【名前】 |
ケイン市長の祖父 |
【読み方】 |
けいんしちょうのそふ |
【所有ナビ】 |
不明 |
【登場作品】 |
『6』 |
【詳細】
現在の生死は定かではないが、ネットワーク社会の最初期に近い時期に活躍していた優れたプログラマーであり、
プロトの反乱から少しして発生した
電脳獣グレイガに対抗するためのプログラム・「ファルザー」を開発した人物。
当時は彼にすがる他なく、「救世主」と呼ぶ者もいたほど。
グレイガに匹敵する力を持つファルザーだったが、原因不明の暴走を引き起こしてグレイガと同様にネットワークを破壊する
電脳獣ファルザーと化してしまった。
グレイガとファルザーは
セントラルエリアの一部を切り取る形でエリアごと封印されるも、突然変異で発生したグレイガはともかく、ファルザーを開発したのは彼であり、
プロトの反乱の復興もままならない状況にネットワーク社会を追い込んだ責任を追求される形となって表舞台から姿を消した。
「救世主」という異名から一転、「悪魔」と呼ばれるようになったと語られていることからも、とても現状維持は出来なかったと思われる。
その後、彼がどのような人生を送ったのかは定かではないものの、孫であるケインは祖父の名誉の回復を表向きの目標として
WWWと協力関係を結んでいることもあり、その悪しき風評は家族にまで及び今もなお尾を引いていることだろう。
孫自体は市民からの支持も厚い優れた政治家として大成しているが、周囲が家族関係について周知しているかどうかはわからない。
そもそも電脳獣の事件自体が現在では風化して記憶している人間が少ないことから、あえて表に出す必要もないことから秘匿されている可能性もある。
最終更新:2025年06月24日 16:00