「おまえが幸せにならないと、私たちも幸せになれないじゃないか」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
「こんな幸せで良いのかな?」という本編及びその前日譚での苦難を知っている者からすれば
良いに決まっているだろう馬鹿野郎としか言いようがない
最愛の男の呟きに対する
レインの返答。
彼女がかつて抱いていた
貴方が幸せならば自分はどうなっても構わないという強がりから解放された事がわかる言葉。
「こんな幸せで良いのかな?」
「む。それは違うぞ馬鹿アッシュ。なんてこと言うんだ。この馬鹿、バーカ」
「おまえが幸せにならないと、私たちも幸せになれないじゃないか。
だからそっちが嫌だと言ってもずっとずっと傍にいて、笑顔にさせてやるんだからな」
「当たり前のことなんだから、忘れたりしないでよね」
絶対に貴方をひとりぼっちの英雄なんかにはさせないのだと告げたレインの言葉に
かつて彼女と
死闘を演じた雄々しき
煌翼も続く。
「その通りだ。たまには支えさせるがいい」
「おまえの旅路が誰かの明日を照らすなら、おまえの明日を照らす者が共に歩んでも良いだろう。」
「俺が認めた英雄に孤高はとても似合わんさ」
「そういうわけで観念しろよな。これからいっぱい取り戻そう」
かつて不倶戴天として相争った
愛と
誇りが「これこそおまえが
成し遂げた事だ」と言わんばかりに一致団結する様に
アッシュの抱いた些細な悩みは生まれた瞬間に吹き飛び苦笑と共に告げる。
「分かったよ。こいつはまったく、降参だ」
そうして何があっても決してこの絆を離さないという溢れんばかりの想いと共に二人は抱きしめ合い
「帰ろう、ナギサ。これ以上、皆を待たせちゃ悪いしな」
「うんっ」
かつてのように二人で界奏を煌めかせて、帰還を果たすのであった。
- カウントダウンもそうだったけどナギサちゃんとヘリオスさんが仲よさそうにしているところ見るだけで感慨深い気持ちになる -- 名無しさん (2019-04-08 10:45:45)
- ↑ガチ勢は方向性問わず意気投合するってホモコンビで実証されてるからな・・・ -- 名無しさん (2019-04-09 19:26:31)