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<reverse>は、譜面逆行オブジェクトを示すオブジェクトタグです。
譜面逆行とは、処理された瞬間から一定時間の間譜面スクロールを逆転させるタイミングオブジェクトのことです。
<reverse>は空要素タグです。

文法

<reverse time='0b' length='1b' />

属性

(必須)time='時間'

(省略可)group='文字列'

  • 以上の属性は<obj>を参照してください。

(必須)length='時間'
譜面スクロールを逆転させる時間を設定します。あらゆるタイミングオブジェクトのtime属性はこの値を考慮しません。この時間が経過したあと、通常通りの方向へのスクロールを再開します。

<reverse>が処理されると、time属性が参照するタイマーAは停止され、同時にタイマーBが計時を開始します。タイマーBの値がlengthに等しくなるまで譜面が逆行し、その後通常の方向へスクロールします。タイマーBの値がlengthの2倍に等しくなった瞬間、タイマーBはリセットされ、同時にタイマーAが計時を再開します。

<reverse>は<stop>と似たオブジェクトですが、タイミングオブジェクトの処理が停止される時間は同じlengthの<stop>に比べてデフォルトで2倍になります。
既に処理されたタイミングオブジェクトが再処理されることはありません。譜面逆行は視覚上、まだ処理していないノートオブジェクト小節線が判定ラインから遠ざかるように表現されるはずです。

ゲームを成り立たせるにはlength属性を省略してはなりませんが、もし省略した場合、譜面は永久に逆行し続け、ゲームプレイを強制終了しない限り終わることはありません。

(省略可)acc='自然数'(0も可)
この属性が有効な場合、上記の「通常の方向へスクロールし始めてからタイマーBの値がlengthの2倍になるまで」の期間は設定した値倍速でスクロールします。0にした場合、この期間が完全に無視されて本来のタイミングまで譜面がスキップします。省略した場合は1です。

例えば<reverse length='1b' acc='2'>の場合、<reverse>が処理された瞬間から1拍の間譜面が逆行し、その後0.5拍で元の位置に戻ってきます。この結果<reverse>によりタイマーA(タイミングオブジェクトの処理)が停止される時間は同じlengthの<stop>に比べて1.5倍となります。

ノートオブジェクト

その他のタイミングオブジェクト


親要素

最終更新:2015年01月13日 17:37