生命力
概要
生物が生物として活動する上で必要な活動・機能・エネルギーを総括したもの。
能力タイプによって具体的に扱うものが異なるため、タイプごとに以下に詳述する。
エスパー能力で操る生命力とは、生命を維持する上で必要な体内物質・エネルギーのことを指す。
生命力に該当するエネルギーとは、熱エネルギーである。
生体内の化学反応の進行には一定の温度が必要であり、生物は熱、すなわち体温を生み出してこれを速やかにしている。
なので、体温が下がれば化学反応で動く肉体のパフォーマンスは著しく下がってしまう。
体内物質として生命力に該当するものはATP(アデノシン三リン酸)である。
細胞内のミトコンドリアという器官で合成されるこの物質は生体のエネルギー通貨とも称され、
多くの体内化学反応の推進剤として機能している。上述の熱が生まれるのも、ATPがあってこそである。
したがって体内物質操作として生命力を扱うならば、ATP合成能力の強化、あるいは運用の効率化が挙げられる。
前者は単純にATPを大量に生み出すことで、後者はATPのエネルギーロスを減らすことで、肉体の活動≒生命力を活性化させる。
また熱以外に生命力に該当するエネルギーとして、エスパーの領域で操作しうるものは電気エネルギー、平たく言えば精神力である。
電気的に体内の化学反応に寄与することもあるが、精神力は体機能の一部に普段かけられているリミッターを解除することも出来る。
いわゆる「火事場の馬鹿力」であり、体機能のリミッターを解除し、一時的に肉体を活性化させることで
結果として生命力の増強・操作に関わる例も多い。
一方、
アンノウン能力で操る生命力とは実在する物質・エネルギーに依らない概念的なものであり、
具体的に言えばヒヨコをミキサーにかけて失われるもののことを指す。
中国医学では「気」と称され、病気や死は生命力が減る・完全に失くなることによって起こるとされる。
逆に言えば生命力がある限りは脳や心臓を破壊されても生き続けることが出来、
生命力を完全に操作できるものは不老不死の領域に達することが出来る。
また生命力は生物間での互換性があり、他人からこれを奪って自分の生命力を補填すること(エナジードレイン)、
逆に他人に自分の生命力を分け与えることで病気やケガの治癒が可能である。
エスパー
+
|
... |
→/
【打撃】【斬撃】【射撃】【火傷】【凍傷】【電撃】【毒】【物理防御】【精神防御】【物理無効】【成形】【回復】【罠化】【拘束】【隠蔽】【情報収集】【浮遊】【高速移動】【特殊移動】【広範囲】【相互変換】【多重能力】【自律能力】
|
最終更新:2015年11月20日 23:45