ナルヴァウレジア連邦

ナルヴァウレジア連邦
Narvauresia Wietzelaut
国旗 国章 地図
先代 次代
ニーベルリント同盟
ガルフヴァイラ王国
ゼアノーク王国
ノディゲ共和国
グランダ軍事政権(第六ユーレリアレージ)
感染地域
そのほか諸勢力
建国 1712年
国の標語 自由、発展、未来
国歌 嗚呼、壮麗たるナルヴァウレジア
基礎情報 目次
公用語 ニーベルリント語、ガルフヴァイラ語
首都 テンダール
最大の都市 カッツェルハーフ
政府
大統領 フィロ・ダール・エンゼリント
首相 オルス・ダール・オルヴァン
面積
総計 ████km 2
水面積率 ████%
人口
総計 28,723,000 人
人口密度 ████人/km 2
経済
通貨 ナルヴァウレジア・セリル(NVSE)
GDP(自国通貨表示) 186,000,000,000ナルヴァウレジア・セリル
(約4兆6500億米ドル)
GDP(為替レート) 930億UX(世界第7位)
1人あたり 3,324UX(約161,200米ドル)

ナルヴァウレジア連邦 (北アウレージ連邦)はアウレージ大陸北西部のエルヴェメ半島に位置する連邦制国家である。1712年、大航海時代の海上帝国だったニーベルリント王国を中心に、ガルフヴァイラ王国、ゼアノーク王国、ノディゲ共和国らが、世界大戦後の国際秩序への発言力を向上させるためセレクトル条約を締結して建国された。  1760年代以降、連邦政府は多国籍企業らの連合体の傀儡政府となっており、その実態はさながら「 企業国家 」である。

歴史

ナルヴァウレジア連邦/歴史を参照。

軍事

軍の概要

 ナルヴァウレジア連邦の軍隊は、建国当初は連邦軍と呼ばれていた。しかし、企業時代には民営化されたのち、陸海空軍など部門ごとに分社民営化された。建国当初は自国の防衛のみに特化しており、その規模も質も平均かそれをやや下回る軍設計になっていた。その後、企業国家化に伴って次第に装備の先進的技術の採用と高額化が進行したが、依然として防戦を基調とした軍事となっている。特筆事項として電磁波攻撃対策が徹底されている傾向にある。これはナルヴァウレジア自体が情報産業に特化しているためである。 陸海空軍の規模は総計しておよそ13万人(予備役を含めて約16万人)。

陸軍

 連邦陸軍はナルヴァウレジア建国時に設立された。企業時代は民営化され「Rethalion Valskiek EktasDilnasto(RVED)」となった。他国と比較して特筆できる点として、仮想的に侵攻されることを想定した防衛重視の軍隊であるため、歩兵の対戦車火器および対戦車車両が充実している傾向にあり、連邦北部のエルヴェメ半島の地形が山がちであることから山岳歩兵も戦力に存在している。 連邦陸軍時代の1750年時点で、人員は7万8000人。

海軍

 連邦海軍はナルヴァウレジア建国時に設立された。企業時代は民営化され「Aerlie Valskiek EktasDilnasto(AVED)」となった。連邦海軍時代は時代を追うごとに縮小を続けており、最も少ない時期ではコルベット艦ですら6(8)隻の時期もあった。民営化後は時期により若干の規模の増大を見せたものの、その後縮小した。三大軍種のなかでは最も規模が小さい。特筆できる点として北極海への手段として砕氷艦が存在する点が挙げられる。 連邦海軍時代の1750年時点で、人員は約2万2000人。

航空宇宙軍

 連邦空軍はナルヴァウレジア建国時に設立された。企業時代は民営化されて「ThahairColeai Valskiek EktasDilnasto(ThCVED)」となった。空軍部門は連邦空軍時代から最も予算がかかっている。基本的にアウレージ連合圏のバックアップに努める立場にあり、後方支援機、AEW&C機やAWACS機、巨大給油機なども備えている。1737年の特殊作戦軍の追加と同時に空軍内で宇宙部隊が追加され空軍が航空宇宙軍に再編された。 連邦空軍時代の1750年時点で、人員は約2万7000人。

特殊作戦軍

 特殊作戦軍は1737年に陸海空軍と比べ遅れて設立された。設立当初は特殊作戦部隊のみによって構成されていたが、のちにサイバー部隊が追加され、特殊作戦の中に電子戦部門が追加された。電子戦部門は世界でも最高クラスの潤沢な予算と技術が割かれている。 組織の機密情報の高さから厳密な規模は不明だが、数百~千程度の人員を持つとされる。

戦略

 ナルヴァウレジア連邦の戦略は仮想敵建国当初はクローリア条約機構を仮想敵としている。空に関しては小氷域での航空優勢の死守、また海に関してはアペリント島、シュリント島、エルヴェメ半島の頭文字をとったASEギャップを超えてシレジエ海に出てこないように、対潜水艦戦略を強化している。陸ではインフラの良好な同盟国での市街戦での戦闘に備え、装輪戦車を活用する戦略をとっている。

仮想敵国に対する戦略

領域

 ナルヴァウレジア連邦はアウレージ大陸北西部にあるエルヴェメ半島を中心とした地域を領有している。

地域

 ナルヴァウレジア連邦は7つの州と1つの特別区によって成り立っている。

名称 区分 首都 連邦結成前 概要
新都テンダール 連邦直轄特別区 -- -- ラーズル湾中央の人工島に置かれた連邦首都。後述。
ニーベルリント ディア・カッツェルハーフ 旧ニーベルリント三国同盟領 人口最大の都市カッツェルハーフを抱え、海運都市として大航海時代ごろからの歴史を持つ。
ヴァルフリント ベリュス 連邦の中で最も農業生産高が高い連邦の穀物庫。
レクシリント ロホーグ 近代は炭鉱で栄え、現代は自動車産業などで栄える。周辺国とのアクセス性の高さから交通の要衝でもある。
ガルフヴァイラ カッペロホック 旧ガルフヴァイラ王国 領域の大半が氷結しているが、希少な地下資源の鉱脈が多く、先端技術やインターネットサービスで栄えている。
ゼアノーク ソリアシロン 旧ゼアノーク王国
ノディゲ オースキン 旧ノディゲ共和国
エウリュアル エルブリン 旧エウリュアル帝国

都市(1770年時点)

新都テンダール

 1750年代から企業らによって構想が立ちあがり、最近建設された新興都市。企業国家を下支えするため、インフラなどからすべて一から建設している。白色を基調とする流線型と幾何学的な構造を成す建造物たちは、人間にとってすごしやすい温度を保つ最新の機器によって制御され、地下から上空まで様々な種類の交通網が張り巡らされている。中でも、新都中央にそびえる国際企業連合ビルは世界で最も高く、高さは約1200mにのぼる。数百の企業がビルの中に入っており、万が一の攻撃、侵攻に備えて一部上層の階層には対空砲や対ミサイル装置などが備えられている。  街のほとんどが24時間煌々と明かりが光っており、空中やビルの壁面に灯る広告の数々はナルヴァウレジアの経済を支える企業たちの広告によって構成されている。このことから眠らない街とも呼ばれており、憐憫豪華な明かりが常に人々の心をたかぶらせている。

カッツェルハーフ

 古くはニーベルリント同盟の首都。国際的な条約が結ばれることもあった海運都市でその歴史は大航海時代のころまでさかのぼる。

施設

文化

民族・国民性

 ナルヴァウレジアの民族構成はエルヴェメ半島を中心にガルフ系人種4割とニーベルリント系人種5割、かつての植民地から訪れた南方系ワーレリア系人種そのほかが1割で構成される。1750年時点で合計特殊出生率は1.52と先進国の平均並みである。  ナルヴァウレジアの文化は西アウレージ系文化圏の一部である。芸術・文学・科学技術などの文化的表現が盛んであり、芸術家、学者パトロンなどの文化が強く根付く。国民性としては強い個人主義、反集団主義的な側面がある。

食文化

 ナルヴァウレジアは南北に国土が長いため、緯度により食文化に違いが散見される。一方で全般的な特徴としてフーヴェルバット(全粒粉の黒いパン)、ニシンやタラなどの魚介類、畜肉、発酵乳製品、ベリー類を中心に形作られている。伝統料理は酸味のあるものが多く、これは寒冷な気候で得ることが難しかったビタミン類を補うためにベリー類や発酵食品などが用いられたためである。同様に伝統料理では魚の保存に塩も多用されたため、魚介類の料理は塩味が強い。  塩漬けされた畜肉と魚肉のすり身を家畜の内臓に詰め、それを燻製した加工食品「フルヴァルステ」、ノグアで最も強い臭いを放つとされる缶詰食品「シュヴェルリヒック」や、甘草を用いた独特の風味のある菓子類「ライカルナッカ」などはナルヴァウレジアの特産品でもあり、よくネタ食品として海外では取りざたされているが、これらはナルヴァウレジアの国民食として愛されている。  産業時代以前は、北部の方では飢饉になると人間を食した文化が残されていたが、現代では生命倫理の観点から当然違法とされている。

統治機構

外交

経済

一人当たりGDPは3,324UXと、他国の追随を許さない堂々の世界一位である。

関連項目

国内

国家

国家
アウレージ大陸 フレルミエ - グランダ帝国 - コユール - シャノワール - ナルヴァウレジア - ファタ・モルガナ - ワーシイワ - エレイソネス
北オリエンス大陸 晋迅共和国 - ガイエン - 本京 - リベント - 光惺共和国
中央オリエンス大陸 フェレス合衆国 - 中島国 - レーンカルストン - ユーリア - ナリシア - 八沙魏
南オリエンス大陸 センリーネ - エイネルイッファ - 桜羅連合社会主義共和国 - 副紗社会主義共和国
ワーレリア大陸 北ワーレリア連邦 - グリア共和国
アウメア大陸 アウメア環境保護協会ミュルネニヤ・ゼルディアヴェニスゴマドローニアハウヤメ大衆国タラニア静寂委員会ユラフ共和国)-MAM勢力圏(マズストュミア共和国ルフィスマ連邦共和国)-小アウメア連合(オメーバ、スィラス、パスツァル、ナイヴニヴィ)-その他(ショウツキ共和国、ソビメア連合国、ヴュルス・ベルン国、パルガ合衆国)
最終更新:2023年10月29日 00:01