元中国人民解放軍超能力者特殊部隊の出身である、二人の傭兵が用いる戦闘技術。
ザ・シックスの様に、幅広い超能力者を持った兵士を先んじて育成できた米国に対抗すべく、中国側は古来より伝わる人体の気を練る
“気功術”と、
超能力を組み合わせ、生身でありながら、個々で圧倒的な武力を操ることのできる一騎当千の兵を生み出す事に眼目が置かれた。
銃の弾丸等を無効化する念動防壁を纏い、気功術により極限まで引き上げられた身体能力で近距離に接近し、防御を物ともせず内と外から人体を次々と破壊する。
「ハハハハハハッ! 私にも遊ばせろよッ!!」
長年の洗脳を脱し、過酷な訓練の中で研ぎ澄まされた自尊心をむき出しにした虎一。
彼女は一切の容赦なく獲物の血肉を喰らう虎狼の如く、
禍々しい紅いオーラとして可視化された念動力と、気力とを織り交ぜ武術を振るう。
「功夫が足りんな」
そんな血気盛んな彼女を、静かに守り冷静な態度を崩さない虎二。
彼もまた屈強な肉体から、無駄なく破壊の拳を振るう。その一方で正確に眼前の兵士や敵超能力者の動きを把握する超感覚知覚を用い、己が身を高度な生体センサーと化して、彼女を補助する事が役割である。
最終更新:2021年12月06日 23:38