あらゆる世界の強者が一同に介し最強を決める大会、最強を求め日々鍛練を続ける格闘家である隆が参加しない道理などなかった
まだ見ぬ強敵との戦いに心踊らせる隆
平等を保つため試合当日、控え室での顔合わせまで対戦相手については秘匿という扱いなのもそれに拍車を掛ける
しかしそんな隆の昂りは控え室で一回戦の相手を見た瞬間に収まることとなった
「今日はよろしくお願い致します♥」
現れた相手がただの見た目麗しい淑女にしか見えなかったからだ
隆「本当に今日の対戦相手は君なのか?」
普段ならば戦う相手に対して敬意の欠けた絶対に言わないであろう一言
しかし、大きなピンクのドレスとそれでもなお隠しきれないプロポーション、細い手足に白く透き通るような肌、長い金色の髪とそこに乗った王冠(どうやら異世界の姫君らしい)
その全てが戦いとはかけ離れていて何かの間違いなんじゃないかと思わざるを得なかった
それを聞いた淑女は「そうですが何か問題でも?」と答え、プイッと顔を背けるとそのまま試合会場へと向かって行った
口調こそ穏やかなもの不機嫌なことがビシビシと伝わってくる
本当ならすぐにでも謝罪しに行くべきだと思ったが気まずさと謝っても逆効果になるであろうという考えが先行し、結局試合時間直前まで隆が控え室から出ることはなかった
まだ見ぬ強敵との戦いに心踊らせる隆
平等を保つため試合当日、控え室での顔合わせまで対戦相手については秘匿という扱いなのもそれに拍車を掛ける
しかしそんな隆の昂りは控え室で一回戦の相手を見た瞬間に収まることとなった
「今日はよろしくお願い致します♥」
現れた相手がただの見た目麗しい淑女にしか見えなかったからだ
隆「本当に今日の対戦相手は君なのか?」
普段ならば戦う相手に対して敬意の欠けた絶対に言わないであろう一言
しかし、大きなピンクのドレスとそれでもなお隠しきれないプロポーション、細い手足に白く透き通るような肌、長い金色の髪とそこに乗った王冠(どうやら異世界の姫君らしい)
その全てが戦いとはかけ離れていて何かの間違いなんじゃないかと思わざるを得なかった
それを聞いた淑女は「そうですが何か問題でも?」と答え、プイッと顔を背けるとそのまま試合会場へと向かって行った
口調こそ穏やかなもの不機嫌なことがビシビシと伝わってくる
本当ならすぐにでも謝罪しに行くべきだと思ったが気まずさと謝っても逆効果になるであろうという考えが先行し、結局試合時間直前まで隆が控え室から出ることはなかった
試合会場へとたどり着いた隆はさっそく周囲を見渡した
まず目に入るのは多くの観客
次に戦いの場へと目を移す
そこは特に遮蔽物や仕掛けもなさそうなボクシングに使われるようなリングそのものだった
そのすみに先ほどの淑女が毛先を弄りながら立っている
試合前だというのに先ほどの動きにくそうな服から着替えたりした様子はない、生真面目な隆にとっては自分がまるで軽く見られている様にも感じた
淑女は隆と目が合うとリング中央へ近づく、それに釣られるように隆も近付いていった
先に口を開いたのは淑女だ
淑女「私はキノコ王国の姫、ピーチと言います。今回はあなたを倒させていただくのでどうかお覚悟を」
この挑発的な一言で隆の彼女への謝罪の意思は完全に消えた
隆「倒されるのがどちらかすぐにわかるさ」
そしてゴングの音と共に開戦の火蓋が切られた
まず目に入るのは多くの観客
次に戦いの場へと目を移す
そこは特に遮蔽物や仕掛けもなさそうなボクシングに使われるようなリングそのものだった
そのすみに先ほどの淑女が毛先を弄りながら立っている
試合前だというのに先ほどの動きにくそうな服から着替えたりした様子はない、生真面目な隆にとっては自分がまるで軽く見られている様にも感じた
淑女は隆と目が合うとリング中央へ近づく、それに釣られるように隆も近付いていった
先に口を開いたのは淑女だ
淑女「私はキノコ王国の姫、ピーチと言います。今回はあなたを倒させていただくのでどうかお覚悟を」
この挑発的な一言で隆の彼女への謝罪の意思は完全に消えた
隆「倒されるのがどちらかすぐにわかるさ」
そしてゴングの音と共に開戦の火蓋が切られた
この大会は端的に言えば何でもありである
いくらダメージを受け倒れても場外に出るまで負けにはならないし、手や足はもちろん武器の使用まで認められている
隆(武器を隠し持っているようには見えないが念には念をだ!)
隆は試合開始直後にバックステップをし距離を取った、そして両手から青白い光弾を放った
隆「波動拳!」
青白い光弾がピーチに向かって真っ直ぐに飛んでいく
ドォォォォン!着弾音と共に土煙が舞う
隆「当たった…のか?」
いささか拍子抜けだった、牽制のつもりで放った波動拳にあっさり当たるなんて
隆が失望し顔がうつむいたその瞬間
パァン!
隆の左頬を衝撃が襲った
「油断大敵ですよ♥」
声をした方を向くとそこには傷ひとつついた様子のないピーチが立っていた
狐につままれたような顔をしている隆にピーチがゆっくりと歩み寄る、そして左腕を振り上げ
ピーチ「でもあなたのせいで特別頑丈なお気に入りの傘が台無しです、どうしてくれるのです…か!」
パシィィィン!
先ほどより強い衝撃に隆は1mほど吹っ飛ばされる
そしてピーチの言葉で隆は悟った
ピーチはあえて波動拳を受け、その威力を計ると同時に隆の油断を誘ったのだ
ピーチはどこかに隠し持っていた傘をその時盾として使われたたのだろう
ピーチのとっさの機転と細い腕から繰り出されたとは思えないビンタの威力は隆は驚異と感じるべきだった
しかし隆自身のプライドとピーチの挑発が隆の冷静な判断能力を失わせた
隆「これからは本気で行くぞ…!」
ピーチ「どうぞ、ご自由に♥」
ピーチはドレスの裾を持ち上げあくまでも上品に答えた
いくらダメージを受け倒れても場外に出るまで負けにはならないし、手や足はもちろん武器の使用まで認められている
隆(武器を隠し持っているようには見えないが念には念をだ!)
隆は試合開始直後にバックステップをし距離を取った、そして両手から青白い光弾を放った
隆「波動拳!」
青白い光弾がピーチに向かって真っ直ぐに飛んでいく
ドォォォォン!着弾音と共に土煙が舞う
隆「当たった…のか?」
いささか拍子抜けだった、牽制のつもりで放った波動拳にあっさり当たるなんて
隆が失望し顔がうつむいたその瞬間
パァン!
隆の左頬を衝撃が襲った
「油断大敵ですよ♥」
声をした方を向くとそこには傷ひとつついた様子のないピーチが立っていた
狐につままれたような顔をしている隆にピーチがゆっくりと歩み寄る、そして左腕を振り上げ
ピーチ「でもあなたのせいで特別頑丈なお気に入りの傘が台無しです、どうしてくれるのです…か!」
パシィィィン!
先ほどより強い衝撃に隆は1mほど吹っ飛ばされる
そしてピーチの言葉で隆は悟った
ピーチはあえて波動拳を受け、その威力を計ると同時に隆の油断を誘ったのだ
ピーチはどこかに隠し持っていた傘をその時盾として使われたたのだろう
ピーチのとっさの機転と細い腕から繰り出されたとは思えないビンタの威力は隆は驚異と感じるべきだった
しかし隆自身のプライドとピーチの挑発が隆の冷静な判断能力を失わせた
隆「これからは本気で行くぞ…!」
ピーチ「どうぞ、ご自由に♥」
ピーチはドレスの裾を持ち上げあくまでも上品に答えた
隆(油断さえしなければこんな奴に…!)
隆はピーチの顔を目掛けて右手を振り上げる
ピーチは姿勢を低くしそれをかわしつつ隆の右足に足払いをかける
ビシッ!
隆「ぐっ!」
それは隆を倒すことは叶わないもののわずかに体制を崩させた、そして隆が前傾になった瞬間ピーチの掌底が隆のアゴに向かって放たれる
ガキィ!
骨と骨の当たる嫌な音が隆の脳内に響く
隆「ぐぅぅ…」
そのまま隆は後方に後退りしてしまう
ピーチ「あなたの本気ってこんなものなのですか?」
今までのような挑発ではない、心の底から感じた疑問であることが隆にも伝わった
隆「まだまだ…これからだぁ!」
渾身の力を込めて左足でハイキックを放つ、しかしピーチはそれをあっさりとジャンプで避け隆の頭を踏み台にして後ろに回り込む
隆は振り向きざまに右ストレートを決めようとしたがピーチのヒップアタックが先に隆の腹部を捕らえた
凄まじい勢いで放たれたヒップアタックは隆の腹筋にいとも容易くダメージを与え隆はコーナーまで吹っ飛ばされた
隆「クソ…ヒップアタックだと?ふざけてるのか!?」
ピーチ「こうした方が実力の違いがわかりやすいと思いまして。どうですか?どちらが倒されるか少しは理解出来ましたか?」
隆「まだ…勝負は終わってない!」
それから隆は感情に任せて攻撃をし続けた、しかしピーチはそれを嘲笑うかのようにかわし続けた
先ほどより単調になった隆の攻撃をピーチがかわせないはずはなかった
そのまま数分が経過した
隆「ハァハァ、なぜ反撃しない…」
ピーチ「反撃したら私が勝ってしまうじゃないですか、あなたにはもっと屈辱を味わってもらわないと♥」
息をきらす隆と対照的にピーチは汗一つかいていない
観客ももはや隆の応援など誰もしていないピーチコール一色だ
その中にあっても敗北を認めようとしない隆の心を完全に屈服させる、それがピーチの目的へと変わっていた
隆「ふざけるなぁ!」
へばっていた様にみえた隆が猛然とピーチに襲いかかった
これにはさすがのピーチも少し驚き誤って右の拳でカウンターしてしまう
隆「ぐふぅ…」
ヨロヨロと下がる隆、その姿と自分の拳を交互に見てピーチはある案を思い付く
ピーチ「決めました、あなたは私の拳だけで倒します♥」
隆はピーチの顔を目掛けて右手を振り上げる
ピーチは姿勢を低くしそれをかわしつつ隆の右足に足払いをかける
ビシッ!
隆「ぐっ!」
それは隆を倒すことは叶わないもののわずかに体制を崩させた、そして隆が前傾になった瞬間ピーチの掌底が隆のアゴに向かって放たれる
ガキィ!
骨と骨の当たる嫌な音が隆の脳内に響く
隆「ぐぅぅ…」
そのまま隆は後方に後退りしてしまう
ピーチ「あなたの本気ってこんなものなのですか?」
今までのような挑発ではない、心の底から感じた疑問であることが隆にも伝わった
隆「まだまだ…これからだぁ!」
渾身の力を込めて左足でハイキックを放つ、しかしピーチはそれをあっさりとジャンプで避け隆の頭を踏み台にして後ろに回り込む
隆は振り向きざまに右ストレートを決めようとしたがピーチのヒップアタックが先に隆の腹部を捕らえた
凄まじい勢いで放たれたヒップアタックは隆の腹筋にいとも容易くダメージを与え隆はコーナーまで吹っ飛ばされた
隆「クソ…ヒップアタックだと?ふざけてるのか!?」
ピーチ「こうした方が実力の違いがわかりやすいと思いまして。どうですか?どちらが倒されるか少しは理解出来ましたか?」
隆「まだ…勝負は終わってない!」
それから隆は感情に任せて攻撃をし続けた、しかしピーチはそれを嘲笑うかのようにかわし続けた
先ほどより単調になった隆の攻撃をピーチがかわせないはずはなかった
そのまま数分が経過した
隆「ハァハァ、なぜ反撃しない…」
ピーチ「反撃したら私が勝ってしまうじゃないですか、あなたにはもっと屈辱を味わってもらわないと♥」
息をきらす隆と対照的にピーチは汗一つかいていない
観客ももはや隆の応援など誰もしていないピーチコール一色だ
その中にあっても敗北を認めようとしない隆の心を完全に屈服させる、それがピーチの目的へと変わっていた
隆「ふざけるなぁ!」
へばっていた様にみえた隆が猛然とピーチに襲いかかった
これにはさすがのピーチも少し驚き誤って右の拳でカウンターしてしまう
隆「ぐふぅ…」
ヨロヨロと下がる隆、その姿と自分の拳を交互に見てピーチはある案を思い付く
ピーチ「決めました、あなたは私の拳だけで倒します♥」
ピーチの発言を聞き隆は怒りを抑えきれなかった
隆「いい加減にしろ…!」
ピーチ「そんなに怒ってどうしたんですか?ご安心下さい、私ボクシングを嗜んだこともありますのでちゃんと『あなた程度』ならそれで勝てると判断してのことです♥」
もはや隆は怒りで言葉も出なかった、ただ目の前の女を倒すその為に力を振り絞り拳を放った
雑念の一切入らないその攻撃は今までより遥かに鋭く強かった
ピーチ「さっきよりはマシになりました…ね」
しかしそれでも実力の差は大きかった
ピーチは隆の放った一撃を頭を少し動かしただけでかわし、空いているアゴにアッパーカットを決めた
隆はそれを意に介さず左足を振り抜くがバックステップからの右ストレートであっさり対処されてしまう
隆がどんな攻撃を仕掛けてもピーチは最低限の動きでかわすか先に攻撃して出鼻を挫いてしまう
観客はピーチの攻撃が当たる度に歓声を上げた
もはや隆はピーチのサンドバッグ同然
ピーチ「ほら、また同じパンチ食らってますよ♥」
ビシッ!
ピーチ「格闘家ならもっとマシな攻撃をして下さい」
バシッ!ドスッ!
ピーチ「両手を下げて、それは降参のポーズですか?」
ズドドドドドドドッ!
もはや隆の精神は完全に屈していた、一切の雑念を払った状態の自分は今までで最強と言えるコンディションだった
それが拳以外使っていない乙女に圧倒されている、戦う気力など理不尽なまでのピーチの強さの前にとっくに奪われている
ズバァン!
ピーチの右フックが隆をもう何度目かもわからないダウンへと導く
リング上で大の字になっている隆を見下しながらピーチは言葉をかける
ピーチ「言いましたよね?『あなた程度』なら拳だけで勝てると、いや片手でも充分でしたか」
隆「わかった…わかったから…もう止めてくれ…」
涙ながらの懇願だった、ピーチにはどんな手を使っても勝てないと隆は認めたのだ
それはピーチのこの戦いでの目的でもあったはずだ、しかしピーチはその隆の顔を見てなにか物足りなさを感じていた
ピーチ「何か身体に違和感はありませんか?」
そう言われて隆は自分の身体を確認する、特に何も異常はない、いや違う
隆「傷が、ない?」
先ほどまでは戦いに夢中で気付かなかった
むしろ異常がないことが異常なのだ、あれだけ一方的に攻撃されれば傷が残るのが当たり前なのだから
ピーチ「私、回復魔法が得意なので怪我くらいなら簡単に直せます」
隆「回復だと?一体いつから…!」
ピーチ「さあ?いつからでしょうね♥」
ピーチはそのまま底冷えするような笑顔で言い放った
ピーチ「あなたにはもう少し私に付き合ってもらいますね♥」
隆「いい加減にしろ…!」
ピーチ「そんなに怒ってどうしたんですか?ご安心下さい、私ボクシングを嗜んだこともありますのでちゃんと『あなた程度』ならそれで勝てると判断してのことです♥」
もはや隆は怒りで言葉も出なかった、ただ目の前の女を倒すその為に力を振り絞り拳を放った
雑念の一切入らないその攻撃は今までより遥かに鋭く強かった
ピーチ「さっきよりはマシになりました…ね」
しかしそれでも実力の差は大きかった
ピーチは隆の放った一撃を頭を少し動かしただけでかわし、空いているアゴにアッパーカットを決めた
隆はそれを意に介さず左足を振り抜くがバックステップからの右ストレートであっさり対処されてしまう
隆がどんな攻撃を仕掛けてもピーチは最低限の動きでかわすか先に攻撃して出鼻を挫いてしまう
観客はピーチの攻撃が当たる度に歓声を上げた
もはや隆はピーチのサンドバッグ同然
ピーチ「ほら、また同じパンチ食らってますよ♥」
ビシッ!
ピーチ「格闘家ならもっとマシな攻撃をして下さい」
バシッ!ドスッ!
ピーチ「両手を下げて、それは降参のポーズですか?」
ズドドドドドドドッ!
もはや隆の精神は完全に屈していた、一切の雑念を払った状態の自分は今までで最強と言えるコンディションだった
それが拳以外使っていない乙女に圧倒されている、戦う気力など理不尽なまでのピーチの強さの前にとっくに奪われている
ズバァン!
ピーチの右フックが隆をもう何度目かもわからないダウンへと導く
リング上で大の字になっている隆を見下しながらピーチは言葉をかける
ピーチ「言いましたよね?『あなた程度』なら拳だけで勝てると、いや片手でも充分でしたか」
隆「わかった…わかったから…もう止めてくれ…」
涙ながらの懇願だった、ピーチにはどんな手を使っても勝てないと隆は認めたのだ
それはピーチのこの戦いでの目的でもあったはずだ、しかしピーチはその隆の顔を見てなにか物足りなさを感じていた
ピーチ「何か身体に違和感はありませんか?」
そう言われて隆は自分の身体を確認する、特に何も異常はない、いや違う
隆「傷が、ない?」
先ほどまでは戦いに夢中で気付かなかった
むしろ異常がないことが異常なのだ、あれだけ一方的に攻撃されれば傷が残るのが当たり前なのだから
ピーチ「私、回復魔法が得意なので怪我くらいなら簡単に直せます」
隆「回復だと?一体いつから…!」
ピーチ「さあ?いつからでしょうね♥」
ピーチはそのまま底冷えするような笑顔で言い放った
ピーチ「あなたにはもう少し私に付き合ってもらいますね♥」
もうどれだけ時間が経っただろう
どこに逃げようとしても拳が足がヒップが行く手を阻み、隆がダウンする度に観客はピーチに歓声を送った
そして今、隆はリングの中央でサンドバッグと化していた
隆「ぐふっ!がはっ!ぶぇぇ!」
逃れられない暴風雨にさらされた隆は四つん這いになってしまった
ピーチ「あら?私に座って欲しいんですか?」
ドスン♥
隆は背中に柔らかい感触を感じた
これが自分にダメージを与え続けた凶器だとはとても思えなかった
ピーチ「いつまで休んでるおつもりですか?」
ドスン♥ドスン♥ドスン♥…
隆の背中を何度も何度もピーチのヒップが襲いかかる
隆は完全にうつ伏せに倒れふしてしまった
ガスッ♥ガスッ♥
隆の頭をピーチのハイヒールが踏みにじる
ピーチ「早く立って下さい」
バキィ!
ピーチの一撃で隆はコーナーまで転がっていく
隆(しめた、ここから場外に…)
しかし隆が場外に出るより先にピーチが隆の胴着を掴んでコーナーにもたれかけさせた
ピーチ「逃げようとした罰ですよ♥」
隆の顔面をグリグリと踏みにじる
隆の目にはピンクのフリルの付いたピーチのパンティが目に飛び込んできた
ピーチ「…なにボコボコにされながら勃ってるんですか?」
隆(え?勃起…なん…で)
隆自身胴着の上からでもわかるレベルに膨らんでいることに今、気付いた
理由はわからないが先程まで自分を痛めつけた女性の足やヒップだと思うと何故か興奮を抑えきれなかった
ピーチ「あなた、ドMだったんですね」
確信めいた表情でピーチが告げる
隆「そ…そんなわけ」
ピーチ「じゃあ私のせいでマゾになったってことですね♥」
ピーチは踏む力を更に込める
ミシッミシィッ
コーナーポストとピーチの足にサンドされ隆の顔は更に歪んでいく、しかし隆の男は更に強く興奮を主張していた
ピーチ「アハハッ!これが完全に屈服した男なんですね♥」
ピーチは足を振り上げ隆のアゴをかち上げ無理やり伸び上がらせた
ピーチ「ほら、変態はこれが興奮するんですよね♥」
ピーチは右ストレートを放つ
バキィ!
ピーチ「そうならそうと早く仰ってくだされば良かったのに♥」
続けて左フック
ドガァ!
ピーチ「最初から手加減なんてしなければ良かったのですね♥」
横腹へのミドルキック
ドゴォ!
ピーチ「倒れようとしちゃダメじゃないですか♥」
右アッパー
バシィ!
隆「あぐっ!がっ!ぐはっ!」
ピーチ「ほらやっぱり大きくなってるじゃないですか♥」
ピーチの言う通りどんどん男根は反応していた
ピーチ「そろそろ限界みたいだしトドメを刺してあげます♥」
前のめりに倒れた瞬間を狙い全力のヒップアタックを放つピーチ
ガキィィィィ!
今までで一番大きな衝撃が隆を場外に吹っ飛ばした
Winner Peach!
大きな歓声を浴びながらピーチは可愛らしく一回転して隆に向けて投げキッスをした
「話にならない位弱かったけれど、そこそこ楽しめましたよ♥」
どこに逃げようとしても拳が足がヒップが行く手を阻み、隆がダウンする度に観客はピーチに歓声を送った
そして今、隆はリングの中央でサンドバッグと化していた
隆「ぐふっ!がはっ!ぶぇぇ!」
逃れられない暴風雨にさらされた隆は四つん這いになってしまった
ピーチ「あら?私に座って欲しいんですか?」
ドスン♥
隆は背中に柔らかい感触を感じた
これが自分にダメージを与え続けた凶器だとはとても思えなかった
ピーチ「いつまで休んでるおつもりですか?」
ドスン♥ドスン♥ドスン♥…
隆の背中を何度も何度もピーチのヒップが襲いかかる
隆は完全にうつ伏せに倒れふしてしまった
ガスッ♥ガスッ♥
隆の頭をピーチのハイヒールが踏みにじる
ピーチ「早く立って下さい」
バキィ!
ピーチの一撃で隆はコーナーまで転がっていく
隆(しめた、ここから場外に…)
しかし隆が場外に出るより先にピーチが隆の胴着を掴んでコーナーにもたれかけさせた
ピーチ「逃げようとした罰ですよ♥」
隆の顔面をグリグリと踏みにじる
隆の目にはピンクのフリルの付いたピーチのパンティが目に飛び込んできた
ピーチ「…なにボコボコにされながら勃ってるんですか?」
隆(え?勃起…なん…で)
隆自身胴着の上からでもわかるレベルに膨らんでいることに今、気付いた
理由はわからないが先程まで自分を痛めつけた女性の足やヒップだと思うと何故か興奮を抑えきれなかった
ピーチ「あなた、ドMだったんですね」
確信めいた表情でピーチが告げる
隆「そ…そんなわけ」
ピーチ「じゃあ私のせいでマゾになったってことですね♥」
ピーチは踏む力を更に込める
ミシッミシィッ
コーナーポストとピーチの足にサンドされ隆の顔は更に歪んでいく、しかし隆の男は更に強く興奮を主張していた
ピーチ「アハハッ!これが完全に屈服した男なんですね♥」
ピーチは足を振り上げ隆のアゴをかち上げ無理やり伸び上がらせた
ピーチ「ほら、変態はこれが興奮するんですよね♥」
ピーチは右ストレートを放つ
バキィ!
ピーチ「そうならそうと早く仰ってくだされば良かったのに♥」
続けて左フック
ドガァ!
ピーチ「最初から手加減なんてしなければ良かったのですね♥」
横腹へのミドルキック
ドゴォ!
ピーチ「倒れようとしちゃダメじゃないですか♥」
右アッパー
バシィ!
隆「あぐっ!がっ!ぐはっ!」
ピーチ「ほらやっぱり大きくなってるじゃないですか♥」
ピーチの言う通りどんどん男根は反応していた
ピーチ「そろそろ限界みたいだしトドメを刺してあげます♥」
前のめりに倒れた瞬間を狙い全力のヒップアタックを放つピーチ
ガキィィィィ!
今までで一番大きな衝撃が隆を場外に吹っ飛ばした
Winner Peach!
大きな歓声を浴びながらピーチは可愛らしく一回転して隆に向けて投げキッスをした
「話にならない位弱かったけれど、そこそこ楽しめましたよ♥」
ピーチに負けた後、病院に緊急搬送された隆は精液にまみれていた
ピーチに敗北し気絶した瞬間イってしまったことは誰の目から見ても明らかであった
だが隆の命そのものに別状はなく奇跡的に格闘家を続けるにも何の支障もなかった
もしかしたらそれはピーチの最後の温情だったのかも知れない
しかし女性に一方的にボコボコにされあまつさえ射精してしまった格闘家として隆の評判は地に堕ちた
そして隆自身も特訓よりも自慰に励むようになり格闘家を続ける理由も強い女性に負ける為に変わっていった
ピーチに敗北し気絶した瞬間イってしまったことは誰の目から見ても明らかであった
だが隆の命そのものに別状はなく奇跡的に格闘家を続けるにも何の支障もなかった
もしかしたらそれはピーチの最後の温情だったのかも知れない
しかし女性に一方的にボコボコにされあまつさえ射精してしまった格闘家として隆の評判は地に堕ちた
そして隆自身も特訓よりも自慰に励むようになり格闘家を続ける理由も強い女性に負ける為に変わっていった