乃亜編 - (2009/07/13 (月) 12:08:22) の最新版との変更点
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**乃亜編(のあへん)
[[遊戯王デュエルモンスターズ]]での[[オリジナルエピソード]]。
アニメが原作に追いついてしまったため、98話から121話までの半年間放送された。
[[海馬>海馬瀬人]]がメインとなった初めてのエピソードでもある。
[[BC編]]決勝戦前夜、[[決闘塔]]に向かっていたはずのバトルシップのコントロールが謎の人物[[乃亜>海馬乃亜]]によって奪われ、海底要塞へと向かう。
乃亜の背後には[[デュエルモンスターズクエスト編]]で電脳空間に放逐されたはずの[[BIG5]]と、死の間際に自らを電脳化した[[海馬剛三郎]]の存在があった。
海底要塞から脱出するため、[[遊戯]]たちは電脳空間の中を別行動で[[デュエル>決闘]]を挑んでいく。
その一方で原作では明かされない海馬家の過去が明らかになっていく。
バトルものとしては王道的なストーリー展開で[[友情教徒]]達も[[デュエル]]で活路を切り開いて行く。
賛否両論ではあるが海馬家の過去も追加されており、アニメのオリジナルエピソードの中では最も出来のいいシリアスという声も高い。
しかし[[本田]]達がいくら初心者とはいえ3人がかりなのは果たして販促アニメとしていいものなのか。
この章からアニメスタッフの暴走が始まったとも言え、具体例としては[[遊戯王]]初の子供ボス、いい年をした[[オッサン]]が子供の遊ぶ玩具で[[デュエル]]、サルになる[[本田]]等。
原作ではチラリとその影が見られた[[BIG5]]全員にはっきりした個性がつけられたのは秀抜としかいいようが無い。
しかし原作ではシルエットだけだったのでやり様によって一人くらい女性を登場させてもいいのだが、5人全員[[オッサン]]に拘る辺りアニメスタッフには敬服するしかない。
彼らは名前から性格に至るまでアニメスタッフの手により味付けされており、実際の車メーカーのホンダや実際の人物である大岡越前などから引用されている。
例えば、BIG1は過去の偉人の名台詞を好んで使うという性格で、BIG2はペンギン好きでさらに女子高生が大好きという性格、など。
デッキの中からモンスターを1体選びデッキマスターとするオリジナルルールの導入や、実際の[[OCG>遊戯王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム]]のカードを使用したデュエルが行われた。
電脳空間という設定を生かし、山・荒野・法廷・洋館・北極等様々な戦闘フィールドが登場し、都会や塔を舞台としていた[[BC編]]とはあらゆる意味で対象的である。
作画・演出ともに評価が高く、特に宇宙を駆け抜ける[[青眼の白龍]]や[[エロペンギン]]の回は評判が高い。
また乃亜とのラストデュエルでは、地球の誕生から現代に至るまでの演出は秀抜で、デュエル内容と共に一見の価値はある。
アニメのオリジナルエピソードの中では最もオリジナルカードがOCG化されており、現在のデュエルでも使用度の高い「ファイブゴッドドラゴン」や「賢者ケイローン」などもこの章出身。
乃亜も実際のスピリットデッキを使用してる為、アニメのラスボスにありがちなオリカを使うことも殆ど無かった。
ただしチートデッキマスターは除く。
ちなみにBC編のボスである[[闇マリク]]は下手に干渉しては原作と矛盾してしまう為に特に出番も無かった。
その腹いせに機械を壊していた
121話では特別[[ED]]が作られたある意味豪華な章でもある。
【関連】
-[[BIG5]]
-[[海馬乃亜]]
**乃亜編(のあへん)
[[遊戯王デュエルモンスターズ]]での[[オリジナルエピソード]]。
アニメが原作に追いついてしまった((直前のマリクvsバクラ戦の前半部分が、そのエピソードが載る単行本の発売日より1週間ほど早く放送されており、単行本に関してはアニメに追いつかれるどころか追い抜かれてしまっている。))ため、ストック稼ぎの為に急遽98話から121話までの半年間に渡って制作・放送された。
[[BC編]]決勝戦前夜、[[決闘塔]]に向かっていたはずのバトルシップのコントロールが謎の人物[[乃亜>海馬乃亜]]によって奪われ、海底要塞へと向かう。
乃亜の背後には[[デュエルモンスターズクエスト編]]で電脳空間に放逐されたはずの[[BIG5]]と、死の間際に自らを電脳化した[[海馬剛三郎]]の存在があった。
海底要塞から脱出するため、[[遊戯]]たちは電脳空間の中を別行動で[[デュエル>決闘]]を挑んでいく。
自分たちの持っている実際のカードは使用できない代わりに、海馬コーポレーションのデータベースに登録されている全てのカードを選んでデッキを組める。
これは[[三幻神]]を封じると同時に、カードを所持している描写がなかった[[川合静香]]等に無理なくデュエルをさせるための設定である。
結局、遊戯たちはいつも通りのデッキを組んでいたが。
この設定によってなのか、《ヴァンパイア・ロード》や《デス・ヴォルストガルフ》など、普段使われないOCG出身のカードにスポットを当てることにも成功している。
デッキの中からモンスターを1体選びデッキマスターとするオリジナルルールの導入や、実際の[[OCG>遊戯王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム]]のカードを使用したデュエルが行われた。((放送当時、発売したばかりのOCGカード以外にストラクチャーデッキのカードも使用された))((視聴者プレゼントとして扱われてのは、《黒炎の騎士-ブラック・フレア・ナイト-》《幻影の騎士-ミラージュ・ナイト-》 《バーサーク・デッド・ドラゴン》《異次元竜 トワイライトゾーンドラゴン》《天界王 シナト》 《エクゾディア・ネクロス》の6種類。後にガーディアンの力にて再録されており、同時に召喚に必要な《デーモンとの駆け引き》《奇跡の方舟》 《エクゾディアとの契約》も収録されている。))
また、登場したオリジナルカードの一部は視聴者プレゼントとしてOCG化されている。
電脳空間という設定を生かし、山・荒野・法廷・洋館・北極等様々な場面が登場したがフィールド魔法は特に使われず、[[王国編]]のようなフィールド効果なども特にはなかった。
ただやはり、諸所で[[俺ルール]]を名目化したデッキマスター能力やアニメオリジナルカードが目立ち、初期の[[王国編]]を思わせるような超展開を見せてしまう。
特に「速攻」関連の乱用が目立ったためか、原作とすり合わせる必要がなくなったドーマ編以降は融合モンスターの召喚酔いが撤廃されている。
乃亜は剛三郎の実の子であり、彼と対決する為に瀬人が選ばれたというオリジナル設定や海馬兄弟のオリジナル過去エピソードが追加されている。
しかし、[[ペガサス>ペガサス・J・クロフォード]]が[[デュエルモンスターズ]]を開発したであろう時期より前にモクバが[[青眼の白龍]]の絵を描いていたりと矛盾した部分も多い。又、
・BC編完結の前に剛三郎を直接倒しては、瀬人の強敵への執着の意味(剛三郎への憎しみ)が薄れてしまうのでは?
・そもそも剛三郎自身が出て来た事で瀬人個人が抱え込む過去で無くなってしまう。
・「憎しみを束ねてもオレには勝てない」と準決勝で言いつつ剛三郎本人を見て瀬人が憎むのを納得する王様。
・原作では「敗者には死あるのみ」という自らの哲学を体現する形である意味勝ち逃げとも言える潔い最期を迎えた剛三郎だが、復活を目論んだ事により往生際が悪くなり最期は実子である乃亜の愛情により止められる等全体的に小物化してしまっている。((アニメ第一作の東映版でも剛三郎は自殺せずショックで気絶するだけに留まっているので剛三郎関連の改変はこれが初めてではない。))
など、剛三郎本人をラスボスに持って来た事に関しては原作レイプとも言える点が多い為賛否両論である。
ちなみに和希本人の評価はなかなか高かったらしい。
なお、本編(BC編)のボスである[[闇マリク]]は前述の事情から急遽本作に入った為、特に出番も無かった。
遊戯達がバーチャル空間で苦しいデュエルを強いられている中、一人楽しそうに闇の力と千年ロッドでセキュリティロボや施設の機械を壊し回っていた(が、これがラストへ向けての展開に繋がる)。
120-121話が1時間SPだった事もあり、1時間SP限定で特別[[ED]]が作られた。
【関連】
-[[BIG5]]
-[[アニメにはお手上げ]]
-[[海馬乃亜]]
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