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003:さいごの皇帝 (4)
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匿名ユーザー
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しばらくしてノデが戻ってきた。
「確かに、一つ減っていました。昨日の調査結果と変わっています」
報告を聞き、シーズはうなずいた。
「ならば、まず間違いないですね。これは、痛みに耐え切れずに彼が自殺したのでしょう」
解説にノデは少し考え、小さくうなずくと、部屋の外に出ていった。
「さ、私達も行きましょう。皇帝が死んでしまったのでは、もうここに用事はありません」
「確かに、一つ減っていました。昨日の調査結果と変わっています」
報告を聞き、シーズはうなずいた。
「ならば、まず間違いないですね。これは、痛みに耐え切れずに彼が自殺したのでしょう」
解説にノデは少し考え、小さくうなずくと、部屋の外に出ていった。
「さ、私達も行きましょう。皇帝が死んでしまったのでは、もうここに用事はありません」
その後、シーズはアイドを呼び、少し話した。
アイドはうなずいて、その場を離れた。
アイドはうなずいて、その場を離れた。
翌日。
急遽王城からミルソナ帝国全域に「皇帝の死去、共和政となる」ことが通達された。
急遽王城からミルソナ帝国全域に「皇帝の死去、共和政となる」ことが通達された。
オルニア達四人は、ミルソナ帝国の郊外を歩いている。先導するのはアイド。
「どこに連れて行くの?」
オルニアは何も聞いていない。だが、他の三人はどうやら知っているらしい。ただ黙々と歩いている。
やがて、そこに着いた。
「あ、あの人たち……」
そこにいたのは、侍女長マイティナと騎士ポーガル。二人はとても仲良さそうに話している。
「こんにちは、二人とも」
シーズが話し掛けた。二人はこちらに顔を向けて、表情を強張らせた。
「……こんにちは、皆さん。どうしてここにいると分かったんですか?」
ほんの少し震える声を出して、マイティナは訊いてきた。
「昨日からアイドにつかせていました。リラーの魔呪があったので、気付かなかったでしょう?」
昨日、シーズはアイドを呼び、マイティナを尾行するよう頼んだ。アイドはリラーに“気薄(スパース)”をかけてもらい、マイティナの後をついていった。そして、この場所を知ったのである。
「……それで、何の用です?」
声に棘の残る声でマイティナは言う。
「予想はついているのでしょう?」
対してシーズは冷静。試すような目でマイティナを見る。
「……私が、皇帝を殺した……とでも?」
「ええ」
ぴきりと彼女のこめかみが引きつったのを、オルニアは見逃さなかった。
「どこに連れて行くの?」
オルニアは何も聞いていない。だが、他の三人はどうやら知っているらしい。ただ黙々と歩いている。
やがて、そこに着いた。
「あ、あの人たち……」
そこにいたのは、侍女長マイティナと騎士ポーガル。二人はとても仲良さそうに話している。
「こんにちは、二人とも」
シーズが話し掛けた。二人はこちらに顔を向けて、表情を強張らせた。
「……こんにちは、皆さん。どうしてここにいると分かったんですか?」
ほんの少し震える声を出して、マイティナは訊いてきた。
「昨日からアイドにつかせていました。リラーの魔呪があったので、気付かなかったでしょう?」
昨日、シーズはアイドを呼び、マイティナを尾行するよう頼んだ。アイドはリラーに“気薄(スパース)”をかけてもらい、マイティナの後をついていった。そして、この場所を知ったのである。
「……それで、何の用です?」
声に棘の残る声でマイティナは言う。
「予想はついているのでしょう?」
対してシーズは冷静。試すような目でマイティナを見る。
「……私が、皇帝を殺した……とでも?」
「ええ」
ぴきりと彼女のこめかみが引きつったのを、オルニアは見逃さなかった。