDyn6[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 06:31:12 ID:mqoorPSY
「もう遅いヨ、先生」
「…ッ!」
傍らから声がした――と思ったら理琵戸の身体は粘着質な紙でグルグルと縛られていた。
「ふう…隠れんぼは大変ネ」
慶は葉の茂みから起きあがり理琵戸に歩み寄る。
慌ててハルヒコが迎撃に入るが、時既に遅し。
ハルヒコもいつまにか同じく縛られていた。

「先生達の頭上に捕縛符を持った私の子供達を配置したんでス。
…どうです先生、縛られる気分ハ?」
「フン、新しい何かに目覚めそうだが相手が生徒ではな。時間は…?」
慶は上着の横ポケットから携帯を取り出し、開いて見せた。
「8:15…HRまで15分か。導、さっさとコレをほどけ。…お前達も捜査に協力して貰うぞ」
「有り難き幸セ♪了解ですヨ」

数分後。慶は新聞部に鞄を取りに戻った。
しかし、しらせが昇降口で慶の鞄を持って帰りを待っていた為、
そのまま中等部と高等部の別れる階段まで一緒に歩いていくこととなる。

「――と言うわけで、私達新聞部も侵入者の捜査に当たることになっタ」
「(はぁ…)わー、すごーい」
「いやぁ、散々手を打ったけどギリギリだっタ。…どうしタ、嬉しくないのカ?」
「嬉しくないに決まってるじゃないですか!
文化部なのに最近戦ってばっかりで!
おかしいですよ編集長!荒んだ心に武器は危険なんですよ!」
「じゃあしらせ、お前はそれで良いのカ?」
「え?」
「お前はいつ学園を陥れかねない侵入者の存在を知って平気でいられるのカ?」
「平気でいられません、むしろ怖いです。
だから理琵戸先生や自警団に任せれば良いんじゃないかと」
「私だって怖いヨ。だからと言って、自警団だけじゃ職員室を探ることは出来まイ。
知った者の責任を果たしたラ即トンズラさ、約束する」
「本当ですか…?」
「ああ、本当ダ」
「…編集長、我が儘言ってすいませんでした!」
しらせは半ベソで慶に飛びつく様に抱きついた。
慶は困った顔をしながら、優しくしらせの頭を撫でる。
「よしよし、私にその気(ケ)は無いんだがナ。ドキッとしたぞ、しらせ」
「すいません…すいません…」
通りすがる生徒達に怪訝な目で見られつつ、二人は暫くこのままで居た。
慶が携帯の時計でHR5分前と気付くまでは…

前編 終

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最終更新:2010年01月22日 19:15
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