ソフィア・エルドレッド・キサナドゥ

●C.A.A.C.E.代表就任後/ドラゴン庭園騒乱

「わたくしは皆さんに死を強いる立場ではありません。むしろ、助けられる存在だからこそ残るのです。だから、無事に逃げてください」
「あなたたちは……わたくしにとってかけがえのない人たちなんです。失ってしまうのが……怖いの」
「選択肢を突き付けられても、選択権なんて本当は存在しないんです。しないから……」

立ち絵
先陣を切る





基本情報

氏名 ソフィア・エルドレッド・キサナドゥ(Sophia Eldred Xanadu)
性別 女性
年齢 19歳
身長・体重 163cm/56kg
戦闘スタイル 剣術・槍術
技能 剣術SR2・槍術SR2・ガンスキルSR2
ライセンス Aクラス(C.A.A.C.E.)
席次 2:The High Priestess(女教皇)
得意/好き C.A.A.C.E.の人たち、祖国、イタリア料理
苦手 料理すること
イラストレーター 原案:N.O.P/デザイン:葵 束
一人称 わたくし
口調 姫・お嬢様口調。時折年齢らしさの素も
●略歴

 姫騎士と言えば襲われる対象だよね。
 ついに某姦雄なみの人材マニアになっている何も知らないソフィアチャン。

 キサナドゥ王国第三子の王女で、現C.A.A.C.E.代表。基本的に他の面々に呼ばれるときは「殿下」。
 母国では人気があるが、国政や外交からは切り離されていたためにC.A.A.C.E.に出向していた。
 愛称は「ソフィ」だが、この呼び方をするのは学院・訓練校時代における同期で今でも親友のカーレーン・リーブラだけである。
 同じ上層機構「円卓」ファセリナ・オルブライトだけは「ソフィア」と呼び捨てにしてくるが不問にしている。
 逆にソフィアに対してファセリナが「殿下」と呼んだ場合は、大変よろしくない状況が待ち構えているサインでもある。
 性格は「超」がつくほど他人に甘い。ただし、自分や直接の指令任務で行われる行為に対しては、彼女なりの責任をもって行う。

「2:The Hight Priestess(女教皇)」
(正位置:直感、感性、知性、期待、聡明、雰囲気/逆位置:悲観、無気力、疑心暗鬼、孤立
 政治的、外交的能力、王女としての振る舞いや気品といった高いカリスマ性を持ち、指導者としては若いながらも十分な素質を持つ。
 とはいえ、普段は年相応の一面もあり、普通の女性の表情を見せることも多々。

 代表就任時には自分を特別視してほしくないという節もあり、彼女自身を守るための鎧装製作も固辞していたのだが、ドラゴン庭園の騒乱が激化、アンジェラ・ディアヴォレッサ他、「ヘプタグラム」の面々とCCCNO社によってステラアルジェントを要所に用いながらも、柔軟性の高い動きやすい鎧装を提供され、組織の長として、騎士――お飾りの姫騎士ではなく聖騎士の意識で陣頭に立つこととなった。
 出身の立場上で軍を率いることもあり得えたということから指揮関連の座学はかなりしており、成績はとても優秀だった模様。
 装備の各所は着脱が可能で、各国への外交などの礼服としてペリースを付けた状態や戦闘によっては動きやすさを重視するために一部のパーツ(胸脇の部分など)をパージすることもある。
 さらに、両腕には他の鎧装にはない新型の魔術式シールドが張れる装置を装備。
 これは本人の魔力、魔力式バッテリー、電力式バッテリーの補佐で、長時間稼働が可能で現状では高レベルの防御力を誇るシールドを展開できる。そのため、クールタイムで発生が途切れることはない(実験機だからって無責任なものを! は発生しない)
 戦場における問題としてノブリス・オブリュージュの精神を強く持ち、自らが殿を務めてしまう。貴女が撤退してください。

●戦闘スタイル

 本人は特にアーツなどを持ち合わせていないため、直接の剣戟戦闘が主。
 基本は鎧装とセットになっているこの剣による戦闘となるが、剣に特殊な機構はない(諸々の理由はある)。
 槍やハルバードなども扱え、本人の武器の扱いは騎士時代の訓練や鍛錬により扱う技術は高水準。
 特殊機構のない剣ではあるが、鎧装による魔力ブーストで魔力刃をまとわせることで攻撃力を上げ、中型~多少大型の相手まで単独で戦闘可能なほどにはなっている。



●「円卓」分裂後

「わたくしが導くなどと大それたことを言うつもりはありません。しかし、正す力になれるとは思っています」

 ソフィアはお世辞にも(比較対照が「円卓」構成員になってしまうが)強いわけではなく、エクソシストの戦力としては平均より少し上、「聖騎士団」においてもそれくらいの実力であった。


●C.A.A.C.E.代表就任後

「導く立場……か。国ではお飾り程度で不要と扱われていただけに、数奇なものですね。わたくしに、何ができるんでしょうか……いや、しなくてはいけないんですよね」
「懸念? 大丈夫です。わたくしは「円卓」の皆様や組織の皆様が助けてくださると信じていますから。裏切られたならば、わたくしの力はそれまでということですからね」

 エクソシストとしての才能はそこそこあるため出向の形でC.A.A.C.E.に在籍していたのだが、思わぬ形で組織の代表となってしまう。
 そして、「円卓」崩壊事件後、前教皇ファウスト・ザンパッリョーネの遺言と遺志を継いで、新たにC.A.A.C.E.(欧州教会)代表に就任。
 それに伴い「円卓」の座は派閥の長の際の「3:女帝」⇒「2:女教皇」へと異動となる。
「円卓」崩壊事件の事態の収拾を、他の「円卓」勢と共に素早く収めて混乱を最小限に抑えることに成功する。
 ただ、この際に介入してきた一度は「C.A.A.C.E.」として袂を分かったブリテンの「レイヴンズ・ネスト」から、マリア・ナイトレーヴェンをオブザーバーとして認証、招聘することになった。
 しかし、この際にマリアが選んだ席次がロンドン塔にかけた「16:塔」であること。
「C.A.A.C.E.」に対する皮肉も込めて、過去誰も座さない数字を選んだことで、しばしの間保留するも最終的に承諾して迎え入れている。

 外遊時の護衛は同じキサナドゥ王国から来ているリー・ファンシェンのみを置いて活動していたため、クロエ・ネブローザらから外遊などをした場合に危うい状態になるのが懸念されていた。
 これについては、普段あまり意見しないアンジェラからもローテーションによる護衛の提案を受けたが固辞している。意固地になっているわけではないが、カーレーンすら護衛に付けないのは謎であったが、リー・ファンシェンの正体がユーリ・クルークであると判明したことにより、その理由が自ずと察せられることとなった。

 ソフィアが代表になったことにより、親友二人と前と同じ付き合い方ができる時間が減っているのが悩みの種。
 ただ、カーレーンの「11:正義」就任要請のときだけは、代表として私情抜きに選んだのは確かである。

 ユーリについては、ソフィア自身にも重大な責任があると感じており、彼女がなんらかの迫害などを受けることになった場合、命を賭してでも守る覚悟をしている。また、ユーリに対するファセリナの態度の現状唯一の理解者であり、だからこそ前述した責任の重さをさらに感じているのが実情。


●戦闘スタイル

 本人は特に異能などを持ち合わせていないため、直接の剣戟戦闘が主。
 槍やハルバードなども扱えるが、基本は鎧装とセットになっている剣による攻撃となる。
 本人の武器の扱いは、騎士時代の訓練や鍛錬により、剣や槍も高水準。
最終更新:2025年03月09日 02:20