ジャンバ・ジュキーバ博士
概要
クウェルタクワン星出身の自称悪の天才科学者。
スティッチをはじめ600体以上の違法な遺伝子実験の試作品を開発してきた。
悪の天才組合に所属。
悪の天才大学時代の同期
ハムスターヴィール博士が調達した資金でたくさんの試作品を作ってきた。ハムスターヴィールは死んだと聞かされており、一人で活動するようになっていた矢先、試作品626号のスティッチを作った罪で銀河連邦の裁判にかけられる。
エピソード
試作品626号は
リロ・ペレカイというハワイの女の子に飼われ、スティッチと名付けられていた。ジャンバは力ずくでスティッチを捕らえようとするが、地球で大事を起こさないというルールを遵守するプリークリーを息が合わずに何度も痛い目に遭う。ジャンバとプリークリーの仕事ぶりに業を煮やした議長は二人をクビにする。
リロとの生活を通して、スティッチは破壊本能ありきの自分の存在に疑問を持ち始める。スティッチはリロの「みにくいあひるの子」の絵本を読んで、家族という存在に憧れを持つ。スティッチは彼を追ってきたジャンバに自分の家族について訊ねるが、「そんなものはいない」と返事されてしまう。ジャンバとプリークリーはスティッチを追い、
リロの家へと追い詰める。クビになったジャンバは派手なやり方でスティッチを追い、争いによってリロの家を破壊してしまう。
そこへ議長にスティッチの逮捕を命じられた
ガントゥ大尉が上陸し、リロとスティッチを誘拐してしまう。脱出に成功したスティッチはナニ、ジャンバ、プリークリーを説得して宇宙船でガントゥを追跡。スティッチはガントゥを退け、リロを救出する。
ハワイに戻ってきたスティッチのもとに銀河連邦議長が到着し、スティッチを拘束する。スティッチはリロとナニのことを自分で見つけた家族だと紹介したことで、議長は危険生物であるはずのスティッチの変化を認める。議長は拘束を撤回し、地球へ“追放”することを決める。スティッチはリロ、ナニ、
デイヴィッド・カウェナ、ジャンバ、プリークリーのオハナ(家族)としてハワイの
コカウア・タウンで暮らす。
ナニの計画でリロ、スティッチ、ジャンバ、プリークリー、デイヴィッドと家族団欒の時間に映画を見ていた。すると突然スティッチが不具合を起こしてしまう。ジャンバによると、スティッチを開発した時に分子エネルギーを十分に注入できなかったことが原因だという。
ジャンバはスティッチを元に戻すために実験に明け暮れるが、失敗してしまう。スティッチを元に戻すには
フュージョン・チェンバー*が必要なのだが、かつてスティッチを発明した時に使ったものは自分で発明したものではなく、カタログで注文したものであった。落ち込むジャンバはプリークリーにおだてられ、やる気を取り戻す。
リロのフラダンス大会当日、スティッチのコンディションは悪化し、ジャンバはテスト無しでスティッチをフュージョン・チェンバーに入れることにする。フラダンス大会に到着したジャンバとプリークリーは、舞台を投げ出したリロからスティッチがいなくなったことを知らされる。
リロ、ナニ、ジャンバ、プリークリー、デイヴィッドは、スティッチが
ザ・レッド・ワンに乗って誰もいない惑星へ行こうとしているのを見つける。スティッチが山の上に不時着すると、リロはスティッチのもとへ行くが間に合わずスティッチは意識を失う。リロはスティッチに自分勝手な振る舞いを詫び、彼がオハナであることを認める。リロがスティッチを抱きしめると、彼は目を覚ましみんなは再会を喜ぶ。
夜になり、再びステージに立ったリロとオハナたちはヒイアカとロヒアウのフラダンスを披露する。
カウアイ島のコカウア・タウンでオハナ(リロ、ナニ、ジャンバ、プリークリー)と暮らすスティッチは自分に似たイトコがいないことに寂しさを感じていた。スティッチはジャンバに尋ねるが、「私たちにはイトコはいない」と言われてしまう。
そこへガントゥが現れ、ジャンバがスティッチの前に作ったエイリアンの試作品625体のカプセルを要求する。ジャンバはカプセルをプリークリーに託すと、ガントゥに誘拐されてしまう。ガントゥの雇い主はジャンバのかつての研究仲間であり出資者の
ハムスターヴィール博士であった。ハムスターヴィールはガントゥがたまたま拾った
試作品625号のカプセルを始動させる。625号はスティッチと同等の能力を持つが、怠け者であるためジャンバは余裕の表情を見せる。
監禁されたジャンバのもとにたまたまプリークリーから電話がかかってくる。これに気付いたハムスターヴィールはプリークリーに残りの試作品のカプセル624個とジャンバの身柄を交換する要求を出す。
受け渡しの場である
キラウエア灯台に現れたジャンバ、ガントゥ、ハムスターヴィールとプリークリー、コブラ。ハムスターヴィールはプリークリーの持ってきたカプセルが一つ不足していることを指摘する。その一つはリロとスティッチが始動させ、
スパーキーと名付けていた。コブラはジャンバを救うためにスパーキーを受け渡すように促すが、リロは「スパーキーはスティッチの大事なイトコだから」と言って彼を自由にする。そしてジャンバを助けると、リロとスティッチは
ガントゥの宇宙船に忍び込んで残りの試作品カプセルの救出に向かう。
リロとスティッチの活躍により試作品カプセル623個はハムスターヴィールの魔の手を逃れたが、既に島中に散らばっていた。銀河連邦議長は危険な惑星となった地球を爆破しようとするが、リロの説得によりリロとスティッチが試作品の回収とおうち探し係に任命される。
リロとスティッチの試作品集めをサポートする。
「クリップ」ではジャンバが薄毛の理由が明らかとなる。
「627」では、スティッチの挑発に乗せられて最強の
試作品627号を開発してしまう困った一面も。
「地球めつぼうのピンチ」では、
ジャンバの宇宙船のハイパードライブ機能を犠牲にし、故郷に帰れなくなることと引き換えに地球を守る。
リロ、スティッチ、ジャンバ、プリークリーはすべての試作品を集め終えてトゥーロ星で表彰される。スティッチは議長から
銀河艦隊*大尉の職と
B.R.B. 9000の艦長を任命される。ジャンバは
ジャンバの研究室に戻れることになり、プリークリーも
銀河同盟短期大学地球学部の名誉教授になれることに。リロは新天地に旅立つ彼らを送り出すことにし、スティッチにネックレス、ジャンバにレコード、プリークリーに石をプレゼントする。
研究室に戻ってきたジャンバを、脱獄したハムスターヴィールが訪ねてくる。ジャンバはハムスターヴィールに脅されて最強の試作品
リロイを作らされる。ジャンバに会いに来たプリークリーも捕らわれ、スティッチもリロイによって捕まってしまう。
G.A.C.C.の宇宙船に乗せられてブラックホールに飛ばされたスティッチ、ジャンバ、プリークリーだが無事に脱出し、リロとルーベン(試作品625号)とガントゥに合流。
アロハ・スタジアムでハムスターヴィール率いるリロイのクローン軍団と対決。リロとスティッチとルーベン率いるイトコたちのバンドが「
アロハ・オエ」を演奏してリロイを停止させる。
地球に戻ったスティッチ、ジャンバ、プリークリーはリロたちと家に戻ることを決意。リロたちは家で盛大な家族写真を撮影する。
その他
ゲーム
2023年8月1日に開始したシーズン3から登場する「リロ・アンド・スティッチ」のレーサー。タイプはディフェンダーで、レアリティは「コモン」。レーサー名は「ジャンバ」。所有スキルは「クローク」「ブースト」「ファイア」「ボム」。そのうち「クローク」と「ボム」はレーサーがスターアップすると強化される。
ユニークスキル「アンステーブルブラスター」の効果は下表の通り。専用クルー「
プリークリー」によって強化することができる。
ノーマル |
ジャンバが1位を走るレーサーをマークする。 しばらく間を置いてから、マークされたターゲットが爆発し、一定範囲内のライバルをスタンする。 |
チャージ |
ジャンバアンステーブルブラスターを地面に放つ。 一拍置いて、ブラスターが爆発し、一定範囲内のライバルをスタンする。 |
登場作品
2000年代
2010年代
2020年代
声
最終更新:2024年09月09日 00:08