フリーズマン

「滅びゆく世界をここから高みの見物といこうじゃないか」

【名前】 フリーズマン
【読み方】 ふりーずまん
【分類】 ナビチップ
オペレーター なし→帯広シュン
【属性】 水属性
【所属】 ゴスペル
【登場作品】 『2』『N1バトル』『バトルチップGP』
【基本装備】 ツララフォール
【チップ】 フリーズマン(チップ)
【アニメ版CV】 田中 総一郎

【詳細】

ゴスペルが開発した自立制御プログラムで活動する自立型ネットナビ
ゴスペルの最高司令官を務める。

インターネット中に氷型ウイルスをばら撒き環境維持システムをフリーズさせ、現実世界に自然災害を引き起こした。
コトブキスクエアの最深部にあるゴスペル本部で作戦を指揮していた所、ゴスペル会員ナビが暴露したせいで居場所を突き止めたロックマンと対峙し、敗北する。

その際に「私を倒したとしてもワクチンを作る時間はあるまい!」と言い放ち世界の破滅を確信しながら爆散したが、直後にフリーズマンの分身体であるあおのかけら氷型ウイルスが砕け散ったため、事なきを得た。
自身がデリートされれば氷も消滅する事を知らなかったのか、はたまた単なる負け惜しみだろうか。
本来ならばデリートどころか、誰かが自分の元に辿り着く可能性すら考慮する必要もなかったといえばそうなのだが…

その後、バックアッププログラムから復活し、最終決戦前に再び敵として立ち塞がる。最高司令官なのに再生怪人みたいな扱いになってしまった

バトル時には全パネルがアイスパネルの状態で戦うことになる。
最後列中央のマスから全く動かないが、氷の結晶で身体を包み込んで防御している。
また、戦闘中はフリーズマンが素の状態の場合には常にトップウが吹いている。この風は怯ませる等でフリーズマンの動きを止めている時と氷の結晶で防御をしている状態の時には止む。
攻撃パターンはツララ落としと、3連続のアイスタワー
なお、デスマッチ系を使用しても、カウンターとしてアイスステージを使用してアイスパネルに塗り替えてくるためデスマッチ3(毒沼パネル)は通用しない。
ただし、こちら側のパネルリターンには反応しない。

水属性&バトルフィールドの全面が氷パネルなため、4倍ダメージとなった電気属性の攻撃で瞬殺できてしまう。ゴスペル最高司令官(笑)
特に、チャージレベル3以上のエレキスタイルのラビリングが、麻痺が解かれる辺りで次のチャージが追い付いてしまい、相手が防御体勢へと入る前に次のラビリングを当てられるので、ハメ殺しが容易というのが一番の問題だろう…。
なお、防御体勢が解かれている時に「スイコミ」で最前列に吸い寄せることが出来れば、エレキソードやエレキブレードなども当てられるのでもっと安定する。

V3に強化されてもその特徴は変わらず、下記の動画では1分未満のタイムで2回デリートされている(フリーズマン戦は07:58から)。
具体的な数値としては、V3のHPが1400なので電気属性なら350ダメージ分で倒せることになる。

V2の出現ポイントがランダムミステリーデータとほぼ重なっている位置にあるので、不意打ちを受けやすい。
一応、クリア後に書き込まれるウラスクエア掲示板で、出てくるエリアがどこなのかだけを知ることは出来る。

『N1バトル』、『バトルチップGP』では帯広シュンのナビとして登場。
『2』で持っていた防御能力はなくアイスタワーを主力とする。

モデルになったのは「ロックマン7」に登場する同名のロボット。
あちらと比べて頭身が伸び、全身に氷のトゲがついた。
また、非常に良く動く本家に対してこちらは全く動こうとしない。
なにかとポーズをとってカッコつけたりもしない。


使用技

ランク順にアイスタワー、ツララフォール共に威力は100,150,200。Fつながりなら次回作のフレイムマンより単純火力が高い。攻撃自体はナイトマン同様単調だが、アイスステージやトップウ、氷のバリアを繰り出すため、対策しないと危険。

アイスタワー
地を這う氷の柱を3連発する。威力が高く、貫通性能があるため、穴パネルで防ぎたい。
追尾で曲がるため、正直アクアタワーと大差ない。

ツララフォール
3つの巨大ツララを落としてくる。氷のバリアを剥がしてトップウされるとくらいやすい。カースシールド系で防御しつつバリアを剥がしたり反撃する手もある。


【アニメ】

無印

第36話「デンサンシティ南極化計画!」にて初登場。
原作と同じくゴスペルのナビとして登場。

ゴスペルのウイルス工場に侵入したファイアマンをデリート寸前まで追い込み、火野ケンイチに心に深い傷を負わせた。
その後、インターネットシティと現実世界を氷漬けにし、都市機能を麻痺させた。
その際、ファイアマンのデータから誕生したヒートマンの妨害を受け撤退。

物語終盤、ゴスペル首領の命令でフォルテのデリートに向かうが、またもヒートマンの妨害が入る。
復讐に燃えるヒートマンとの命がけのバトルにあと一歩のところで敗北。
ゴスペルの元へ逃げ帰り首領に助けを求めるが、首領はロボットでありDr.ワイリーに破壊されており、首領の返答がない中でシャドーマンデリートされた。

BEAST

第9話にて登場。
ただしゴスペルのフリーズマンとは別個体で、ビヨンダード(パラレルワールド)のファルザー軍ゾアノロイドとして、ゾアノフリーズマンが登場。

グレイガ軍の基地を攻め入った時に負傷し、危機一髪で逃げたところをアイスマンに保護され、アイスマンとお互い友情のような感情が芽生え、大きな氷の結晶を作るレクチャーを行うなどした。
アイスマンの提案でビヨンダードの仲間と連絡をとる手段として、専用の通信機が必要であったが、ゾアノフリーズマンを想うアイスマンが執念で探し当てる。

しかし、ゾアノフリーズマンを追ってきたグレイガ軍のゾアノストーンマンの強襲を受ける。
アイスマンがゾアノフリーズマンを護ろうとゾアノストーンマンに攻撃を仕掛けるも全く通用せず、今度はゾアノストーンマンがアイスマンを攻撃しに入ったところをゾアノフリーズマンが庇って致命傷を負う。

その後、ロックマンが助けに入ってゾアノストーンマンはデリートされるも、ゾアノフリーズマンも息絶えて消滅する。
デリートの瞬間までアイスマンのことを気にかけており、アイスマンもまた彼に習った氷の結晶と通信機を形見として、バブルマン・アクアマン・アイスマン専用秘密基地に飾っていた。

このゾアノフリーズマンの通信機は、後に熱斗たちがビヨンダードへ飛ばされた後、ビヨンダードとの通信を可能にするための超重要アイテムとなってくる。

自分の身を呈して一般ナビを庇うというのは、ゲームやアニメ一期で登場したフリーズマンから想像もつかないため、ゾアノロイドの中では熱斗たちの世界の他の同名ナビと比べて1番ギャップが大きい。
獣化因子の影響でグレイガ軍を倒しファルザー軍の戦果を挙げる戦争用マシンのようなゾアノロイドの行動として見ても、ゾアノロイドは彼らから見てビヨンダードの世界の被害を全く顧みない者ばかりだったため、ビヨンダードのナビを庇うのはかなり異質である。

このエピソードは前期『Stream』第19話と同じく、エグゼのアニメシリーズの中でも評価が高い。

関連項目
「エグゼ2」シナリオボス
エアーマンクイックマンカットマンシャドーマンナイトマンマグネットマンフリーズマン

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最終更新:2025年01月05日 01:05