ハムスターヴィール博士
概要
ハムスターのような姿をしたエイリアン。本名はジャック・フォン・ハムスターヴィール。自称悪の天才科学者であるが、実際には
ジャンバ・ジュキーバ博士を金銭面などでサポートしていることが多く、彼自身の功績は謎が多い。
白い毛を際立たせるために赤いマントを着用しており、胸には黄色いHの文字が刻まれている。
背が低いことを気にしているナポレオン・コンプレックスの持ち主で、偉そうにする時は本を重ねたりガントゥの上に乗ったりして高い場所から話す。名前を正しく発音してもらえないことが非常に多く、ハムスターウィールと間違われることが多い。悪口でハムサンドビールと呼ばれることも。
エピソード
ジャック・フォン・ハムスターヴィール博士は自分が出資し、元同僚の
ジャンバ・ジュキーバ博士が開発した625体のエイリアンの試作品を欲していた。銀河連邦をクビにされた
ガントゥはハムスターヴィールの代わりに試作品625体を回収すると宣言。ハムスターヴィールは彼を雇うことにする。
カウアイ島*の
コカウア・タウンへと向かったガントゥは
試作品625号のカプセル一つしか見つけられず、拷問のためにジャンバを誘拐してくる。なかなか口を割らないジャンバを痛めつけようと、ハムスターヴィールは625号を始動させる。625号はスティッチと同等の能力を持つが、怠け者であるためジャンバは余裕の表情を見せる。
監禁されたジャンバのもとにたまたまプリークリーから電話がかかってくる。これに気付いたハムスターヴィールはプリークリーに残りの試作品のカプセル624個とジャンバの身柄を交換する要求を出す。
受け渡しの場である
キラウエア灯台に現れたジャンバ、ガントゥ、ハムスターヴィールとプリークリー、コブラ。ハムスターヴィールはプリークリーの持ってきたカプセルが一つ不足していることを指摘する。その一つはリロとスティッチが始動させ、
スパーキーと名付けていた。コブラはジャンバを救うためにスパーキーを受け渡すように促すが、リロは「スパーキーはスティッチの大事なイトコだから」と言って彼を自由にする。そしてジャンバを助けると、リロとスティッチは
ガントゥの宇宙船に忍び込んで残りの試作品カプセルの救出に向かう。
リロとスティッチは試作品のカプセルを船外に解放してしまい、怒ったガントゥは二人を捕らえる。ハムスターヴィールはスティッチを真っ二つにしてクローンを生成しようと企むが、自由の身になったスパーキーが現れ、スティッチを救出する。ハムスターヴィールはスティッチの代わりに括り付けられてしまうのであった。
キセノン宇宙域 刑務所小惑星K37に逮捕されており、ビデオ電話でガントゥに指示を出して試作品を集めさせている。ガントゥが回収した試作品はテレポーテーションでハムスターヴィールのもとへと転送されている。
「ファインダー」と「シュシュ」では、リロと仲の悪い女の子
マートル・エドモンズを利用してスティッチに挑むも敗北。
「ウップス」では、
ウップスのせいでその試作品たちはガントゥの宇宙船へと送り戻されてしまう。さらに「スナフ」でその試作品たちはリロとスティッチに解放される。
リロとスティッチが試作品集めを完了させ、ガントゥは625号を置いて単身
ハムスターヴィール博士を脱獄させる。ハムスターヴィールとガントゥはジャンバを誘拐し、最強の試作品
リロイを作らせる。リロイはプリークリーとスティッチを捕らえ、ジャンバともどもブラックホールへと送り込む。
コカウア・タウンの試作品を捕まえに行く。ハムスターヴィールはリロと625号(ルーベン)も収容し、ガントゥをクビにする。そしてリロイはスティッチのイトコたちをすべて捕獲して
アロハ・スタジアムに集め、まとめて始末しようとする。
リロイのクローン軍団を結成し勝利を確信したハムスターヴィールだったが、クビにされたガントゥがリロとルーベンを脱獄させ、ブラックホールを脱出したスティッチたちと合流していた。アロハ・スタジアムでハムスターヴィール率いるリロイのクローン軍団とスティッチのイトコたちが対決。リロとスティッチとルーベン率いるイトコたちのバンドが「
アロハ・オエ」を演奏してリロイを停止させる。
ハムスターヴィールは大量のリロイ軍団と一緒に投獄される。
登場作品
2000年代
2010年代
声
最終更新:2024年09月09日 00:11