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Phantom's Party

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Phantom's Party

作者:あびす


「ワクワクしてこない? オリジナルとコピー、どちらが勝ってるのか。  ……“Let's party!”(さぁ、パーティーを始めましょう!)」

非公式トレーラー:Phantom's Party ~トレーラー


※注意! 一部に前作のネタバレが混じっています!



概要

作られたモノ達から5年後、政府は崩壊、地下都市の秩序も失われ、再び地上へと舞い戻った人類。
地上と地下とで繰り広げられる、企業の争い。そしてそこにつけ入る隙を探す権力の亡霊たち。
それで行われる、「作られた亡霊」強化人間達の、最後のパーティー。



舞台

  • 地上:
5年前の事件で「再生が完了している」ことが完全に知られたせいで、数多くの企業が地上へ進出している。
過激な開発により、発展途上国並のペースで緑は失われている。なお、地上へ住んでいた生物の多くは畸形である。


  • 地下:
多くの企業が未来のある地上へ本拠を移したためか、5年前と比較して閑散としている。
暴動による被害や、施設の老朽化が深刻であり、一部の企業による再開発が進んでいる。当然、利権を巡って縄張り争いも行われている。
治安の悪化も深刻であり、軍警察ももはやあって無きものである。

  ・第三階層:かつて強化人間の研究所があった区画。弥生重工が再開発を担当している。市場規模が大きいため、様々な企業が狙っている。


企業

  • 弥生重工:
建設重機のトップメーカー。最近では軍需産業にも進出している。基本的に「個性的だが、重く、大きく、燃費も悪い」ピーキーな兵器が多い。
数少ないバランスの良い製品である高周波ブレード「SUZUNAMI」は各企業の特殊部隊などに愛用される逸品。
豪放な社長の人柄故か、比較的良心的な部分のある企業である。
前身は建設重機組み立てメーカーであり、二代目社長の時に独立。それ以来、信頼性の高さと整備性の良さという機械に求められる二大条件を武器にシェアを伸ばす。

作品:
高周波ブレード「SUZUNAMI」「SIKINAMI」(下記)
パイルバンカー「DONRYU」…杭打ち機を小型化、携行可能にしたもの。それでも重く、取り回しにくい。シリンダー内部で火薬を炸裂させ、先端を突き刺す。反動も並外れており、大抵は地面に据え付けて使用する。
       「HUGAKU(シュネー専用設計)」…大型のマニュピレーターとシールドを取り付け、腕ごと換装できるようにしたもの。シュネーの戦技と相俟って非常に強力。
戦車「KYUSO」…「窮鼠猫を噛む」より。高火力で重装甲。拠点防衛に絶大な能力を発揮する。が、機動性は極めて低く、その重量と相俟って取り回しにくい。



  • ラウンデル・カンパニー:
強化人間計画を受け持っていた「イグザクトリー製薬」のグループ企業。製薬を主力とする総合企業である。
親会社が進めていた強化人間計画のデータを一部だけ入手し、そのデータをもとに強化人間部隊を設立しようと画策中。
そのため、弥生重工が受け持っている地下都市第三階層の再開発権を得ようと武力干渉を行っている。政府の残党とも接触しているらしいが……。




  • カストロール・インダストリアル:
世界シェア三位の軍需産業。銃器を専門とする。現在は弥生重工とラウンデルの争いを傍観している。
代表作のアサルトライフル「ARF-HORNET」は20年以上モデルチェンジ無しで使用されている傑作。堅実な性能を持つ作品が多い。
兵器への命名法則は、○○○(武器ジャンル)-×××(昆虫の名前)で統一されている。


作品:
アサルトライフル「ARF-HORNET」…ブルパップ式の高性能ライフル。他社競合製品よりも図抜けた性能を有しており、多少高価ながらも(それでも量産効果により初期よりは安価になっている)ベストセラーとなった。
ハンドガン「HG-WASP」…オートマチック式の拳銃。軽量小型で取り回しやすく、護身用として使用されることが多い。
ライフル「RF-QUEEN」…旧フラッグシップモデル。ボルトアクション式の高性能モデルで、大口径が特徴。狩猟用・対装甲ライフル・スナイパーライフルなど様々な任務に対応できる柔軟性を持つ。
スナイパーライフル「SRF-QUEEN.Mk-2」…現フラッグシップモデル。QUEENをスナイパーライフル専用として再設計した。さらに銃身が長くなっており、スナイパーライフルとしての性能は抜群。しかし、バランスは低下しており、人気は低い。


  • イージス社:
世界シェア一位の軍需産業。兵器と名のつくあらゆるものを手がける。
5年前より実用された無人戦闘兵器「クルセイダー」の成功によって、さらにシェアを伸ばした。
さらなる権力を求めて、かつての超兵器の解析を行っている。


作品:
サブマシンガン「SMG-RAMIA」…ラミア。軽量さがウリ。様々なオプションがあり、軍警察の制式装備。
ハンドガン「HG-SILKY」…シルキー。カストロールのWASPと比較するとやや大型。オーソドックスな性能で、信頼性が高い。オートマチック。
軽機関銃「LMG-PIXY」…ピクシー。軽機関銃としては唯一のものである。堅実な性能を持つ。
重機関銃「HMG-DEAMON」…デーモン。非常に大型で、装弾数も多い。威力も高く、このジャンルのトップモデル。
機関砲「MTG-WYBARN」…ワイバーン。複数の砲身を束ねてモーターで駆動させるガトリングガン。俗に言うバルカン。非常に高い発射速度を持つが、そのぶん弾切れも早い。通常は地面に据え付けて使用するが、ナイトアイは生身で使用する。

他、戦車にヘリ、装甲車と手がけるものは非常に多い。


技術

  • 民生:5年前とほぼ変化はない。


  • 軍用:地上の不安定な天候では光学兵器を安定して使用できないため、ほとんど使用されていない。
   また、「空」を得たせいか、航空機の技術が少しずつ発展しており、亜音速戦闘機などが登場している。

  ・高周波ブレード:刀身に高周波の振動を発生させ、触れたものを分子レベルから分断することにより切断する近接武器。
          通常の装甲なら問答無用で両断できる極めて高い切れ味を持ち、尚且つ高い強度を併せ持つ。
          強力な武器であるが、実用化されたのが最近であるため、コストが高い。また、初期不良も多発している。
          長剣タイプの「SHIKINAMI(敷波)」と、短剣タイプの「SUZUNAMI(涼波)」がある。
          なお、ブリッツの所持している「AYANAMI(綾波)」は長剣タイプの先行生産型である。


  ・多脚戦車「クルセイダー」:イージス社が生産している多脚戦車。無人タイプと有人タイプがある。
               主兵装は100ミリ滑腔砲。サイズはそれほど大きくなく、小回りが利く。
               また、20ミリ4連装機関砲を搭載した対空タイプ・火炎放射タイプ・20連装大型ロケットランチャーを搭載した対地制圧タイプなど、派生型も多い。


  ・衛星砲「ドレッドノート」:かつて人類を地下へと追いやった戦争で使われた超兵器。月面より砲撃する、言うならばマスドライバーキャノン。
               内部は無人であり、制御は地上施設より行う。極めて強力な兵器であるが、現在の核兵器と同様、抑止力としての意味合いが強い。
               現在も過去と変わらず月面に存在しているが、制御コードが紛失しているため、機能停止状態のままである。


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