多重能力
概要
一人で全く異なる作用の能力を複数持ち、それらを同時に扱うことの出来る能力者のことを、
当wikiでは多重能力者、およびその能力群を総称して多重能力と称し、
アンノウンに分類している。
実際の多重能力者のパターンとしては以下のものが挙げられる。
①能力者としての特殊ケース
②能力移植・改造
③能力作用の特性
①はそもそも「能力は一人一つ」という原則を破るもの。
複数の能力を扱えるキャパシティと才能を最初から持っている、
多重人格者がそれぞれの人格で別個の能力を有しているパターンがこれに当たる。
②は本来持つ能力とは別の能力を外部から移植された場合のもの。
基本的に高いリスクを伴い、使用者の人格・肉体や所持する各能力そのものが破綻しているケースも多い。
③は
能力複製能力のように、能力の作用として一時的に複数能力を扱えるもの。
能力者当人が元々持つ能力は一つのみだが、並行して複数の能力を扱えるのならば多重能力と同義だろう。
また以下のように、一つの能力しか持たないが、見かけ上多重能力になるパターンもある。
①下位互換作用の使用
②能力体・能力エネルギー貸与
③能力者の身体特性
④能力の
副次効果
①の例として、万物に作用するサイコキネシス能力者が、水や風を操るものが挙げられる。
水や風のみを操作対象とする能力者がいる以上、
(専門性・精密性の差はあるかもしれないが)これらの能力には上下関係が存在する。
能力として下位互換にある作用を扱うことは多重能力ではなく、単に操作する対象が異なるだけである。
無論、その能力で操作できる範囲にその作用があることが前提。
②は二人以上の能力者が、一方へ能力生成物・能力エネルギーを貸し与えている場合。
能力によって生み出した
武器・道具の貸与、他者の干渉による肉体強化などがこれに含まれる。
③は能力者当人の身体的特性が能力のレベルにまで昇華しているもの。
ミュータントのように、当人の能力と関係なくその肉体自体が元々人間の限界からかけ離れている者を指す。
④は能力の作用を補助する副次効果を能力として利用しているもの。
電気操作能力者が周囲の電気量を知覚したり、毒ガス生成能力者が毒物に耐性を得たりすることが一例である。
これらはあくまで、能力を精密かつ安全に使用する上で最低限必要なものであることが前提であり、
それをメインの作用として過度にプッシュすると多重能力として扱われやすい。
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コラム:能力は一人一つ |
ユグドラTRPGでPCが持てる能力は原則一つまでであり、複数の能力の所持は認められていない。
ただし、多重能力の解釈や線引きは人によって異なる。
上記の副次効果を多重能力として扱う場合もあり、また操作対象の範囲が広くてもNGとなることがある。
また能力を再現した装備、いわゆる能力兵装もアンドロイドやロボット以外は装備できない。
能力者はもちろん、たとえノーマルであっても能力に覚醒する場合があり、多重能力になってしまうためである。
能力兵装とまでは行かなくとも、外付けのアイテムによって作用が変化するタイプの能力もNGになる時があり、
セッションに出る場合は他のPLやGMと事前によく相談し、互いにはっきりとした線引きをしておいた方がよいだろう。
ただし、多重能力、およびそれに準ずる能力は本来公式のルールとして禁止されているため、
トラブルを回避するためにも、GMがダメと言った時はおとなしく引き下がるべきである。
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アンノウン
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最終更新:2015年12月21日 01:45