ジナイナ型特一等巡洋艦 | ||
Jinaina Rugrr Dixxidho Destih Aernagir | ||
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艦級情報 | ||
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艦種 | 特一等巡洋艦(巡洋戦艦) | |
運用者 | ![]() |
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建造者 | ![]() |
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建造期間 | 1678年 - 1683年 | |
就役期間 | 1681年 - 1745年 | |
計画数 | 4隻 | |
建造数 | 4隻 | |
前級 | レアルナ型 | |
次級 | 無し | |
船体諸元 | 目次 | |
全長 | 272.81m | |
全幅 | 33.1m | |
全高 | 52.24m | |
吃水 | 9.5m | |
乗員 | 2,160名 | |
基準排水量 | 48,796t | |
満載排水量 | 58,922t | |
装甲諸元 | ||
装甲材質 | 各種防弾鋼 | |
舷側 |
艦首40.04mm 艦央308.88+40.04mm 艦尾40.04mm |
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甲板 |
艦首34.32mm 艦央154.44mm 艦尾154.44mm |
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吃水下 |
艦首40.04mm 艦央77mm四層 艦尾40.04mm |
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艦底 |
艦首40.046mm 艦央77mm四層 艦尾40.04mm |
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司令塔 |
上盾177.32mm 前盾429mm 側盾429mm 後盾343.2~429mm |
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主砲塔 |
前面486.2mm 側面257.4mm 後面303.16mm 天蓋200.2mm |
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主砲塔バーベット |
前面371.8mm 側面440.44mm 背面291.72mm |
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副砲塔 |
前面51.48mm 側面51.48mm 背面17.16mm 天蓋22.88mm |
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機関諸元 | ||
機関方式 | 蒸気タービン方式 | |
主缶 | コーネリアス製CSX-77Gボイラー8基 | |
主機 | ヤーリョンニキート製1530型タービン4基 | |
機関出力 | 55,625馬力×4基 | |
電源 | ヤーリョンニキート製779型直流発電機4基 | |
電力 | 33.2MW×4基 | |
最高速度 |
設計:32.09kt 公試:33.26kt |
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巡航速度 | 15kt | |
燃料 | 重油8,300t | |
推進器 | スクリュープロペラ4軸 | |
航続距離 | 15kt時17,000海里 |
ジナイナ型特一等巡洋艦 (府:Jinaina Rugrr Dixxidho Destih Aernagir)は、ファタ・モルガナ帝国海軍の特一等巡洋艦(巡洋戦艦)の艦型。明らかに装甲が犠牲となっていたレアルナ型とは打って変わって十分な装甲防御力を備えた高速戦艦と呼べる艦型であり、当時のファ帝海軍の理想とする性能を実現した優秀な設計であった為、同海軍の象徴的存在となった。
本型は1675年の全海域艦隊法可決によって建造が決定された。
一見すると、エルセリナ型より連綿と受け継がれたファ帝戦艦の設計思想を高速戦艦という形で再編しただけの保守的な設計に思えるものの、その実は旧態依然とした戦術思想に凝り固まった当時の海軍なりに模索した新時代の運用構想に則した設計に纏められた艦型となっており、その運用構想とは主力艦である戦艦を補助艦である空母によってバックアップし、敵戦艦隊を空母航空隊で随時攻撃しつつ自戦艦隊の砲力の優位で圧倒し止めを刺すと言うものであった。その為本型には他国が主力とするあらゆる戦艦を一方的に蹂躙する為の攻防力を与えることが求められた。
その為に搭載されたのが本型の特徴でもあるCSX-77G型高圧管である。これは主機である1530型タービンと組み合わせて最大約222,000馬力を発揮することが可能であった。
備砲は事実上の前級たるレムレータ型の70Akから拡大された75Ak(429mm)砲を同様の砲配置で搭載し、装甲は仮想敵の備砲に対して対抗可能な最低限の厚みを確保した上で、バイタルパート長を短く纏め上げることで重量の軽減を図った。レムレータ型の設計で経験したBPのコンパクト化に関しては本型では病的なまでに徹底されており、高速性能の為に取られた270mを超える全長と相まって全長に対してBPの締める割合は50%を割る程であった。その甲斐あってか本型の火力、防御力、速力はその全てが高いレベルで纏まっていた。
かねてより課題であった水線下部の防護性能も全体としての装甲防御力を最低限としたことによる余裕から本型においては大幅に改善されており、レムファータ沖海戦の戦訓が反映されたレステーナ型ほどの徹底ぶりでは無いにせよ、高いレベルの耐水雷防御力を有していた。
電子兵装に関してもレムレータ型に引き続き当時の最新鋭設備が搭載され、他国のあらゆる戦艦に対してシステム面で優位であったとされる。また3Aシステムの実用化後には3Aシステムの中枢艦とする為の改装を受けており、これによって当時としては圧倒的な防空能力を持った艦にもなった。
兵装 | |
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名称 | 基数 |
竣工時 | |
コーネリアスZYN-Y75 47口径429mm三連装砲 | 3基 |
ヤーリョンニキートZN-70B2 60口径131.56mm連装両用砲 | 7基(1~3番艦),8基(4番艦) |
Co-ss31/L70 41mm四連装機関砲 | 27基(1~3番艦),25基(4番艦) |
HA-MM29A2/L83 20mm連装機銃 | 18基 |
HA-MM29A2/L83 20mm単装機銃 | 14基 |
1682年時 | |
コーネリアスZYN-Y75 47口径429mm三連装砲 | 3基 |
3Amk2-2 70口径154.44mm連装砲 | 7基(1~3番艦),8基(4番艦) |
Co-ss31/L70 41mm四連装機関砲 | 23基(1~3番艦),21基(4番艦) |
HA-MM29A2/L83 20mm連装機銃 | 20基 |
HA-MM29A2/L83 20mm単装機銃 | 14基 |
補助兵装 | |
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名称 | 基数 |
情報処理 | |
3A30-5S型計算機 | 2基 |
射撃管制 | |
3A29-1 先進防空射撃管制装置 | 8基 |
電波探信儀 | |
GB-ss1 対空捜索 | 1基 |
NB-ss3 対水上捜索・航空管制 | 1基 |
NB-a4 対空捜索 | 2基 |
SiiLu-40 逆探知 | 1基 |
音波探信儀 | |
NNSmk2 | 1基 |
電子戦装備 | |
QNB-x1 電波妨害機 | 1基 |
補助装備 | |
K-8 油圧式カタパルト | 2基 |
艦載艇・艦載機 | |
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名称 | 搭載数 |
艦載機 | |
AE-77D 水上観測機 | 3機 |
合計 | 3機 |
艦載艇 | |
戦時S22XI型艦載艇 | 4隻 |
合計 | 4隻 |
同型艦 | ||||
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艦番号 | 艦名 | 起工 | 竣工 | 退役 |
81DDR-1 |
ジナイナ NUX Jinaina |
1678年5月34日 | 1681年7月20日 | 1745年5月1日 |
81DDR-2 |
レティレナ NUX Retirena |
1678年13月33日 | 1682年3月19日 | 1705年12月28日 |
81DDR-3 |
レメレリナ NUX Remerelina |
1678年7月2日 | 1682年6月12日 | 1705年8月37日 |
81DDR-4 |
エルレーナ NUX Elreena |
1679年2月22日 | 1683年4月19日 | 1745年5月1日 |