したらば1スレ/(456-457)格闘大会2 春日野さくらvsチャン
ドクドクと耳や鼻から血を流したままライデンは動かない。
「失礼~」
倒れたライデンに舞はボスンと腰を落とした。ライデンの体が痙攣する。
「ふふっ。首が折れちゃってるから、医者が来るまで下手に動かさない方がいいわよぉ?」
ザンギエフとチャンに向かって涼しい顔で言い放った。
「おのれ!よくも…」
ザンギエフの顔が真っ赤になる。しかし、熱くなったザンギエフを制してチャンが前にでた。
「うおおおお次は俺だぁー!次のやつでてこい!」
「じゃあ、あたしいきます!」
女性チームは今大会最年少の選手でもある春日野さくらが名乗りでた。
ザンギエフの顔が真っ赤になる。しかし、熱くなったザンギエフを制してチャンが前にでた。
「うおおおお次は俺だぁー!次のやつでてこい!」
「じゃあ、あたしいきます!」
女性チームは今大会最年少の選手でもある春日野さくらが名乗りでた。
まるで巨大な肉の塊ともいうべき体躯を誇るチャンコーハンが、巨大な鉄球を回しながらさくらに迫った。
「後悔するなよ、もう逃げられねえぞ!フン!フン!フン!」
チャンが鉄球でさくらを何度も狙う。さくらは華麗なフットワークでギリギリ鉄球を交わし続ける。
その時、チャンの背後から何かがさくらを目掛けて飛んできた。チャンの相棒のチョイだった。
「斬るでヤンス!」
「わっ!危ないなあ、っていうか、二対一って反則じゃないの!?」
チョイの鋭利な爪がさくらの胸元をかする。
「ああーん?この大会は武器の使用が認められてるんだよ!こいつは俺の武器だ!文句あっか!?」
そう言い終わる前に、再び鉄球を執拗に投げつけ、さくらを襲った。
「そっちがその気なら…!ふぅう…波動拳!」
さくらは気の塊をチョイに飛ばして昏倒させた。だが、その隙にチャンの鉄球が襲い掛かる。
「後悔するなよ、もう逃げられねえぞ!フン!フン!フン!」
チャンが鉄球でさくらを何度も狙う。さくらは華麗なフットワークでギリギリ鉄球を交わし続ける。
その時、チャンの背後から何かがさくらを目掛けて飛んできた。チャンの相棒のチョイだった。
「斬るでヤンス!」
「わっ!危ないなあ、っていうか、二対一って反則じゃないの!?」
チョイの鋭利な爪がさくらの胸元をかする。
「ああーん?この大会は武器の使用が認められてるんだよ!こいつは俺の武器だ!文句あっか!?」
そう言い終わる前に、再び鉄球を執拗に投げつけ、さくらを襲った。
「そっちがその気なら…!ふぅう…波動拳!」
さくらは気の塊をチョイに飛ばして昏倒させた。だが、その隙にチャンの鉄球が襲い掛かる。
「これはかわせねえ!」
ドガン!と凄まじい轟音がした。次の瞬間、さくらにぶつけたはずの鉄球が、粉々に砕けちる。
さくらが渾身の正拳で、巨大な鉄球を破壊したのだ。
「おいおい、嘘だろぉ!?お前、いったいどういう鍛え方してんだあ!?」
「いたたたっ 流石に無茶だったかなあ。でもあたしだって、真の格闘家を目指してるんだから!
こんな格闘家の風上にも置けないやつには負けられない!」
ドガン!と凄まじい轟音がした。次の瞬間、さくらにぶつけたはずの鉄球が、粉々に砕けちる。
さくらが渾身の正拳で、巨大な鉄球を破壊したのだ。
「おいおい、嘘だろぉ!?お前、いったいどういう鍛え方してんだあ!?」
「いたたたっ 流石に無茶だったかなあ。でもあたしだって、真の格闘家を目指してるんだから!
こんな格闘家の風上にも置けないやつには負けられない!」
丸腰になったチャンに向かってさくらが歩み寄った。対して、チャンは後ろに大きく後ずさる。
まだ幼さが残る小さな少女を相手に、大男が怯えているのだ。
まだ幼さが残る小さな少女を相手に、大男が怯えているのだ。
「いくよっ咲桜拳!」
さくらが拳を固めて前にでると、チャンは「ひいっ」と情けない声を出した。
さくらの突進しながらの強烈なアッパーがチャンを襲う。とどめの跳躍で拳を振りぬくとチャンの顎が割れた。
もんどりうって地面に転げまわるチャン。すかさず、さくらはチャンに攻撃を仕掛けた。
「イデェ!イデェよおおお!ちくしょう、このガキ俺のアゴを砕きやがった!」
チャンは亀のように身を固めてガードに徹した。戦意はもう失われているが、さくらの攻撃の手は止まらない。
「その性根、徹底的に痛めつけて叩きなおしてあげる!」
蹴りを、殴打をチャンに浴びせるさくら。巨大な肉の塊がぶよぶよと揺れさくらの手足がチャンの肉にめり込む。
さくらの制裁にギリギリのところで耐えてはいるが、チャンの体に無数のアザが浮かび上がっていった。
「そんな下手なガードなんて、ヨっと!」
さくらがスカートをまくりあげて足を振り上げ、エグい角度でチャンの顔面を狙う。
白いブルマーが見えた瞬間、ガードしきれない強烈な蹴りがチャンの顔面を捉え彼の脳を激しくシェイクした。
白目を剥いて放心状態になったチャンは棒立ち状態になった。
「せーの!」
続けてさくらは足払いを繰り返し、チャンの足を破壊した。両足を粉砕されたチャンはガクンと崩れる。
次に、格好の位置まで降りてきたチャンのアゴをさくらは綺麗に開脚して蹴り上げた。
さくらの必殺のフルコースが続く。さくらの蹴り上げによってチャンは空高く浮かされ、それをさくらは
跳躍して追いかける。そして、上空でチャンの体に追いつき、両の拳でチャンの体を地面に叩きつけた。
地響きを立てて地面に激突するチャンの巨体。駄目押しにさくらはチャンの体を両足で踏みつけて着地する。
チャンの体はエビのように反り曲がり、ベキベキと背骨が折れる音がした。
さくらが降りると、チャンはもう動かなかった。
「ま、こんなとこだね!」
チャンの体を踏みにじりながらさくらは勝ち名乗りをあげた。舞やユリとハイタッチをするさくら。
若干15歳の恐るべき才能と暴力の前には、破壊王ですら成すすべがなかった。
さくらが拳を固めて前にでると、チャンは「ひいっ」と情けない声を出した。
さくらの突進しながらの強烈なアッパーがチャンを襲う。とどめの跳躍で拳を振りぬくとチャンの顎が割れた。
もんどりうって地面に転げまわるチャン。すかさず、さくらはチャンに攻撃を仕掛けた。
「イデェ!イデェよおおお!ちくしょう、このガキ俺のアゴを砕きやがった!」
チャンは亀のように身を固めてガードに徹した。戦意はもう失われているが、さくらの攻撃の手は止まらない。
「その性根、徹底的に痛めつけて叩きなおしてあげる!」
蹴りを、殴打をチャンに浴びせるさくら。巨大な肉の塊がぶよぶよと揺れさくらの手足がチャンの肉にめり込む。
さくらの制裁にギリギリのところで耐えてはいるが、チャンの体に無数のアザが浮かび上がっていった。
「そんな下手なガードなんて、ヨっと!」
さくらがスカートをまくりあげて足を振り上げ、エグい角度でチャンの顔面を狙う。
白いブルマーが見えた瞬間、ガードしきれない強烈な蹴りがチャンの顔面を捉え彼の脳を激しくシェイクした。
白目を剥いて放心状態になったチャンは棒立ち状態になった。
「せーの!」
続けてさくらは足払いを繰り返し、チャンの足を破壊した。両足を粉砕されたチャンはガクンと崩れる。
次に、格好の位置まで降りてきたチャンのアゴをさくらは綺麗に開脚して蹴り上げた。
さくらの必殺のフルコースが続く。さくらの蹴り上げによってチャンは空高く浮かされ、それをさくらは
跳躍して追いかける。そして、上空でチャンの体に追いつき、両の拳でチャンの体を地面に叩きつけた。
地響きを立てて地面に激突するチャンの巨体。駄目押しにさくらはチャンの体を両足で踏みつけて着地する。
チャンの体はエビのように反り曲がり、ベキベキと背骨が折れる音がした。
さくらが降りると、チャンはもう動かなかった。
「ま、こんなとこだね!」
チャンの体を踏みにじりながらさくらは勝ち名乗りをあげた。舞やユリとハイタッチをするさくら。
若干15歳の恐るべき才能と暴力の前には、破壊王ですら成すすべがなかった。
この時点ですでに二勝をあげ、女子チームの勝ちが確定した。
観客は完全にビッグボディチームを悪者扱いし、罵声を浴びせる者までいた。
この様子に大将ザンギエフの怒りはすでにピークを迎えていた。
「ロシアの誇りにかけて、このままでは帰れない!最後の一戦をお前達に申し込む!」
大会のルールすらもさしおいて、ザンギエフは勝ちたかった。
こんな年端もいかない小娘達に、負ける事は許されない。この放送は世界中で流されている。
祖国ロシアでも大勢の同士が見ているだろう。自分だけでも勝たなければならない。
戦わずに敗北を受け入れるなど、どうしてできよう。体裁などにはもはや構ってはいられないのだ。
「いいよっ!あたしがキミの相手をしてあげる。あたしもこのままじゃ物足りないしねっ。
ただし、手加減なんてしないから覚悟するっチ!前の二人よりもボロボロにしちゃうぞっ!」
観客は完全にビッグボディチームを悪者扱いし、罵声を浴びせる者までいた。
この様子に大将ザンギエフの怒りはすでにピークを迎えていた。
「ロシアの誇りにかけて、このままでは帰れない!最後の一戦をお前達に申し込む!」
大会のルールすらもさしおいて、ザンギエフは勝ちたかった。
こんな年端もいかない小娘達に、負ける事は許されない。この放送は世界中で流されている。
祖国ロシアでも大勢の同士が見ているだろう。自分だけでも勝たなければならない。
戦わずに敗北を受け入れるなど、どうしてできよう。体裁などにはもはや構ってはいられないのだ。
「いいよっ!あたしがキミの相手をしてあげる。あたしもこのままじゃ物足りないしねっ。
ただし、手加減なんてしないから覚悟するっチ!前の二人よりもボロボロにしちゃうぞっ!」
道着の下のレオタードのような短いスパッツから伸びる健康的な足。細いがパワーを秘めている事がわかる腕。
両方のデータから推測すると、蹴りと拳による打撃に重点をおいた戦闘スタイルの「カラテ」が思い浮かぶ。
さきほどの少女は、どちらかというと、オリジナルの方が強い。洗練された格闘術とは言いがたい動きだった。
この少女は違う。十中八九、実戦派空手だ。ザンギエフの豊富な戦闘経験がユリを分析した。
両方のデータから推測すると、蹴りと拳による打撃に重点をおいた戦闘スタイルの「カラテ」が思い浮かぶ。
さきほどの少女は、どちらかというと、オリジナルの方が強い。洗練された格闘術とは言いがたい動きだった。
この少女は違う。十中八九、実戦派空手だ。ザンギエフの豊富な戦闘経験がユリを分析した。