クリップ
概要
ジャンバ・ジュキーバ博士が作った試作品177号。黄色い頭のような姿をしている、ピンクのリボンを付けた女の子のエイリアン。髪の毛を食べるのが大好きで、人間の髪の毛を食べてパニックに陥れる。
ジャンバが効率的なエネルギーであるユバニウムを食べるエイリアンとして開発したつもりだったが、ユバニウムとはジャンバの母星語で「髪の毛」という意味であった。177号を開発した瞬間、ジャンバの自慢のロングヘアーは一瞬にして食べられてしまい、現在の髪型となってしまった。
クリップは「髪を切る」という意味で
リロ・ペレカイが名付けた。
スティッチは毛玉なのでケダマン(Hairy)という名前を提案していたが、Hairyは試作品333号の名前として採用されている。
エピソード
第3話「クリップ」に登場。
リロ・ペレカイと
スティッチが
ビューティー・パーラーで遊んでいると、髪を無惨に来られた切られた人々が逃げ惑っていた。髪の毛を食べる試作品177号の仕業であることが判明し、リロとスティッチは177号を捕まえてクリップと名付けると、
リロの家へと連れて帰る。
クリップは生みの親の
ジャンバ・ジュキーバ博士が誤って作り出したエイリアンで、ジャンバの自慢のロングヘアーを食べてしまったのもクリップだった。リロは自分の髪の毛を馬鹿にしてきた
マートル・エドモンズに復讐するため、クリップをマートルの枕元へと潜ませる。しかしその晩、マートルは友人の家にお泊りをしており、彼女のママ、
マリナ・エドモンズが犠牲になってしまう。
マートルの家へとクリップを回収しに行ったリロ、スティッチ、ジャンバだが、クリップは既にいなくなっていた。マリナはスキンヘッドを気に入っており、ジャンバの頭も似合っていると褒める。勇気づけられたジャンバは毛穴が活性化し、立派な髪の毛を取り戻す。
リロ、スティッチ、ジャンバは髪の毛が多く集まるビューティー・パーラーへと向かう。クリップは大量の髪を食べて巨大な毛玉となっていた。リロはマートルから嫌味で渡された、「頑固な髪に使うトリートメント」を頑固なクリップに発射する。クリップはビューティー・パーラーで相手に似合う髪型を提案する理髪師として活躍するようになった。クリップはジャンバの頭を散髪し、彼を元のヘアースタイルに戻す。
第17話「エラスティコ」では、リロのフラダンスの観客として登場する。
第46話「チェッカーズ」では、スティッチと
試作品625号にスカウトされてガントゥを制圧するメンバーに加わる。
ジャンバの試作品データベースに表示される。
冒頭、試作品すべてを回収したリロたちが表彰される場面に画像が表示される。
スティッチが宇宙に旅立った後、
ビクトリアの髪を切っている様子が確認できる。中盤で
リロイに捕獲されてしまう。
リロイによって他の試作品たちとともに
アロハ・スタジアムに集められてまとめて始末されそうになる。そこへリロとスティッチたちが現れ、イトコたちと
ハムスターヴィール博士率いるリロイのクローン軍団の戦いが始まる。当初は善戦するイトコたちだが、圧倒的なパワー差に押されてしまう。リロとスティッチが仲間たちを率いてリロイの弱点である「
アロハ・オエ」を演奏し始めるとスタジアムは大熱狂。リロイのクローン軍団とハムスターヴィール博士は刑務所送りとなる。
最後には、リロとスティッチの家族写真に参加した。
登場作品
2000年代
声
最終更新:2024年09月09日 00:13