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リロ・ペレカイ

名前:Lilo Pelekai
デビュー:『リロ・アンド・スティッチ』(2002年)

概要

ハワイ*カウアイ島*コカウア・タウンに暮らす女の子。『リロ・アンド・スティッチ』の時点で6歳、『リロイ・アンド・スティッチ』の時点では10歳。

リロのパパリロのママは雨の晩に交通事故で亡くなっており、姉のナニ・ペレカイと二人暮らしをしていたが、寂しさのあまり姉に反抗的な態度を繰り返していた。ゾンビ映画や観光客の写真撮影などかなり個性的な趣味をしており、周りの子たちには気味悪がられていて人間の友達はほとんどいない。

トゥーロ星からの逃亡者で違法な遺伝子実験の試作品であるスティッチを犬と勘違いして育てるようになってからは少しずつ明るくなっていった。ひょんなことからスティッチの生みの親ジャンバ・ジュキーバ博士ウェンディ・プリークリーと協力するようになり、リロの家でオハナとして同居している。『リロ・アンド・スティッチ ザ・シリーズ』では、ジャンバがスティッチ以前に作った試作品625体の回収係に任命された。3年間かけてすべての試作品を回収している。

フラダンス教室に通っており、いじめっ子のマートル・エドモンズとは馬が合わない(リロが両親を失って人付き合いが苦手になってからと思わせる描写がある)。ケオニ・ジェイムソンという男の子に憧れており、試作品の力を借りてアプローチすることはあるが、反省して取り下げるパターンが多い。

エピソード

リロ・アンド・スティッチ

ハワイ*カウアイ島*コカウア・タウンに暮らす5歳の女の子リロ・ペレカイは姉のナニ・ペレカイと共に孤独に暮らしていた。リロは魚のパッジに餌を与えていたため、フラダンス教室に遅刻する。リロは風変わりな行動を指摘してきたいじめっ子のマートル・エドモンズと喧嘩をしてしまう。モーセ・プロキ先生が姉に連絡すると、リロはナニを待たずにこっそり家に帰り、家に鍵をかけて立てこもった。ナニが帰宅すると「ハートブレイク・ホテル」を聞いて無気力に横になっていた。リロの反抗的な態度によってナニが妹を扱えていないと知った福祉局のコブラ・バブルスはナニの保護者としての能力に疑問を持つ。

リロとナニは喧嘩を繰り広げるが、お互いの立場を思いやり仲直りする。その夜、流れ星(ザ・レッド・ワン)が近所に落ちたのを見て、リロは「友達か天使をください」とお祈りする。その様子を見たナニは翌日、リロを動物保護センターへ連れていき犬を購入しようと決める。リロは犬とは似ても似つかない青い生物を選び、スティッチと名付ける。

スティッチは乱暴な性格で、周りのものをめちゃくちゃにしてしまっていた。スティッチの暴れっぷりのせいで失職してしまったナニはスティッチを捨てようとするが、リロはこれを庇う。リロはキングことエルヴィス・プレスリーを参考にするように薦め、スティッチも少しずつ変わり始める。リロとスティッチはナニとナニのボーイフレンド、デイヴィッド・カウェナとサーフィンへ出かける。泳げないスティッチがもがいている様がリロを溺れさせようとしているように見え、コブラは正式にリロを引き取ると宣言する。

翌朝、ナニが新しい仕事を探しにデイヴィッドと出かけている隙に、留守番しているリロのもとへスティッチを追ったジャンバ・ジュキーバ博士ウェンディ・プリークリーが襲撃してくる。リロはコブラに電話をかけて救援を求める。スティッチはリロの安全を守ったが、家はまるごと破壊されてしまい、リロはスティッチを冷たく見放す。そこへ銀河連邦のガントゥ大尉が現れ、リロとスティッチを攫っていってしまう。スティッチはナニ、ジャンバ、プリークリーを説得して宇宙船でガントゥを追跡。スティッチはガントゥを退け、リロを救出する。

ハワイに戻ってきたスティッチのもとに銀河連邦議長が到着し、スティッチを拘束する。スティッチはリロとナニのことを自分で見つけた家族だと紹介したことで、議長は危険生物であるはずのスティッチの変化を認める。議長は拘束を撤回し、地球へ“追放”することを決める。スティッチはリロ、ナニ、デイヴィッド、ジャンバ、プリークリーのオハナ(家族)としてハワイで暮らす。

リロ・アンド・スティッチ2

スティッチは自分が暴れ回る悪夢にうなされていた。リロの診断により良い子であると判断されたスティッチは安心する。

リロはフラダンス教室でオリジナルのフラダンス大会が開催されることを知る。1973年に母親が優勝していたことを知ったリロは新しいダンスが思いつかず、スランプに陥る。マートルと喧嘩したリロは先生から出場見合わせを提案されるが、いい子にするという約束で参加の許可を得る。その晩、家族団欒の時間に映画を見ていると、突然スティッチが暴れ始める。

リロとスティッチはエルヴィス・プレスリーがカウアイ島で立ち寄った場所を訪れ、ダンスのネタを探しに行く。地図をなくして落ち込む二人だが、ミュージシャンの演奏していた曲をヒントにヒイアカとロヒアウのダンスを思いつく。

リハーサル当日、ヒイアカ役のリロがロヒアウ役のスティッチを紹介すると、スティッチが再び暴れ始めてしまう。リロは先生に怒られ、スティッチを見放す。リロはナニに愚痴をこぼし、一人でフラダンスの練習を始める。そこへスティッチが現れて良い子に戻ったとアピールするがリロは相手にせず、喧嘩を始める。ナニに怒られた二人は向き合い仲直りする。しかし、その直後にまたスティッチが暴れ始めたことで、リロはスティッチに悪い子だと言い放つ。

優勝経験のある母親の存在がプレッシャーとなったリロはナニにも当たり散らしてしまう。ナニは母親が名付けた不思議な星座を見上げ、お互いが母の自慢の娘であることを誇りに思う。フラダンス大会当日を迎え、リロは応援に来たスティッチの様子がおかしいことに気付く。大会の舞台に立ったリロはダンスに集中できず、天国の母親に詫びるとスティッチを探しに出かける。

リロ、ナニ、ジャンバ、プリークリー、デイヴィッドは、スティッチがザ・レッド・ワンに乗って誰もいない惑星へ行こうとしているのを見つける。スティッチが山の上に不時着すると、リロはスティッチのもとへ行くが間に合わずスティッチは意識を失う。リロはスティッチに自分勝手な振る舞いを詫び、彼がオハナであることを認める。リロがスティッチを抱きしめると、彼は目を覚ましみんなは再会を喜ぶ。

夜になり、再びステージに立ったリロとオハナたちはヒイアカとロヒアウのフラダンスを披露する。ナニはリロに、母親はリロを自慢に思っているはずと話す。

スティッチ!ザ・ムービー

カウアイ島のコカウア・タウンでオハナ(リロ、ナニ、ジャンバ、プリークリー)と暮らすスティッチは自分に似たイトコがいないことに寂しさを感じていた。そこへガントゥが現れ、ジャンバを攫っていってしまう。プリークリーによるとガントゥの狙いはジャンバがスティッチの前に作ったエイリアンの試作品625体のカプセルであり、このカプセルを水に濡らすと危険なエイリアンが始動するのだという。リロとスティッチはジャンバの救出のため電気の力を持つ試作品221号をカプセルから始動させるが、彼はどこかへ逃げてしまう。

プリークリーがたまたまガントゥの電話番号を見つけ出し、黒幕がジャンバの元相棒のハムスターヴィール博士であることが判明する。相手の要求が残りの試作品すべてであったことから、リロとスティッチは急いで試作品221号を探しに出かける。二人は絶妙なコンビネーションで、鳥の楽園ホテルで試作品221号を捕まえ、スパーキーと名付ける。

受け渡しの場であるキラウエア灯台に急ぐリロとスティッチ。元CIAのコブラ・バブルスはジャンバを救うためにスパーキーを受け渡すように促すが、リロは「スパーキーはスティッチの大事なイトコだから」と言って彼を自由にする。そしてジャンバを助けると、リロとスティッチはガントゥの宇宙船に忍び込んで残りの試作品カプセルの救出に向かう。

試作品のカプセルを船外に解放したリロとスティッチはガントゥに捕らえられて離れ離れになってしまう。リロは別の空間に転送されそうになってしまうが、ハムスターヴィールが始動したサンドウィッチ好きで怠け者の試作品625号がガントゥの仕事を妨げたため、スティッチとスパーキーに救われて無事に脱出する。

カウアイ島に戻った二人だが、試作品カプセル623個は既に島中に散らばっていた。銀河連邦議長は危険な惑星となった地球を爆破しようとするが、リロの説得によりリロとスティッチが試作品の回収とおうち探し係に任命される。

リロ・アンド・スティッチ ザ・シリーズ

リロとスティッチはカウアイ島にばら撒かれた623体の試作品を集める主人公として登場。同じくハムスターヴィール博士の命令で試作品を集めるガントゥと常に争っている。一部の試作品は争いに負けたり、はた迷惑な機能を持つという理由でガントゥに捕獲されていたが、第64話「スナフ」ですべて解放に成功している。

このシリーズではリロの憧れの男の子ケオニ・ジェイムソンが登場。リロはハンカハンカモーフォロミューの能力を使って恋を成就させようとするが、何らかの理由で上手くいかないことが多い。シーズン2からはカナダ*から引っ越してきたビクトリアと仲良くなる。

他にもコカウア・タウンを訪問していたディズニー・チャンネルの番組の主人公(ジェイク・ロン*ペニー・プラウド*キム・ポッシブル*T.J. デトワイラー*など)と共闘することがあった。

リロイ・アンド・スティッチ

リロ、スティッチ、ジャンバ、プリークリーはすべての試作品を集め終えてトゥーロ星で表彰される。スティッチは議長から銀河艦隊*大尉の職とB.R.B. 9000の艦長を任命される。ジャンバはジャンバの研究室に戻れることになり、プリークリーも銀河同盟短期大学地球学部の名誉教授になれることに。リロは新天地に旅立つ彼らを送り出すことにし、スティッチにネックレス、ジャンバにレコード、プリークリーに石をプレゼントする。

寂しくなったリロはスティッチに連絡を取るため、ガントゥの宇宙船へ向かう。そこでガントゥに置いていかれた試作品625号に頼み、無線を復旧してもらうことに。スティッチとビデオ通話をしたリロだが、電話の向こうのスティッチはネックレスをしていなかったことからスティッチに何かあったと判断する。リロは625号にルーベンという名前を与え、ガントゥの宇宙船を修理してもらってスティッチのもとへと急ぐ。トゥーロ星へたどり着いたリロとルーベンだが、ハムスターヴィールとガントゥに捕まってしまう。ハムスターヴィールは最強の試作品リロイのクローン軍団を結成しガントゥをクビにする。ガントゥはリロとルーベンを解放し、ブラックホールから脱出したスティッチ、ジャンバ、プリークリーと合流。アロハ・スタジアムでハムスターヴィール率いるリロイのクローン軍団と対決。リロとスティッチとルーベン率いるイトコたちのバンドが「アロハ・オエ」を演奏してリロイを停止させる。

地球に戻ったスティッチ、ジャンバ、プリークリーはリロたちと家に戻ることを決意。リロたちは家で盛大な家族写真を撮影する。

その他

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、写真撮影の前にミッキーマウスがみんなに号令をかけている場面から登場。グーフィーが壊したカメラのパーツをかじるスティッチの手を引いて戻っていった。その後、フェアリー・ゴッドマザーグーフィーの写真撮影をサポートする様子を見守っていた。エンド・クレジットにも登場し、額縁を城の形にかじるスティッチを眺めていた。

ゲーム

ディズニー スピードストーム

2023年8月1日に開始したシーズン3から登場する「リロ・アンド・スティッチ」のレーサー。タイプはスピードスターで、レアリティは「レア」。レーサー名は「リロ」。所有スキルは「ラッシュ」「ファイア」「ハック」「シールド」。そのうち「ラッシュ」と「ハック」はレーサーがスターアップすると強化される。

ユニークスキル「フェイバリットホビー」の効果は下表の通り。専用クルー「ナニ」によって強化することができる。

ノーマル リロがカメラを取り出し、近くにいるライバルの写真を撮る。
この「撮影会」で写真を撮るたびに、リロの最高速度が一定量上昇する。
チャージ リロが一定のスピードでサーフィンを開始し、後方に水の軌跡を残す。
この軌跡に触れたライバルは短時間、混乱する。

テーマパーク

NHK紅白歌合戦出場履歴

第63回(2012年) ジッパ・ディー・ドゥー・ダー
第71回(2020年) 小さな世界
第73回(2022年) 君の願いが世界を輝かす*

登場作品

2000年代




2005年
スティッチはこうして生まれた(カメオ出演)


2010年代

2012年
Stitch!Now





2018年
ディズニー マジックキングダムズ ※ver2.9.0:2018年4月追加

2020年代

2021年
Disney Heroes: Battle Mode ※ver3.3:2021年8月追加



子供



大人


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キャラクター
最終更新:2024年09月09日 00:08