【詳細】
Dr.トロイが開発したトロイ
ウイルスの本体。ビジュアルワークスにて「トロイモクバー」という名称であることが判明した。
トロイの電脳の奥に座し、世界中にトロイウイルスをまき散らしている「トロイの木馬」という存在の大本。
巨大な木造の馬のような姿をしており、中央のコアが黄色い状態でないとダメージを与えられない。
トロイの木馬の化身である
リバースと似たような攻撃方法を持ち、前足を巨大化させて落下させたりエリアの広範囲に衝撃波を発生させて攻撃する。
また、こちらのエリアの後方に
バックドアを作り出し、そこから様々なものを呼び出す能力を持つ。
トロイの電脳の中で
ロックマンに敗北し、熱斗との絆の力を込めた
ロックバスターの一撃で完全破壊された。
しかしトロイが消滅したことで世界中のネットワークの負荷がサーバーに流れ込み、遺跡が崩落することとなった。
オリジナルトロイ
…が、このトロイモクバーはコピーされたもので、オリジナルが存在していることがクリア後に判明。
古代の
インターネット「
アトランピアエリア」(
キャッシュデータ)に、オリジナルのトロイの脅威を未来に伝えるべく、ノーバディのナビがエリア内に滞在している。
ノーバディのナビ曰く、オリジナルのトロイは古代の
ウラインターネットに封印されており、その封印を解くには世界中に散らばる12の星座データが必要とのこと。
現代のウラインターネット7から星座データを用いて古代ウラエリアに繋がるルートがあり、古代ウラエリアの最深部に、3000年前のオリジナルバージョンのトロイが鎮座している。
しかし戦闘に勝利しても、古代ウラエリア内に3000年の年月をかけてトロイのデータが積み重なってしまっており、完全なデリートはできずいずれ再生してくるという形となる。一度撃破して完全に消滅したコピーと、滅びが見えないオリジナルという形で明確に力の差が表れている。
一度撃破すると同じ場所にトロイノモクバEXが現れ、これを撃破すると同じ場所でトロイノモクバSPと戦えるようになる。
【余談】
無機質感からの異次元世界から来た感のあるデザインは、『流星』
シリーズのアンドロメダ、ラ・ムー、クリムゾン・ドラゴンを先駆けた感もある。
特に、遥か大昔の存在で当時の人間に封印されるほどの危険性を誇って現代でも圧倒的な力を誇る設定は、『流星2』のラ・ムーとよく似ている。
オリジナルトロイと出会うための12のデータが星座モチーフであるのも、『流星』シリーズで星座をモチーフにしたFM星人と似通っている。
開発時期が『流星』と近かったためによるものだろうか。
【トロヤのモデルの史実(脚色次第で神話)参照先】
最終更新:2023年08月25日 00:32