因果干渉


概要

 物事には全て原因と結果があり、これを合わせて因果と言う。
 因果干渉はこの因果の流れに作用するものになり、以下の三パターンが挙げられる。

  ①結果の変更
  ②過程の排除
  ③原因と結果の逆転

 ①は既に確定した結果(事象)を改変し、任意の結果を現実にするもの。
 どこまで結果を改変できるかは能力によるが、多くは「その時十分起こりうること」に限定される。
 (例:攻撃が「当たった」結果を改変し、「当たらなかった」結果にして回避する)
 また「原因」が発生する瞬間まで「結果」の対象となったものの時間を巻き戻し、
 結果を「なかったこと」にするものもこれに含まれる。

 ②は原因から結果に至る本来の過程を排除し、原因が発生した瞬間に結果を起こすもの。
 その過程において結果を回避するためのあらゆる行動・干渉はスキップされ、無意味となる。
 (例:銃弾を「撃った」瞬間、「銃弾が飛ぶ」「相手が避ける」などの過程を無視し、「命中した」結果を出す)

 ③は原因→結果の流れを逆転し、結果→原因とするもの。
 すなわち、能力を発動した瞬間に「結果」が確定し、「原因」となる行動を後から起こすことで、「結果」が現実になる。
 (例:銃弾が「命中した」結果を先に作り、「引き金を引く」ことで銃弾が100%命中する)
 ②と違い、その過程において行動・干渉は可能だが、確定した「結果」は決して覆らない。
 ただし、「原因」となる行動を止めることによって「結果」の実現を防ぐことは可能である。

 いずれのパターンも非常に強制力が高く、相手の行動・干渉にほとんど左右されないのが特長。
 絶対に命中する攻撃、絶対に避けられる回避など、攻撃・回避においてこれ以上完璧な能力はない。
 対抗する方法は発動そのものを阻止するか、同じ因果干渉能力を使うのみである。


アンノウン

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最終更新:2016年01月13日 07:53