副次効果


副次効果とは?

 能力を安全かつ精密に扱うため、その本質となる作用・効果とは別に能力者に備わる機能のこと。
 あるいは能力の影響によって能力者当人に(常時)起きている変化のこと。
 以下に代表的な副次効果を紹介する。


主な副次効果

【知覚化】
 通常五感で感じ取る(知覚)ことが出来ないものを、能力の操作対象に限り知覚する副次効果。
 既存の物体を操作するサイキッカーに多く、熱操作能力者が熱量をサーモグラフィーのように視覚化したり、
 生命エネルギー操作能力者が生命力の多寡を感じ取ったりするものがこれにあたる。
 これが操作対象の限定条件と組み合わさり、「限定条件を満たしているもの」のみを識別できるものもある。

【遠隔操作】
 トランサークリエイターの能力生成物・変化物に備わる副次効果。
 生成物・変化物に限り、サイキッカーのようにそれを遠隔で操ることが出来る。

【能力抽出】
 能力を持つ能力体(能力保有体)を生み出せる能力者が、
 能力体の生成・顕現を省略し、その能力のみを抽出して発動すること。
 素早く隠密に能力を発動できる特長があり、クリエイター能力の応用法の一つでもある。

【情報共有】
 主にトランサー、クリエイターの能力体について、その情報をリアルタイムで共有できる副次効果。
 特にクリエイターは生成したクリーチャーと感覚を共有し、その所在や知覚情報を得られるものがある。

【フィードバック】
 自分の能力生成物が受けたダメージ・影響が、自分へと同期する副次効果。
 基本的にマイナスの効果だが、上記の情報共有の一部として付随していることが多い。

【体質変化】
 トランサー能力による肉体変化とは別に、能力の影響によって生じる肉体の恒常的な変化。
 毒ガス生成能力者が毒物に対して強い耐性を得る、炎を操る能力者が自らの炎で火傷しない、
 時間操作能力者が歳を取らないなどがこれにあたる。
 体質であるため本人の無意識下でも効果が継続する特徴がある。
最終更新:2016年01月26日 23:51