あ行
アラガミ
「オラクル細胞」を有するポケモン。 「アラガミ」は「モンハン」と同じく属名。
「モンハン」と同じ「敵性種」であり、「600族」。 「まもる」等を覚えないところも同じ。
が、「モンハン」とは完全に、相互に「天敵」関係である。
もしアラガミとモンハンが同じダンジョンに存在した場合、両者の争いにより周辺一帯が焦土と化す、
とまで言われるほど苛烈な縄張り争いが行われる。
「伝説種」のアラガミは「接触禁忌」と呼ばれ、モンハンの「古龍」と同じく「要統率:A」である。
余談であるが、「統率型」であっても基本的には「天敵」関係のポケモン同士を同じPTに入れることはできない。
安価
安価の可能性は無限大である。次の自由安価で「ラケルを妹にする」を取ることを止めはしない。
イシツブテがっせん
スタート時、参加者は一か所に固まっている。
イシツブテはフィールドのいたるところに隠されており、それを見つけることから協議は始まる。
イシツブテを用いない攻撃は反則として失格。 逆にイシツブテを用いれば何をしても良い。
意識不明となった時点で失格になる。
制限時間は日没まで。 勝利条件は日没時に失格になっていないこと。
異能
「異能」とは、「能力:A」以上の能力を指す言葉。
「能力:B」以下とは異なり、「能力:A」以上の
固有ポテンシャルは、
引き起こす事象が超常的である。
人のみでそれだけの「ポテンシャル」を発揮する存在は生態そのものが異端であり、
通常の「努力」というものが理解できない。
これは逆もまた然りであり、「能力」と「育成」の相反性を示す有名な話である。
異名ポテンシャル
人々に周知されることでその「名声」が力を得たポテンシャル。
通常1PTに「3」体までが保有できる。(それ以上は無名な異名から効果を発揮しなくなる)
大きく「あるトレーナーのもとでの活躍が名声を得たタイプ」と、
「何らかの偉業を成し遂げることでその活躍が異名として昇華したタイプ」に分かれる。
《 異界 》と《 領域掌握 》
《 異界 》と《 領域掌握 》は【同格】として扱われます。
《
フィールド効果 》には《 スタジアム 》《 ジム 》《 ダンジョン 》《 異界 》《 領域掌握 》が存在しますが、
《 異界 》《 領域掌握 》は他の3つを【上書き】します。
ただし、《 異界 》《 領域掌握 》がかち合った場合、何方も「自陣」のみに展開されます。
初心
恋愛に耐性がないこと。 恋愛をしたことがないという意味ではない。
恋愛小説やラノベを読んでいれば「くっさ」と一笑にふせることが、彼/彼女にとっては最良となったりするかもしれない。(適当)
「エイヴィヒカイト」種
独力で「第四階梯」に到達する、という能力を持つ種族。
生殖能力が低く、個体数が非常に少ない。
戦闘を非常に好む性質で、その無限の闘争の果てに己を高めることができる。
育成型以外に人気であることは言うまでもないが、
育成型の『エイヴィヒカイト』ほどに絶望的なものもまたいない。
「英霊」種
「英霊」は厳密には種族名ではない。
「
セイバー」「
アーチャー」「
ランサー」「
ライダー」「キャスター」「アサシン」「バーサーカー」の七つの種族を含む「属名」である。
種族は比較的古くから存在する古い現代種であり、多くの「亜種」を持つ。
「織田信長」は「アーチャー」の亜系、「立花道雪」は「セイバー」の亜系。
して、『固有種』である「
アストルフォ」は「ライダー」の亜系であると言えるようだ。
エキスパンション
「純統率型」のみが付与できる『特権』ポテンシャル。
トレーナーの「統率」によってポケモンの能力が最大限引き出されるのみならず、
それを超えて「拡張」されたもの。
18タイプすべてに対応し、各々のポケモンは自分と同じタイプのものを習得できる。
ひとたび『エキスパンション』を付与できるようになれば、
『役割』と同じようにトレーナーは『エキスパンション』を自由に付け替えることができるようになる。
エッツィナ・オネィサン
邪教の神。 ハーレムを司るモノ。
不義の象徴であり、その名自体が姦淫の罪を誘惑する古代語である。
昔の絵画においては淫蕩、色欲の大罪の象徴として描かれる。
今回のフリーパートでは登場しない。
遠洋
シンオウ地方に限らず、あらゆる地方に存在するダンジョン。
地方と地方を分断するダンジョンであるともいわれる。
陸の沿岸からどれだけ離れているかで「深度」が「0~5」の間で変化
深海、または極めて陸から遠い海上は「異界」と化している。
「深海棲艦」が出現するのは「深度・2」以上の領域。
更に、彼女らが棲息するのは「深度・5」の深海であるといわれ、
研究者たちはそこに彼女らの《 隠れ里 》が存在すると推測している。
王位継承
「王位」は継承されるものである。
各「街」ごとに継承方式は異なるが、
基本的にその世代の中で最強のトレーナーが継承する仕組みが整っている。
王位を継承するかは基本的に当代の王の判断にゆだねられており、
基本的に「4」年ごとに世代が変化するのが一般的なスパンである。
王様ゲーム
籤によって選定された「王」が、
同じく籤によって選定された臣民同士(または自分と)に好きなことをやらせるもの。
基本的にはそれだけなのだが、「王の言葉は絶対」の法則のもと、
少し際どい方向へと発展しかねないものでもある。
真の王者には神が宿る。
オブザーバー
「PTに参加している」だけで味方全体に効果を及ぼすポケモン。
希少な資質であり、一地方でも指折り数える程度。
「草タイプの味方」や「英霊属の味方」など、対象が限られる能力であり、
それでも多大な価値を持つ。
親崩れ
ポケモンには「♀親と同じ種族として生まれる」という原則がある。
しかし、低い確率であるが、♂親の種族として生まれる場合がある。
これを「親崩れ」と呼び、ポケモン世界の謎として知られる。
余談であるが、「♂しかいない種族」が存続できるのは、この親崩れのおかげ。
それらの種は親崩れを起こさせやすいといわれている。
か行
カンナギタウン
「巫女」と呼ばれる異能者の町。
「巫女長」と呼ばれるコミュニティリーダーが単独で街を守護している。
「巫女長」のもとで「巫女」たちは修練を積んでおり、
その中で最も優れるものが次代の「巫女長」となる。
テンガン山と隣接しており、
「北」に近づくほどに深度が上がるテンガン山の性質上、近隣の野生ポケモンは強い。
キッサキシティ
シンオウで――否、世界で最も過酷な場所に存在する都市。
シンオウ史の中で最も新しく地図に載った街であり、最新の「ジムを擁する=都市と呼べる規模の街」である。
世界最大級のダンジョン「テンガンざん」が外界との接続を邪魔しており、
さらに「テンガンざん」は北に行くほど難易度が上がる鬼畜仕様。
「テンガンざん」は外部、つまり外側にも「テンガンざん・外部」という名で「ダンジョン」化している。
それも、「テンガンざん・外部」は一番浅層で「深度・2」。
このため、街のすぐ近くを強力な野生ポケモンが闊歩している。
――キッサキシティは中に「深度・5」級のダンジョンである「キッサキしんでん」があることも特徴的。
というか、この街はもっといっぱいエピソードがあるのに、ありすぎてここには書ききれない。
代表的なものを最後に一つ。
「キッサキの冬は、家屋が野生ポケモンの「ゆきふらし」のせいで深刻化した降雪により倒壊する」
「世界で最も過酷な街」の名に偽りがないことがお分かりいただけるであろうか。
金冠サイズ
一つの種族で最も体が大きい個体。
もとも「体力」種族値は種族的な「傾向」程度で、
体の大きさやスタミナ量などによって同種間でも個体ごとに幅がある。
が、世界で「最大」であることはそれ自身が『固有』の『ポテンシャル』として評価され、
ただでさえ多い体力にさらに上方補正が掛かる。
こうして、素の高耐久に補正が重なることで『金冠』は悪魔的な耐久を誇るのだが……
「誾」はもう色々振り切って「600」に届いてしまうなど、ひどいことになっている。
クロガネトンネル
クロガネシティ近郊に存在する低層ダンジョン。
「深度・2」までの比較的浅いダンジョンと言える。
現在此処の「深度・1」は「独裁型」であり、
『風林火山』と呼ばれるポケモンが構造を複雑化しているという。
軍
この世界にはトレーナー達による街の防衛とは別に、「軍」と呼ばれる組織が存在する。
これはいわば「警察機構」であり、
もともとはコミュニティリーダー傘下の、いわゆる「ジム」が担う役割である。
時代の変遷とともに「街の外」「街の中」のための戦力が分化し、内側に特化した「軍」が生まれた。
「中」を戦場にするとはいえ、ポケモンが犯罪者となったり、
ポケモンを使った犯罪などが考えられるため保有する戦力は高い。
その成立背景には「フロンティア」も一枚噛んでおり、「外」はフロンティアの経験者が構成し、
「中」は街の住民が構成する、というような主体の差に表れる。
月末杯/週末杯
「TR:2」以上のトレーナー同士の戦いは見世物としても優れる。
派手な色彩の炎雷が弾け、豪快な質量がぶつかり合う様は観衆の心をつかむ。
どの街/町でも「スタジアム」を用意し、そこにトレーナーを招いて戦わせる。
「TR:3」以上の大会にはその街の「コミュニティリーダー」が参戦することもある。
獣道
ダンジョンが持つ特性。
「深度」を隔てた境界付近の領域にはポケモンが本能的に往来を避ける領域が存在する。
このため基本的に「深度」間でのポケモンの行き来は行われず、その例外が「獣道」である。
上述のような領域が途切れている箇所が散在しており、
その付近では上位の「深度」から下の「深度」への「逃避」、
あるいは逆に下位から上位への「昇格」を目論むポケモンが往来する。
いずれも下位の「深度」のポケモンにとってその付近を通るポケモンは自分よりも強い場合が多く、
その付近にはポケモンが避ける空白領域となる。
ポケモンが居ない天然の道、「獣道」である。
剛剣と柔剣
剣には「剛の太刀」「柔の太刀」という概念がある。
相手と斬り合う時に、こちらの攻めを防ぐ相手の剣をどう崩すかという概念だ。
敢えて剣を叩きつけ、相手に消耗を強い、あるいは守りごとに斬り断つのが「剛」。
打ち合いを避け、守りを掻い潜って急所を素早く切り裂くのが「柔」の太刀である。
手数で相手を圧倒し、守りをすり抜けて急所に剣を突き立てる
ユウキは、明らかに後者である。
抗争
ダンジョンで見られる野生ポケモンの「むれ」同士の争い。
特にダンジョン内でのモノを指す(ダンジョン間のモノは「戦争」と呼ぶ)
全てのダンジョンは「独裁型」に向かう傾向を持ち、その過程で「抗争」は起る。
ダンジョンの一区画を占有支配する『ヌシ』同士の争いであり、
ダンジョン一層全てを独裁する「唯一」の『ヌシ』を定める戦いである。
抗争は他の野生ポケモンを刺激し、時にスタンピードを引き起こす。
ゴッドイーター
「アラガミ」の天敵である「亜人」。
アラガミと同じく『オラクル細胞』を有する人類の友好種であり、『神』を殺す能力を持つという。
同じく「アラガミ」を天敵に持つことから、「友好種」でありながら「敵性種」である「モンハン」と共生できる。
コトブキシティ
シンオウで最も発展している街。
「文化・芸能」の拠点が「ヨスガ」であるなら、「経済」の拠点は「コトブキ」である。
他の地方とシンオウを繋げるド級の「テレ・ゲート」を有する「首都」である。
この関係上、他地方との交流が最も積極的なのはコトブキであり、
月に一度、地方を超えた商人たちによる、「越境市場」が開催される。
コミュニティガード
略称CG。 コミュニティリーダーと共に街を守る防衛戦力。
フロンティアがシンオウ各地を飛び回る遊撃戦力ならば、CGは各街・町を守護する常駐戦力。
フロンティアを退役したトレーナーが主な構成員で、「TR:2~6」が主。
フロンティアを辞めた後の受け皿で、近隣ダンジョンの監視やスタンピード時の防衛を行う。
一線を退いた後ではあるが、月例大会などに出場しながら腕を磨いている。
また、主要道路や水道上の野生ポケモンの掃討も行っており、
彼らの尽力によって街間のコネクションは保たれているといっても過言ではない。
「固有ポテンシャル」と「資質」
固有ポテンシャルは基本的に資質ごとにある程度の類似性を持つ。
これは『固有』が当人の特徴に関連する、ということと、
資質が当人の性質を反映する、という両者の関係からである。
指示型なら「指令」や「クリティカル」に関連したものといったように、
ある程度「資質を活かした」定型というものが存在するのもまた事実である。
さ行
サポーター
随行員。
ダンジョンアタックでは、トレーナーの他に、もう一人だけ「サポーター」を連れることができる。
(複数人連れると、分断のリスクが高まるため必ず一人まで)
サポーターを連れることで、サポーターの能力によって特定マスの仕様が変わったりする。
さらには、野生ポケモンとの戦闘においても「サポーター」の助力を受けることができる。
この場合、サポーターの助言により判断材料を増やすことができ、
また、サポーターの応援により味方の士気が高揚し、《 サポート効果 》として発揮されることがある。
サポーター/追加任命。
サポーターの追加任命はある意味でPTにとって死活問題である。
「統率型」以外は自由に役割の任命が出来ず、別の役割に変更するのに時間がかかる。
当然、そのサポーターがいない場合は他の役割を任命できないままに役割なしで行く必要がある。
このため、サポーターによって追加役割を手持ちに持たせるためには、
特定のサポーターと専属契約を結ぶのが通例である。
指示
「育成」「統率」に並ぶトレーナーの資質の一つ。
常に鋭い「読み」を見せる者はこの「指示」が高い。
相手の行動予測に長け、「フィールドカバーリング」に秀でているかを示す。
そもそもフィールドカバーリング」には相手の次手を予測する能力が不可欠であり、
これら二つは矛盾することなく、むしろ必然性を伴って両立する。
深い洞察力と身体能力によって、ポケモンに「急所」を狙わせたり、
高度な『指令』を指揮することができたりする。
資質
トレーナーの資質は大きく四つ、「指示」「育成」「統率」「能力」。
そのすべてに言えることであるが、「B」と「A」の間の隔たりは大きい。
「A」でできるようになることが「B+」では出来ない、というのは本当によくある話である。
資質との心中
資質とはトレーナーの能力であり、しばしばそのアイデンティティである。
「己の指示力を頼らないくらいなら死んだほうがマシだ」
「己が育成したコイツ等と死ねるなら本望だ」
「メンバーを妥協するくらいなら裏切られて死ぬ」etc...
トレーナーが己の資質を信頼することは、このような危うさと表裏一体である。
勿論、それが悪いことであるなどと評価できる根拠は一切ない。
「島津」種
「セイバー」種の亜系。 「立花道雪」と同時期に分流した近縁種。
技「うんようのたち」を得意とし、「前に向けて撤退する」と言われるほど凄まじい闘争本能を持つ。
「セイバー」亜系の中でも指折りの突破力を持ち、「示現流」と呼ばれる「初太刀の必殺」能力を有する。
召喚
ポケモンが持つ能力のひとつ。
小さなものではポケモン個体個体の「生態兵装」の召喚から、
大きくなると『親玉』の「むれ」や『天賦の才』の同種の召喚まで。
自身の周囲に「自身の『下』にあるもの」を呼び出す技法であり、
高等な「召喚」技法は「統率」の領分に分類される。
ジム
シンオウ地方の8個の街に一つずつ存在する施設であり、組織。
街の自警戦力であり、その長は「王」または「ジムリーダー」と呼ばれる。
「王」は「フロンティアリーダー」に並ぶ実力を持ち、フロンティアの「TR」を上げるための関門となる。
その「ランクアップテスト」あるいは「ジム戦」は、ジムの特設《 フィールド 》で行われる。
種族値
ポケモン達に固有の数値。システム上「S~E」のランクであらわされる。
だいたい「C」が標準で、「B~A」は「高い」、「E~D」は「低い」とされる。
「AA」を超えると「非常に高い」という評価が妥当である。
実値に直すと大体以下のような区分になっている。
なお、「+/-」がついていると「そのランクの中で特に高い/低い」ということを表す。
S…200~
AAA…170~195(-~+)
AA…140~165(-~+)
A…110~135(-~+)
B…90~105(-~+)
C…60~85(-~+)
D…35~55(-~+)
E…1~30(-~+)
種族値に優れるポケモンは食物連鎖の上位に位置することが多く、「敵性種」であることが多い。
当然奔放な種が多くなるので、求心力に優れるトレーナーでなくては従えられない。
種族ポテンシャル
ポケモンのポテンシャルの中で最も重要なポテンシャル。
種族ポテンシャルの数は「階梯」という単位で数える。
「育成:A」ならば「第四階梯」、「B」ならば「第三階梯」、「C」ならば「第二階梯」、
「D」ならば「第一階梯」まで付与できる。
「第一階梯」は「Lv100」までに到達できるといわれる。
深海棲艦
要統率「B~」、海の「敵性種」。
「艦娘」種と天敵関係にある代表的な人類の敵性種の一つ。
味方との連携によって「ぼうえいせん」を敷く艦娘とは対照的に
味方との連携によって「しんりゃくせん」を仕掛ける攻撃的な種族である。
上位種として「姫」「鬼」と呼ばれる「伝説種」が存在する。
スタジアム
各街・町に一つずつ存在する《 フィールド 》のこと。
それぞれに特異な《 フィールド効果 》をもっており、
観客は《 ダンジョン 》戦さながらの地形を利用した戦闘が楽しめる。
毎週末には各《 スタジアム 》で大会が開かれ、
そこには「フロンティア」のトレーナーや「CG」、一般のトレーナー、時には「王」も出場する。
多くの大会で話題になる活躍を果たせば、ポケモンが『異名』を獲得することもある。
大会のレギュレーション等は各スタジアム、開催時期によって変化する。
スライム
『ドラゴンクエスト』種に属する不定形種。 古代種「メタモン」を祖先に持つとされ、
特性も「かわりもの」「へんげんじざい」「へんしょく」等「変化」に関わるものが多い。
万物を吸収し消化し同化する能力を持ち、その性質上成体は優れた「体力」をもつ。
また、前述のとおり個体の質量がどんどん肥大化してゆくため、
同種内での『金冠サイズ』の移り変わりが激しいという稀有な種族でもある。
ジンオウガ/亜種
「モンハン」には「亜種」と呼ばれる『変種』が存在する。
一定個体存在する『変種』であり、「亜種」同士は生態が似通う。
ジンオウガの「亜種」は「黒雷」と呼ばれる「龍」属性の雷を操るという。
シンオウ地方
本作の舞台。広大で肥沃な土地と厳寒の冬が特徴的。
地方を縦断するように、世界最大級のダンジョン(1)である「テンガン山」が存在する。
地方特性として、野生ポケモンが他の地方よりも強力であるということが挙げられる。
豊富な資源を埋蔵しており、冬季を耐え忍べば食料なども豊か。
それらを食べて育ったポケモンは精強な体を得るという。
(1)ダンジョン:野生ポケモンの巣窟
随行上限
フロンティアが規定した、「依頼に連れていけるポケモン数の上限」のこと。
【規定人数】の項目に明記されており、
それを超える数のポケモンを携帯してはならない。
数の暴力で野生を倒しても、トレーナーの成長につながらないためである。
スナッチ団
「スナッチボール」という技術により野生ポケモンを『野生』のまま捕獲できる技術を有した犯罪組織。
『スナッチドワイルド』が公式戦参加を禁じられているのは、
10年前、『野生』を維持できる『スナッチドワイルド』のポケ身売買が横行したからである。
その本質は「野生ポケモンの営利利用」。 フロンティアの台頭により組織化した密猟者の集まり。
強力なトレーナーやハンターが在籍し、ある意味で競争相手であるフロンティアを妨害した。
10年前、フロンティアとの抗争が激化し、当時の「上位」トレーナー達の攻撃で壊滅した
はずだったが?
スナッチボール
スナッチ団が生成する、黒灰二色の謎のモンスターボール。
捕獲したポケモンの『野生』を維持する機能があり、
その『属別』を強制的に『スナッチドワイルド』にしてしまう。
12~10年前、これによる『野生ポケモン』の使用が横行し、
一時期シンオウ地方の「統率型」が半ば駆逐されてしまったことがある。
スプリガン
闇妖精。あらゆる場所に生息する。
イタズラ好きで、旅人を「あやしいひかり」で惑わせるエピソード等が有名。
ステータスは「特攻/特防」が高く、『コンヒューズ』の属別を持つ。
面白い特徴として、『天賦の才』は必ず「両刀」になる。
これは
スプリガンに少なくない頻度で現れる『変種』が物理型であるからだといわれる。
生態兵装
ポケモンの戦闘用の装備。 生態的に有するものであり、
折れたり壊れたりしても休息を経れば再生する。
後天的な「育成」によって付与することも可能で、『属別』として得られることも。
別のポケモンを生態兵装とする例も存在する。
「精霊」属
シンオウの魔窟ダンジョンでも敵性種から逃れることができる「友好種」。
「統率:C」以下のトレーナーが持っていることが多い。
属別ポテンシャル
トレーナーが任命するだけでよい『役割』の次に得やすいといわれるポテンシャル。
大まかな『属』単位での特徴を表した能力がポテンシャル化たもの。
必ず一体のポケモンにつき一つ。
中には、属単位の能力ではなく、個人の武装を『
属別ポテンシャル』に押し込む者もいる。
ソノオタウン
のどかな町。
町の外縁部と中央部の境に「ソノオの花畑」が町を取り囲むように展開されており、
季節に合わせて多種多様な景色を楽しむことができる。(冬は雪景色)
近くに「タタラ製鉄所」「谷間の発電所」の二つの中規模ダンジョンが存在し、
大規模ダンジョンである「ハクタイの森」が存在する。
た行
ダンジョン
ポケモン達が集う野生の王国。
豊富な資源と、苛烈な生存競争が行われている。
人界から遠ざかるほどに生息するポケモンの強さが変わり、
「深度」という指標であらわされる。 「深度」は「1」から「5」まで。
「深度・4」以上は「異界」と呼ばれ、比喩ではなく「別の世界」に通じている。
ダンジョン/必要防御力
ダンジョンの必要防御力はダンジョンの性質によって左右される。
ポケモンが閉所に密集するせいで抗争が激しく、流れ弾も多い「密集型」
広大で開けた土地にポケモンが散在するために防御力が低くてもよい「散在型」
強力な少数のポケモンが完全にそのダンジョンを管理している「独裁型」。
どのようなダンジョンも「独裁型」に向かう傾向があるといわれる。
必要防御力は「密集型≧独裁型>散在型」である。
ダンジョン/乱入
ダンジョンは人知の及ばぬポケモン達の楽園である。
ダンジョンアタックとはそんなポケモン達の領域に侵入する行為に他ならず、
予測不能なアクシデントは日常茶飯事といってもよい。
その一つが、「乱入」である。
地方
この世界には「カントー」、「ジョウト」、「ホウエン」、「シンオウ」などの「地方」が存在する。
そして、これらの「地方」間には莫大な距離の隔たりや、海、地裂、巨大ダンジョンなどが存在し、
「地方」同士のコネクションを阻害している。(逆説、これらが存在するから地方という単位が存在する)
現在は空間を跳躍する「テレ・ゲート」技術の普及により地方間の移動が可能であるが、
それよりも以前は一部のトレーナーを除いた人々にとっては「地方」が一つの世界であった。
ポケモンの分布や傾向、住民性や風習など「地方」間には確たる「違い」が存在している。
「テイルギア」種
「属性力」と呼ばれる力を引き出して戦うと言われる種族。
「属性力」とはいわばポケモンの「タイプ」のことであり、
自身の「タイプ一致技」の強化や相手の「タイプ不一致」技の軽減などの
「タイプ」に密接に関わる『種族』を習得する。
『属別』として『エレメンタル』を習得するなど、
その「属性」に特化した性質は非常に広範にわたる。
デュエルモンスター
「要統率:C」の中立種。 サイクル戦に強い『属別』をもつ。
「デュエルモンスター」は属名であり、そこから「上級」「シンクロ」「融合」「エクシーズ」に分かれる。
更にそれぞれが「火」「水」「風」「地」「光」「闇」の6属性に分かれ、一つの種族名になる。
つまり、「上級モンスター/光」種や、「シンクロモンスター/火」種のようになる。
テレポート
ポケモンの技の一種
主にエスパータイプのポケモンが習得する。
自分が訪れたことがある遠くの場所に一瞬で移動することができる。
フロンティアは本島から遠く離れた場所に存在するため、
トレーナーを迅速に依頼の場所へと送り届けるために大量のエスパーポケモンが雇われている。
天賦の才
ある種族の中で最も「種族値」が優れる個体。
最高の才覚を持つ存在であることそのものが『固有』の『ポテンシャル』として「世界」に認められる。
『天賦の才』を持つものは持たないものと比べてポテンシャルの効果が強力になり、
種族値も高く、特殊な能力を持ち、特別な技を習得し、
さらにトレーナーの「育成」もなく鍛錬でレベルを上げ、やがて『第四階梯』に至る。
等級
「TR」のこと。
「TR」ごとに明確に生きる世界が分割されている「下位」とは異なり、
「上位」は「TR:3~6」の間の線引きが比較的あいまいである。
このため、「上位」大会の中で各々のトレーナーの強さを大まかに比較する指標として、
バッジの数」を「等級」という単位で呼称する。
「刀剣男子」種
メジャーな「中立種」。
己を「刀剣」の生体兵装に変じる能力を有し、本人達も刀剣の扱いに長ける。
種族としては原則「♂」しかおらず、「はがね」の属性を有する。
正確には「刀剣男子」は「艦娘」と同じく「属名」であり、さらに
「大太刀」「太刀」「脇差」「長刀」「短刀」「打刀」などの「種族」に分類される。
トラウマ化
ダンジョンで「瀕死」となることはとても恐ろしい。
命の危険がある中で体を十分に動かせない状況になってしまう事の無力感は想像を絶する。
時にその恐怖心はポケモンの精神をむしばみ、以後の戦闘に復帰できないほどに深刻化する。
強力な「むれ」との戦いを欠員が存在する状況で行うリスクは大きく、基本的にその場でダンジョンアタックを取りやめる事件である。
「統率:A」のトレーナーはそんなポケモンたちの恐怖心を解し、確実に再起させることができる。
トレーナー
原義は[Trainner];訓練する者。
ポケモンたちを鍛錬し、まとめ上げ、戦闘時には指示を出してサポートする。
トレーナー自身がポケモン同士の戦闘についていく能力を要するため、限られた者にしかなることができない。
トレーナーネーム
トレーナーが街内で活動するうえで背負う「看板」。
《 三遊亭コーラック 》のように《 漢字カタカナ 》で構成され、
「漢字」の部分を「屋号」、「カタカナ」の部分を「PTネーム」と呼ぶ。
「屋号」は他者によって与えられ、「PTネーム」はトレーナーが名づける。
な行
能力
四大資質の一つ。 トレーナー自身の『ポテンシャル』を表す資質。
四大資質の中で最も「B」と「A」の間の隔たりが大きい。
「A」ランクの者は己の中に「異能」を眠らせているという。
人の身でポケモンと同等以上の事象を引き起こすことすらある彼らは、
時に排斥、時に崇拝の対象となり、子供の頃に「孤児」となることも少なくないという。
「固有ポテンシャル」、「
専用ポテンシャル」の数と質を決定するパラメータ。
一般に「能力」と「育成」は反比例する傾向にあり、基本高位の能力者は育成が低い。
「指示」「統率」に優れるものはそれを活かすことで高水準の能力を発揮するといわれる。
「ネットナビ」種
電子回路の世界に住まう、情報生命体のポケモン。 要統率は「C」。
「デジタルモンスター」と似た特徴を持っているが、
こちらは『スカウター』適性を持たず、よりウイルスやバグとの戦闘能力に特化する。
『トランスミッション』という特殊な回路規格を有し、
トレーナーの『全開』指令と『熟達』指令を相互変換することができる。
この特徴から特に「指示型」が的確に利用できるといわれるが、そのほかの資質でも有効に活用できる。
は行
ハードマウンテン
シンオウ地方で三本の指に入る難関ダンジョン。
「フロンティア」の「サバイバルエリア」そのものである。
活火山であるが噴火活動は中のポケモン達によって抑えられている。
ダンジョン自体がポケモンを「熱くする」性質を持っており、
此処のポケモン達は『闘争本能』を刺激されるようだ。
バウンス
「だっしゅつボタン」をもとに編み出された戦型。
「艦娘・空母」など、耐久面に優れるポケモンが持つことで真価を発揮する。
安全に味方を交代させるためのサポート特化の能力であり、
優秀なバウンスがいるPTは戦いの展開が非常に楽。
ハクタイ図書館
「かこといまをつなぐまち」ハクタイシティの、目玉ともいうべき存在。
「知識の継承」を主軸に置いた施設であり、いわゆる「大學」の機能を持つ。
このため、「ハクタイ大學」という呼ばれ方もする。
シンオウで公式に出版された書物の全てと、あらゆる絵画などの写本が置かれている。
「ミオ図書館」と比べて学術系の書物に長じており、
一部の図書はすべてデータ化された後「ミオ図書館」に移送される。
百代の王
「ハクタイシティ」の王位継承は委譲制である。
すなわち、当代の「王」が自ら一名を選出し己の王位を与える、という形式である。
退位の時期も、次代の王位も「王」が決めてしまえる、
ある意味で最も「王」が王権を振るうことができる制度である。
その代わり、「王」は他者に寝首をかかれない「強さ」を持っている必要がある。
ハンター
トレーナーとは別の職業であり、同じ目的を持つ。
すなわち、街外の野生ポケモンとの交戦である。
トレーナーとは明確に違い、己の身一つと武器、防具、豊富な道具を用いる。
身一つで大自然と戦うことに喜びを見出すものもいれば
ポケモンを殺すためにポケモンを仲間にすることを嫌ってハンターになる者も
ハンター・ハンター
「アラガミ」に対して「ゴッドイーター」があるように、
「モンハン」の天敵たる「ハンター・ハンター」種が存在する。
モンスター「ハンター」を狩る者(ハンター)が由来となっており、最も原始的な天敵関係の一つ。
「アラガミ」とは同じ「モンハン」を敵対者とすることから共存が可能
また友好種であるため「統率:D」でも従えることは可能である。
ハンディキャップ
「身体欠損」が最も代表的であるが、「トラウマ」などの心因的なものも。
満足な状態に比べて動きに精彩を欠くようになり、
ポケモンであれば種族値の低下などを招き、
『属別ポテンシャル』をデメリットポテンシャルに上書きされる。
(『スナッチドワイルド』もこの部類)
而して、トレーナーであれば、資質の低下に直結する。
控え室
「TR:2」以上のトレーナーには、
「リゾートエリア」にささやかながら「チームのための部屋」が用意される。
主にチームの今後を話し合うための空間であり、
「TR:2」では手狭なスペースしか与えられない。
「TR」が上がるにつれて待遇は向上してゆき、それはそのまま
「フロンティア」の実力主義的な側面を反映しているといえる。
フィールドカバーリング
トレーナーの基本的な技術。
ポケモン同士の戦いに巻き込まれない位置取りをすること。
同時に、正しいポジショニングによって戦況をいち早く視認し、ポケモンに指示することが肝要。
卓越したものは、ポケモン同士にギリギリまで近づくことで指示伝達のタイムラグを減らす。
人間技じゃない。
フィールディング
フィールドカバーリングのこと。
ポケモン同士の苛烈な戦闘の余波を回避しつつ
ポケモンに最適な指示を出すための位置取りを行い続けること。
「指示」の項目にはこのフィールディングの技術への評価も入っており、
コレが低いと、時折回避に専念しすぎてダンジョン内で迷子になってしまうことも……?
風林火山
クロガネトンネルが三日にして「独裁型」になった後、
トレーナー達のダンジョンアタックは一挙に難しくなった。
野生ポケモン達が『風林火山』の言葉を叫びトレーナーに刃向かい、
執念深く、死兵と化してまで自らの居場所を護ろうとしたのである。
「風林火山」の二つ名は、三日陥落の逸話とこのエピソードによって定着したといわれる。
武具
「指示:A」以上のトレーナーがダンジョンアタック時に身に着ける「装備」。
その用途は信じがたいことに「ポケモンとともに参戦すること」。
使用素材によって「特殊機能」……付与される『
トレーナーポテンシャル』が変化する。
一般に特殊機能の効果は優れており、ユニーク。
フィールディング
フィールドカバーリングのこと。
ポケモン同士の苛烈な戦闘の余波を回避しつつ、
ポケモンに最適な指示を出すための位置取りを行い続けること。
「指示」の項目にはこのフィールディングの技術への評価も入っており、
コレが低いと、時折回避に専念しすぎてダンジョン内で迷子になってしまうことも……?
フロンティア
その名は「最前線」を意味する。
過たずその通り、フロンティアに所属するトレーナー野生ポケモンとの戦いに繰り出され、
徹底的に鍛え上げられる。
決して止まらない人材の回転こそが現在の人類の安寧を支えてている原動力である。
ちなみに、トレーナーは高級取りで、夢もあるため、本当に希望者が後を絶たない。
「ベテラン」化
「トラウマ化」はダンジョン内でポケモンが「瀕死」となった時に発生する症状である。
「統率型」の人間が「瀕死」となったポケモンのケアを行うことで防ぐことができるが、
「統率型」の人間とポケモンの相性や、「瀕死」になる際のダメージ、戦況等によっては
「トラウマ化」を抑制することができず、それはのちの人生において「癒えぬ傷」となる。
「トラウマ」を発症したポケモンはとなり、戦場に立つことができなくなるが、
強い「統率」力の影響力を利用し、傷ついた心を「リライブ」することで、トラウマを克服した『ベテラン』として復帰することができる。
ただし、復帰後も『ベテラン』化した影響によりレベルが上がりにくくなる、種族値が低下する、等様々なデメリットを余儀なくされてしまう。
特に『属別』が「トラウマ」に因んだデメリットポテンシャルに変化するという重大な欠落が存在する。
一方で、『ベテラン』化することでポケモンの器用さに磨きがかかるという事例も報告されており、
また『ベテラン』化することで必ず『異名』を獲得する、『ベテラン』の『異名』は1PTに「3」体までという制限とは別枠として数える、などのメリットもあり、
一概に悪いことばかりであるとも言い切れないのが実際のところである。
ベテラン化には「トラウマ」からの「リライブ」のほかに、単純に齢の関係で前線に立てなくなり始めるポケモンに起こることもある。
防具
野生戦ではトレーナーにも「防御力」が求められる。
というのは、よほどの天才でもない限りは1回2回フィールドカバーリングに失敗するからだ。
そういう時に、戦闘の余波を受けても大丈夫であることを担保してくれるのが「防具」である。
同時に「防具」には「特殊機能」を付与することが可能で、この性能は「防具」の「防御力」と反比例する傾向にあるらしい。
使用素材によって「特殊機能」……付与される『トレーナーポテンシャル』が変化する。
一般に特殊機能の効果は比較的控えめで画一的。
ポケットモンスター
この世界に存在する、人間とは異なる隣人たち。
細かい特徴を挙げるとキリがないが、特に重要なのは、
単純な「戦闘力」で考えた場合、彼らが人間よりも優っているケースが多いことである。
このため、一部のポケモンたちは人間を他の動物同様に弑してしまう。
同時に、ポケモンの中には人間と共生し、互いに高めあい、共に強いポケモンたちに立ち向かうものもいる。
「ポケモントレーナー」「手持ちポケモン」の始まりである。
ポケモンスタジアム
ポケモンバトルを行うための施設。
オーソドックスなものであれば、十分に広い長方形の区画が準備されている。
建材はポケモン達の衝突に耐えうる素材であり、当然建設には多大な金が必要。
フロンティアのスタジアムはトレーナーたちのために解放されており、
申請することで誰でも使用することができる。
ポケモンの売買
この世界のポケモンの捕獲は、基本的に双方向的な合意に基づくものでなくてはならない。
ポケモンの譲渡――場合によっては売買――も同様である。
「基本的に」とあるのは、
例外として「コミュニケーションが取れないほど知能が低い」ポケモンはその限りではないからである。
ゆえに、そのようなポケモンを捕獲し、売買するのは道義的にはともかく、犯罪ではない。
ポケモンバトル
トレーナー対トレーナーの勝負。
野生とは違って敗北しても命を落とさないが、賞金を払う必要がある。
また、鍛えられたポケモンやトレーナー同士の戦いは見ごたえがあり、
人々にとっての娯楽としての側面も近年評価されつつある
ポテンシャル
この世の生きとし生ける生命が保有する能力をシステムが情報化したもの。
いわば身体能力を数値化するに等しく、「低確率」などの確率はその能力を発揮できる状況がそろうか、
そろわない状況で無理に発揮して発動できるかといった可能性をもとに定められる。
ポテンシャルには保有限界―――「容量」が存在し、生得的な特徴として「容量」が大きい者も小さい者もいる。
ポケモンで言えば『天賦の才』などはその容量が広く、
人間で言えば――――
ま行
「魔眼」
「異能を有した眼」の事。 保有者の視覚によって異能を発動させることができる。
「視たものを発火させる」「視たものを捻じ切る」「死を視る」「未来を視る」エトセトラ……
「魔眼」の扱いに習熟したものは、常人にはありえないほど多くのモノを「視る」ことができるという。
ミオシティ
港町。美しい海原の景色を堪能できる「船乗りの町」。
最近「ジムリーダー」が代替わりし、前任の一番弟子が後を継いだ。
「ジムリーダー」が兼任する「王位」の継承により、少し慌ただしくも新鮮な空気になっている。
大規模ダンジョン「こうてつじま」への定期便が存在し、トレーナーの修練所の一つになっている。
民俗学的文献が集められている「ミオ図書館」が存在する。
妙手
「指示型」の特権。 一時的な極限思考加速。 別名を「タイム」とも。
体感の一秒を五分にまで引き延ばす超加速であり、
即座の判断を熟慮のソレに変貌させる魔性の一手。
「A」ランクで一試合に「1」回、「AA」で「2」回、と増えてゆく。
「妙手」を使用した一手は未来予測じみた感性と思考によって、「絶対に相手に読み勝つ」一手となる。
メガ進化
「メガストーン」と呼ばれる鉱石に野生ポケモンが長時間触れていたり、あるいは飲み込んだりした時に起こる。
古生種(原作ポケモン)の一部(フライゴンとかは無理ってこと)だけに許された、常識はずれの進化方法だ。
モンスターハンター
縮めてモンハン。正確には属名であり、多様な種によって構成される。
最もポピュラーな「敵性種」と呼ばれており、人間を食糧ないしそれ以下として弑することにためらいがない。
ほぼ例外なく種族値の合計が「600」以上の「600族」であり誕生時点で「Lv50」は最低限超えるとされる。
唯一共通する弱点として、「まもる」等の技を覚えない。
や行
野生ポテンシャル
「深度・3」以降の野生ポケモンが所持する「野生の力」。
より深い「深度」では、ダンジョンがその「力」の一部をポケモンに譲渡する。
この「力」を用いてポケモンが各々の特質に沿って獲得するのが「野生ポテンシャル」であり
その力は、トレーナーでいうところの「専用ポテンシャル」に酷似している。
要統率値
良く勘違いされることであるが、
「要統率」の値は「それを満たせば必ず従う」というものではない。
「統率:A」のトレーナーが「要統率:C」のポケモンに嫌われることも、
従えられないこともある。
逆に、1ランク程度の不足であれば、稀なケースであるが「妥協」されることもある。
妖精
「妖精」属。 要統率は「C」。
「スペル」と呼ばれる『属別』を有し、技の追加効果を駆使する種族。
ダンジョンの各所に《 隠れ里 》と呼ばれる独自の《 異界 》を形成し、密生する性質を持つ。
上位種族に「精霊」が存在し、一つの《 隠れ里 》の『ヌシ』となったものが「精霊」に進化する。
また、一定以上のレベルの「妖精」は進化することで『固有種』化する性質を持ち、
その将来性から統率の高さに関わらず好まれる。
四大資質
トレーナーに必要な4つの資質。
このうちのどれが「E」であっても、一流のトレーナーたりえないと言われる。
基本的にどの資質も「C」で標準、「B」で高水準、「A」で天才と呼ばれる。
が、「上位」のトレーナーはほぼ確実に資質「A」を持つことから、
如何に『野生』が恐ろしいものであるかが伺える。
同時に複数の資質が「A」という人間は極めて稀である。
ら行
ルイセロッテ
「魔女の手下」とされる弱小種。
「魔女」と「手下」のような「眷属関係」はポケモンには珍しい生態ではなく、
一般に「眷属」は「主」を守護し、補佐するために繁殖能力に優れる。
個体数が多いためか、「眷属」とされる種には『変種』が発生しやすく、
その『変種』を「主」に置換し、中心としたコミュニティを築き上げることがある。
レベル
ポケモンの練度を表す指数。
レベルが離れるほどに相対的に能力の差が表れるようになる。
具体的には、
「10」レベル差があるとレベルが高いほうの全能力が「1.1倍」の補正を受けるに等しい。
「20」レベル差があるとレベルが高いほうの全能力が「1.2倍」の補正。
「30」レベル差なら「1.3倍」……といった塩梅である。
トレーナーによってレベリングの効率の良しあしがあるので、時にレベル差は暴力となりうる。
わ行
わざマシン
ポケモンに持たせることで、使いきりの「技能拡張」を可能とする持ち物。
非常に高価で、希少性が高いがその分奇襲性は抜群。
各「ジム」を突破することで得られるが、それ以外にも入手方法がある。
「育成:AA」になると、特定の技の「わざマシン」をポケモンから抽出できるのである。
英数字行
6
トレーナーにとって最も親しみ深い数字の一つ。 「6」とは、手持ちの上限数である。
ダンジョンというある種の極限状態において、
トレーナーの統率力が及び、パーティの統制が効くのは「6」が上限とされている。
また、十分な統率力を保有していても、
相応以上の「指示」能力がなくては一戦闘で「6」以上のポケモンを扱いきれない。
これらの理由から、手持ちの数は「6」を上限としている。
最終更新:2016年08月06日 15:15