フォーン
概要
ピクシー・ホロウに住む動物の妖精。オレンジの服を着ている、活発で元気いっぱいの女の子。動物の訓練を得意としており、動物の赤ちゃんを見つけると、たとえそれが危険生物の子だとしても危険を顧みず助けてしまう。
エピソード
メインランド(人間の世界)に生まれた赤ちゃんが初めて笑った時、
ピクシー・ホロウには新たな妖精
ティンカー・ベル(ティンク)が風に乗って運ばれてきた。動物の妖精フォーンは儀式に立ち会い、ティンクの才能がものづくりであることが判明する。
フォーン、植物の妖精
ロゼッタ、水の妖精
シルバーミスト、光の妖精
イリデッサはティンクと仲良くなる。彼女たちから妖精の新たな季節を届けるためにメインランドへ行く仕事があると聞いたティンクは春が待ち遠しくなる。ティンクはメインランドへ持っていく道具の発明に張り切り、女王と
春の大臣に見せるが失敗。さらに女王からメインランドへ行くのは自然の妖精たちであり、ものづくりの妖精は行けないことを伝えられる。
ティンクは友達に他の妖精の仕事をしたいと協力を依頼する。フォーンは小鳥に飛び方をレクチャーする方法を教えるが失敗。ティンクは流れ着いたオルゴールを修理して友達から絶賛されるが、ものづくりの才能に納得の行かないティンクは自分の希望を見捨てられたと怒ってしまう。
春の準備もほぼ終わった頃、ティンクが走りアザミを暴走させたことで春の準備はめちゃくちゃになってしまう。
クラリオン女王と大臣たちの協議の末、今年の春は異例の中止となる。走りアザミの暴走が
ヴィディアの嫌がらせであることが分かると、ヴィディアは走りアザミの捕獲へ、ティンクは新たな道具を設計して春の準備のサポートに回ることとなった。
春の準備を終えたティンクはものづくりの妖精として初めてメインランドへ行くことを許され、自然の妖精たちに同行する。
オープニングで秋の準備をしている場面が映し出される。
スカンクの訓練を終えたフォーンは劇場に駆けつけ、ティンクの隣の席に座った。その後、秋に向けて蝶の訓練をした。
ティンクが聖なる杖を披露するラストシーンにも登場する。
メインランド(人間の世界)へ夏を届けにやってきた妖精たち。ヴィディアからティンクが人間に捕まったという報告を受け、シルバーミスト、イリデッサ、ロゼッタ、フォーン、
クランク、
ボブルはヴィディアとともに救助へ向かう。
土砂降りの中、ボブルとクランクの主導でボートを作った妖精たちはヴィディアの記憶を頼りにティンクが捕らえられている
グリフィス博士の家に辿り着く。ガレージから家に侵入しようとした妖精たちは猫の
トゥイッチズに見つかってしまうが、妖精の粉とキャットニップを上手く使って難を逃れる。グリフィス博士に見つかったティンクが研究者の理事会に連れて行かれそうになり、ヴィディアが身代わりになる。妖精たちはティンクと合流し、ヴィディアを救出するため、
リジー・グリフィスにレインコートを着せて彼女に空を飛ばせてグリフィス博士を追うことに。
ティンクはグリフィス博士の自動車を故障させ、その隙に空を飛ぶリジーがグリフィス博士に追いつく。博士はリジーの姿と訴えを目にし、妖精の存在を理事会に報告することをやめた。グリフィス博士も妖精に飛び方を教わり、家へと戻った。それからグリフィス親子は妖精と仲良くなりお茶会を楽しむ間柄となった。
ピクシー・ホロウ・ゲームズの動物の妖精の代表として、
バックと共に出場する。
第一種目「カエル跳び競争」では持ち前の動物を扱うスキルで1位となる。決勝まで進めずに脱落した後は、ロゼッタを応援していた。
ピクシー・ホロウの妖精たちが冬の準備をする中、ティンクは冬の森に足を踏み入れてしまう。暖かい季節の妖精と冬の妖精は、お互いのエリアに足を踏み入れると羽が傷ついてしまうため、立ち入りを禁じられていた。ティンクがフォーンの忠告を無視して境界線を渡ると、ティンクの羽が輝き始めた。妖精たちはティンクを心配する。
冬の森へと向かい、暖かい季節のエリアに戻ったティンクは姉妹でありながら冬の妖精である
ペリウィンクルを招くため、クランクとボブルに雪製造機の開発の協力を仰ぐ。クランクはシルバーミスト、イリデッサ、フォーン、ロゼッタ、ヴィディアを連れてきて秘密裏に準備を始める。
ティンクたちは雪製造機を使ってペリウィンクルを案内するが、次第に彼女は暑さで弱ってしまう。冬の森の指導者
ミロリはペリウィンクルを連れて帰り、雪製造機を処分した。しかし、処分した雪製造機が氷河を雪に変換し始め、ピクシー・ホロウを大寒波が襲った。暖かい季節の妖精たちはなすすべが無かったが、ティンクとミロリ率いる冬の妖精たちの活躍によって妖精の粉の木は守られた。暖かい季節の妖精たちはこの一件から、羽を霜で覆えば冬の森へ行けることを学んだ。
好奇心旺盛な妖精の粉の番人
ザリーナが独自に粉を改良し集落をめちゃくちゃにしてしまう。フォーンたちは心配して駆けつけるが、ザリーナは
フェアリー・ゲイリーから粉の番人の仕事を外され、その日を境にピクシー・ホロウから姿を消してしまう。
一年後、ピクシー・ホロウのフェスティバル当日、巨大なポピーの花粉が妖精たちを眠らせる事件が発生。舞台袖で花粉を防いだティンカー・ベル、シルバーミスト、イリデッサ、ロゼッタ、フォーン、ヴィディアは同じくトイレ休憩で花粉を回避したクランクに後を任せ、犯人の後を追った。犯人は一年前に姿を消したザリーナで、ピクシー・ホロウの青い妖精の粉を奪い、海賊の一味とともに逃走した。ティンクたちはザリーナが海賊に強請られていると推理するが、ザリーナは海賊たちから船長として慕われていた。ザリーナは虹色の妖精の粉でティンクたちの才能をシャッフルし、青い粉を奪って逃走した。フォーンは光の妖精となり、動物の才能はロゼッタに引き継がれた。
ザリーナはキャビン・ボーイの
ジェームズや海賊たちに慕われ、海賊の仲間たちが自分の居場所だと考えていた。そして、
ドクロ岩で妖精の粉の木を独力で育て、妖精の粉を大量に集めて海賊船を飛行させる計画を立てていた。しかし、妖精の粉の準備ができた途端、ジェームズと海賊たちは本性を現しザリーナをランタンに閉じ込めてしまう。ティンクたちはザリーナを救い、青い妖精の粉を取り戻すためにジェームズらの海賊船を追う。
妖精たちはシャッフルした才能を使いこなし海賊たちを空飛ぶ海賊船から追い出す。ザリーナもジェームズを海賊船から落とすことに成功するが、妖精の粉をかぶったジェームズは空を飛びザリーナに襲いかかった。ザリーナはジェームズを海に落とし、ティンクは水の妖精の力でジェームズの粉を洗い流した。
ザリーナは青い妖精の粉をティンクたちに返しその場を立ち去ろうとしたが、ティンクは「あなたを追ってきたのは粉のためだけではない」と話し、ザリーナに一緒に帰ろうと誘った。ザリーナはゲイリーにも歓迎され、ティンクはザリーナが妖精の粉に誰よりも詳しく、錬金術を身に着けたことをアピールした。
動物の妖精フォーンは鷹の赤ちゃん
ハナを保護していたことがバレて、護りの妖精
ニックスから厳重注意を受ける。危険な生物には手を貸さないと約束したフォーンだが、緑の彗星の登場にあわせて目覚めた謎の獣と出会う。フォーンは獣の前足に刺さったトゲを抜いてやり、獣が石を積み上げて塔を作り始めた様子を興味深く観察していた。フォーンは鳴き声にちなんで獣に
グラフと名付けた。
フォーンは親友のティンクたちにグラフを紹介し、彼をクラリオン女王に会わせて危険生物ではないことを証明しようとする。しかしニックスが女王にグラフが千年に一度目覚めるネバービーストであり、石の塔を建てて雷を引き起こし谷を燃やし尽くす習性があると説明しているところに出くわし、フォーンは作戦を中止する。
冬の森へ石の塔を建てに行ったグラフを追うティンクは、グラフにしっぽで吹き飛ばされ気絶してしまう。フォーンは倒れたティンクと、翼や角を生やして昔話どおりの姿となったグラフを見て、グラフが危険な生物だと悟る。フォーンは自らグラフをおびき出し、グラフを捕まえることに成功する。しかし、目を覚ましたティンクはグラフが自分を吹き飛ばしたのは倒れてきた木から守るためだったと話す。そしてグラフが石の塔を建てる理由が避雷針の代わりにして谷を雷から守るためであることが判明する。フォーンとグラフは力を合わせてピクシー・ホロウを雷から守った。
グラフはピクシー・ホロウの再建を手伝うと、また千年の眠りにつくことになった。フォーンと仲間たちは最高の寝床を用意し、千年後彼が目覚めた時に妖精たちが誤解しないように彼のことを書き残した。
登場作品
2000年代
2010年代
声
最終更新:2024年09月08日 17:47