ワーシイワ連邦王国

ワーシイワ連邦王国
Washiwa・Legant/Washiwa-hopen
国旗 国章 地図
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先代 次代
古ワーシイワ王国 ワーシイワ共和国
国の標語 自由と平等の下に安寧なれ
国歌 連邦王国賛歌
基礎情報 目次
公用語 ワーシイワ語
首都 ジュコシ
最大の都市 ジュコシ
政府
【国家元首称号】 国王
【行政長称号】 首相
面積
総計 【面積】km 2
水面積率 1.4%
人口
総計 146,650,125人
人口密度 【人口密度】人/km 2
建国 37年9月3日
(ユーツィダ半島征服)
496年11月9日
(ブーミテン王国併合に
よる現領域の統一)
通貨 サレナン・ボレグ(SBRY) 
ビューヴ(VHBV)

概要

ワーシイワ連邦王国はアウレージ大陸に存在する立憲君主制国家。アウレージ大陸南西のユーツィダ半島および北ブーミテン島を主とし北極付近に島嶼部を領有するなど、広い領域を有する。

歴史

古代

民族の誕生

現時点でのワーシイワ人はエレイソネスやグランダ方面から移動してきた北方系民族に加え、ワーレリアからカリラーナやブーミテンを経由、移動してきた南方系をルーツにするとされ、互いの居住する地域に交易や侵入した結果混血し、現在のワーシイワ人の祖が誕生したと考えられている。
IU⁻10000年頃にはこのワーシイワ人の国家が存在すると示した壁画が確認されているが、同時代に当遺跡以外に文明を示す遺跡はなく、また国家の規模も分からないため詳細は不明であるものの、この時点でユーツィダ半島に定住していたことなどが確認されている。
IU⁻700年頃には古ワーシイワ王国が成立、IU⁻500年頃にはブーミテン王国が成立した。この時代に古ワーシイワ王国には交易によりエレイス米などがもたらされ、人口増加の勢いを見せたほか、ワーシイワ南部で栽培していた小麦を輸出するなど平和で穏やかな時代を過ごしていた。

ユーレリアレージによる侵攻

当時のワーシイワとグレディンス、後のユーレリアレージとの国境において水利権の小競り合いが発生したとされる。しかし当時のワーシイワは一地方の小競り合いとして楽観視し、古ワーシイワ王朝は現地の有力者に解決を求めた。だがその考えは悪い方向へ向かった。
一方グレディンスではこの件は重く受け止められた。元老院で武力行使が採決され、IU-464年ごろに突如侵攻された。古ワーシイワ王国内に存在した都市国家も例外なく占領され、最終的にジュコシまで到達し、ユーレリアレージ崩壊まで占領されることになった。

ワーシイワの夜明け前

IU-69年、ユーツィダ半島西部のフィダにて将軍リストリア・エンジーナ率いるフィダ蜂起軍と呼ばれる集団によって反乱(フィダ反乱)が発生した。原因としてユーツィダ半島は肥沃な土地であった為に比較的重税が課されており、本来は収穫量的にこれは問題は無かった。しかしIU-70年に大不作・飢饉(兆しの飢饉)が発生した。各地の領主の備蓄も余裕が無く、農民だけでなく一部の上流階級にも餓死する人が現れた。
またユーレリアレージ内の内紛で中央集権化も弱まり、反乱を抑えられる影響力も武力も無かった。そのためフィダ蜂起軍はユーツィダ半島のシレジエ海沿岸ををIU-68年には征服するも、農作物の収穫量の回復により征服は停止した。そのままフィダ国と名を変え紀元3年まで落ち着きを見せることになる。
他の地域は飢饉の他、これを原因とする街単位での紛争により壊滅的な被害を受け、発生後30年経つまで人口の回復が見られなかった。

ワーシイワ王国成立

中世

近世

バン病の到来、暗黒の時代

近代

現代

軍事

詳しくはこちらも参照

陸軍

常設軍としてはワーレリア大陸植民地取得後の国力強化が謳われた時代に設立され、ワーシイワ内戦の元凶となり内戦後に一度解体され再び組織された経緯を持つ軍隊。
アウレージ連合内でも有事に予想される戦闘地域から遠く、他国と比べ仮想敵のフレルミエ陸軍の脅威は低いためか海空軍と比べ予算は少ない。
主任務は国外の平和維持活動や、本土内に侵入した敵部隊から国を防衛することである。
しかしワーシイワ国境からグランダ=エレイソネス国境までの距離は比較的近く、その付近まで進軍された場合や国内世論の影響で国民から軍備の強化を忌避されているシャノワール軍の支援やシャノワール戦線を展開するなども主な任務である。
装備面では特に展開力、戦略機動性を重視し、装輪式装甲車を多数装備している。歩兵火力の向上や展開する部隊の火力の底上げを行い、有利に戦闘するためにIFVの配備数が他国より多い部隊などが存在している。
近年では、防御力や打撃力の不足が謳われており、重装備の整備拡充も行われている。

海軍

近世はワーレリア大陸の植民地取得から始まり、ワーシイワの中でも古くから存在する軍事組織の一つ。
セルヒャード海における海上交易路の防衛や制海権の確保を主任務とし、また海外領土であるホターナ・ヨハゴの双方の活動なども任務の一つである。
原子力空母2隻を始め、多数の大型戦闘艦を保有し「セルヒャード海の防人」としての能力に加え、世界的な軍事プレゼンスを発揮している。

空軍

WW終結後、軍備再編により陸軍航空隊から独立し結成された。
現代では規模において仮想敵に設定しているフレルミエ空軍には劣るものの世界第4位の規模を誇り、西アウレージでは事実上の最強の空軍として存在している。
最近では様々な任務に適応できるマルチロール機への統合を進めており、量と質の双方を強化する一方、爆撃機や攻撃機の改修も進めるなど打撃力の強化にも手を抜かない姿勢を取っている。

領域

地域

ユーツィダ半島

アウレージ大陸から西に突き出したユーツィダ半島のほぼ全域を占め、ワーシイワ国内で本土といえばこのユーツィダ半島の事を指す。

北ブーミテン島

ユーツィダ半島からマドスタ海峡を挟み南に存在する島。東西で大きく気候が変わり、西側はほぼ砂漠、東側はやや平均気温は高いも温暖な土地である。
セルヒャード海沿岸地域はワーシイワ本土扱いであるものの、砂漠地帯は中央ブーミテン共和国と呼ばれる構成国の一つが存在している。

プリューレ諸島

ユーツィダ半島の西側に存在する諸島。全体的に温暖な地域で、漁業と観光業が盛んな地域である。
文化が本土とは違いが大きいことや、世界大戦後に地方分権を推し進めたこともあり、現在では本土扱いではなく構成国のひとつとなっている。

都市

クァ・ユーツィダ広域都市圏

地域名 行政区分 人口 庁所在地 備考
ジュコシ特別市 特別市 1000万人以上 バーテト中央区 ワーシイワの首都、首都機能が集中。
クーレンネ県 900万人以上 ウェト市 巨大な工業地帯や軍港を持つ重要都市。

施設

経済

通貨として主にアウレージ連合の通貨であるビューヴと自国通貨であるサレナン・ボレグが用いられ、また流通比率は9:1ほど。サレナン・ボレグは現在発行数が少ないものの、地方ではその方が使いやすいとされ使用されることが多々ある。
産業形態としては自動車産業と医学・薬学産業が主要な産業である。

国際関係

アウレージ諸国との関係

グランダ帝国との関係

現在はアウレージ連合として経済と軍事、そして文化的に密接な関係を持つ。
ユーレリアレージ成立前のグレディンスの時代より交流を持ち、古代より敵対と友好を繰り返しているものの、基本的には関係性は良好である。
軍事面では戦闘爆撃機の共同開発に加え、グランダ軍が保有する核の共有など、お互いに西アウレージ防衛の要として積極的に協力している。

エレイソネス・ハルテャーフ民主共和国との関係

古ワーシイワ王国時代からのセルヒャード海貿易やハルテャーフ教伝来からの強い関わりを持つ。特に交易を始め重要な場所として扱われたクィフエ島に、ワーシイワ人やその文化が持ち込まれることがあった。これは現代において二国間での関係を象徴しているものとなっている。
しかしラヘーカ右派をはじめとした過激原理主義者の出現や、それらによるテロ行為の数々によって関係はあまりよろしくないとも言われる。

シャノワール連邦共和国との関係

世界大戦や第二ユーレリア時代を除き、基本的には同盟国ないし強い協力体制を築いている。
現代での関係は良好。そして経済や産業ではライバルとも言えるほど二か国での競争が激しく、GDPランキングは互いに抜きつつ抜かれつつといったところ。
アウレージ連合としての防衛義務の関係で、ワーシイワ陸軍および空軍が展開している。空軍に関しては連合内の役割分担や戦力配置の都合で特に力を入れている。

ナルヴァウレジア連邦との関係

近世にはホターナやヨハゴといった北極地域の諸島の売買による関係が存在した他、南ワーレリア付近での植民地で互いに接していた。その他大戦期においての敵対国という関わり以外は現代まで関わりは少ないものであった。しかし現代では、西アウレージ経済はおろか全世界的に影響を与える影響力はワーシイワも受けている。そしてアウレージ連合としての密接な関係を結んでいる。

フレルミエ連合王国との関係

互いの土地から距離が離れているため関係は現在と中世を除いて少し希薄であった。世界大戦後はワーシイワは有志連合・アウレージ連合に属するため敵対していたが、最近では緊張緩和やアウレージ横断鉄道の開業により関係は改善している。友好的関係を結ぶことが出来たとはいえ、格安のフレルミエ産の農産物が流れ込んだことによる国内農業の衰退などが発生した。その為微妙な関係と言える。その他過去には数回におよぶランザルメーアにおけるトリアへの侵攻などが二か国間の出来事である。最初に述べた通りランザルメーア以降、近代になるまであまり関係を持つことは無かった。

オリエンス諸国との関係

ファタ・モルガナ帝国との関係

古来には現在のレム・フーミに至る南ブーミテン島とワーレリアの一部を交換したほか、互いに貿易である程度親密な関係を持っていた。近代では世界大戦で交戦して以降、ワーシイワはファタ・モルガナに接近する姿勢を見せている。現在ではそれなりに緊密な関係で、セルヒャード海での安全保障上の協力や対フレルミエでの協力が主に目立っている。

晋迅共和国との関係

自動車産業のライバル。ワーシイワの北・中央オリエンス進出時に邂逅し、現在ではオリエンス国家の中でも随一とも言えるほどの良好な関係である。過去には好条件での植民地の売却や現在に至るまでの貿易上の結びつきなど、今昔で親密な関係がある国家である。

本京国との関係

文化

民族

アウレージ大陸系で古来より本土に居住するワーシイワ人(ユーツィダ人)、北ブーミテン島に居住するブーミテン人に分けられる。
そのほか北ブーミテン島の南部の限られた地域に居住するソトド人が存在する。

ワーシイワ人(ユーツィダ人)

ワーシイワにおいて大半を占める民族。容姿は茶髪もしくはくすんだベージュや橙がかったベージュの髪色である。

ブーミテン人

北文島東部に在住し多数を占める人を指す。美しく柔らかな黒髪と碧眼の外見を持つのが特徴。その美しさは古来のユーツィダ人を羨望させ、ブーミテン併合時の貴族の日記に自虐が書かれる程。 記録には読書をする人が多く、併合前は書物に関する理解や知識は同じ貴族身分でも恐らく世界一との記述が存在する。

ソトド人

居住地区的にブーミテン人とあまり違いはないが、古来より若干であるが外との関係が取りづらい場所に居住し、かつ民族意識も高いため区別される。ブーミテン人やユーツィダ人と比べ怒りやすい性格をしているらしい。言語もワーシイワ語サーチャ方言というやや特殊な言語を使用している。一言で説明すると句読点が多い。

言語

一般的には全土でワーシイワ語が利用されているほか、少数言語としてプリューレ諸島においてはソルンク語が、聖クペリーナ公国ではジムス語が、北ブーミテン島では北ブーミテン語が話されている。
南ブーミテン語は使用されていた地域はファシア語によって淘汰され死語ではあるものの、ある程度は文章として記録されている。

関連項目

ワーシイワ連邦王国/装備

国家
アウレージ大陸 フレルミエ - グランダ帝国 - コユール - シャノワール - ナルヴァウレジア - ファタ・モルガナ - ワーシイワ - エレイソネス
北オリエンス大陸 晋迅共和国 - ガイエン - 本京 - リベント - 光惺共和国
中央オリエンス大陸 フェレス合衆国 - 中島国 - レーンカルストン - ユーリア - ナリシア - 八沙魏
南オリエンス大陸 センリーネ - エイネルイッファ - 桜羅連合社会主義共和国 - 副紗社会主義共和国
ワーレリア大陸 北ワーレリア連邦 - グリア共和国
アウメア大陸 アウメア環境保護協会ミュルネニヤ・ゼルディアヴェニスゴマドローニアハウヤメ大衆国タラニア静寂委員会ユラフ共和国)-MAM勢力圏(マズストュミア共和国ルフィスマ連邦共和国)-小アウメア連合(オメーバ、スィラス、パスツァル、ナイヴニヴィ)-その他(ショウツキ共和国、ソビメア連合国、ヴュルス・ベルン国、パルガ合衆国)

最終更新:2021年02月21日 18:34

最終更新:2023年04月14日 01:36