<lnote>は、
ロングノートオブジェクトを示す
オブジェクトタグです。
ロングノートとは、一定時間対応するデバイスを操作(押したり回したり)し続ける必要のある
ノートオブジェクトのことです。ロングノートを処理中にデバイスの操作をやめると、そのノートで再生されていた音声も中断されます。
<lnote>は
空要素タグです。
文法
<lnote time='0b' key='1' index='1' length='1b' vol='100' wise='cw' eindex='2' />
属性
(必須)time='時間'
(必須)key='自然数'
(必須)index='自然数'
(省略可)vol='自然数'
(省略可)wise='文字列'
(省略可)group='文字列'
(必須)length='時間'
ロングノートを押し続ける長さです。このノートを処理中に同じレーンに降ってくるオブジェクトは全て無視され、生成もされません。
(省略可)eindex='自然数'
ロングノート終端で再生する音声のインデックスです。
<sequence>のインデックスは指定できません。省略した場合追加の音声はありません。
end属性の値によって挙動が変わります。
noneの場合、終端まで押し続けていれば末端に到達した際自動的に演奏されます。
releaseの場合、終端で離した際に演奏されます。
triggerの場合、再操作の際に演奏されます。
eindexで設定された音声は、ロングノート自体がok以上の
判定で処理されなければ再生されません。
(省略可)end='文字列'
ロングノート終端の扱いを規定します。有効な文字列はnone、release、triggerの3つです。省略した場合はnoneです。
noneの場合、終端まで対応するデバイスを押し(回し)続ければ離す(止める)必要はありません。追加の判定はありませんが、ejudgeが有効な場合対応した判定が発生します。
releaseの場合、終端でデバイスを離す(止める)必要があります。追加の判定が発生します。
triggerの場合、終端でデバイスの再操作(一瞬離してもう一度押す、逆回転する)が必要になります。追加の判定が発生します。
(省略可)begin='文字列'
ロングノート始端の扱いを規定します。有効な文字列は
normal、
delay、
pre、
anyの4つです。省略した場合は
normalです。
normalの場合、通常通り判定が発生します。
delayの場合、始端で判定を適用しません(判断自体は行い、無視した場合は即座に
<jthrough>が発生します)。endの値がnoneの場合、ノート終端で判定を表示し、スコアなどの処理を行います。release、triggerの場合、始端の判定は消滅し追加判定のみになります。
preの場合、始端より前からデバイスを押しっぱなしにしていてもgjudgeに応じた
判定が発生します。
anyの場合、始端を無視してもミスにならず、デバイスを操作した時点でgjudgeに応じた
判定が発生します。終端までデバイスを操作しなかった場合は
ミスになります。
pre及びanyの場合、indexで指定されたサウンドは
BGM扱いになり、デバイスを操作しようがしまいが本来のタイミングで演奏されます。
(省略可)span='時間'
ロングノートを押し続けている間、指定間隔でgjudgeに応じた
判定が発生し続けます。省略した場合は発生しません。始端と終端では判定がある場合そちらが優先されます。
(必須)gjudge='自然数'(0も可)
beginの値がpreかany、あるいはspanが有効の際に参照される
判定のインデックスです。
(省略可)ejudge='自然数'(0も可)
ロングノート終端で発生する
判定のインデックスです。endの値がreleaseかtriggerの場合、
ミスでない限り必ずこの判定が発生します。
(必須)mjudge='自然数'(-1,0も可)
(省略可)resume='時間'
ロングノートを途中で離しても、ここで設定した時間以内に再び操作すれば判定が継続します。省略した場合は
0、すなわち一瞬でも離した場合mjudgeで指定した判定が発生します。
rotタイプの
デバイスは、resume期間内であっても最初と逆方向に操作した時点で
ミスになります。
end='trigger'の場合
この時間を有効にしておかないと、終端付近で離した時点でミスになるのでご注意ください。
親要素
最終更新:2015年01月13日 17:13