持ち主は ウラインターネット3の下層通路を歩いていた ゴスペル構成員のヒールナビ。
上層部通路に居るロックマンに対して自分から話しかけてくるうえ、
自分が あおのかけらBを持っている事を公言し、挑発してくる。
同エリアの下層に続く道は青の氷型ウイルスによって封鎖されてしまっているが、
伊集院炎山の調査報告により、 コトブキスクエアからウラインターネットに繋がる道がある事が判明する。
カギ職人にゲートキーDを貰う事で、 ウラコトブキエリアを経由してウラインターネット3の下層に辿り着き、ヒールナビを追い詰める事に成功する。
挑発行為自体は『 文明破壊作戦が完了するまでの時間稼ぎ』という作戦あってのものだったが、
ロックマンによって袋小路へと追い詰められた際、こともあろうに ゴスペル本部の場所をペラペラと喋ってしまう。
いわゆる『冥途の土産』ということで有頂天になっていたのだろう、「知ったところでフリーズマンには勝てないし、その前にここでロックマンが自分の手でデリートされればどのみち意味が無い」と、高を括ってウイルスをけしかけたヒールナビは、敗北してデリートされた。
しかも、デリートの際に彼が落としたこの証により、ロックマンは コトブキスクエアの会員専用エリアに侵入し、
最深部のゴスペル本部にて、全ての元凶である フリーズマンと対峙することになる。
答えを言いたがる自慢したがりの行動が全てにおいて仇となり、
文明破壊作戦失敗どころか最高司令官がデリートされる直接の原因を作っており、
よくよく考えると前述のヒールナビの大戦犯っぷりがすごい。
どんなに周到に作られた組織・計画も、情報リテラシーの低い末端構成員の
軽はずみな言動行動から綻びが出てしまう…というのはある意味リアルではある。
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