テ・フィティ
概要
命を作り出すことができる神。草に覆われた大きな女神の姿をしており、普段は海上に寝そべって島の形をしている。命を司る
テ・フィティの心を持っており、彼女の力を欲してそれを狙う者もいる。
テ・フィティの心が盗まれた時、彼女は闇に覆われ、自然の命のバランスも崩れてしまう。
エピソード
かつて、半人半神の
マウイが命の神テ・フィティから
テ・フィティの心を盗んだことで、溶岩の魔物
テ・カァが現れて世界に闇が溢れ出てしまう。マウイはテ・カァとの戦いに敗れて姿を消してしまったという。
モトゥヌイの村人には、いつかはテ・フィティの心を元の場所へ戻さなければならないという伝説があり、
タラおばあちゃんはそれを子どもたちに伝承したが、息子の
トゥイはそれを信じようとしない。
モトゥヌイが食糧難に見舞われると、モアナはテ・フィティの心を返すために航海に出る。そしてようやく見つけ出したマウイと共にテ・カァの攻撃をくぐり抜けてテ・フィティの元へと辿り着く。しかし、テ・フィティがいるはずのところに彼女の姿はなかった。モアナはテ・カァの姿を見てテ・カァこそが心を失ったテ・フィティの正体だと気付く。モアナがテ・カァにテ・フィティの心を返すと、元の緑豊かなテ・フィティの姿に戻った。テ・フィティはモアナに感謝すると、マウイの謝罪を受け入れ、自分が破壊したモアナのボートとマウイの
神の釣り針を直して返す。
登場作品
2010年代
最終更新:2024年09月08日 21:39