基本情報



略歴

ビバスク大陸ではかなり珍しい魔族の血を引いている。
スレイヴギアウィルス事件によって荒廃した世界の集落で暮らしていたが、人々は汚染スレイヴギアからの襲撃に怯える生活を送っていたストレスから、一人だけ種族の違う狼々を迫害の対象にし、日々不満のはけ口にしていた。

たまたま集落に立ち寄ったリアンは、自身も魔族的ものを体内に宿すことから他人に思えなかったのか、彼女をクロスクリムゾンに引き入れ、狼々はそこではじめて仲間と呼べる人々と出会うこととなる。

9682年、発掘した地下基地から、汚染されていないスレイヴギアを発見。
ルーナ適合試験を受け装備者となるが、初陣で姉の様に慕っていたファルスティナを自分のせいで失う。

ゼルト大橋ではホワイトフォックス隊と遭遇し、激しい戦いとなるが、そこで自動防衛機である超巨大兵器ヌートリアが起動し、両軍は混乱の中撤退、橋も完全に破壊された為、南アリナス山脈にある本拠地に撤退することとなる。

その後も、各地で出没する「人間狩り」をしているスレイヴギアを倒しながら、物資や装備の補充を続けていたが、この頃から急激に戦闘能力が上昇していった。
そして、ホワイトフォックス隊が北アリナス山脈に到着後にその場所から動いていないという情報からリアンは総攻撃を決意、持てる戦力のすべてを投入したスレイヴギア掃討作戦が開始される。

両軍多大な損害を出した決戦であったが、ディーマイナの歌が戦場に響き渡り、本当に相手は汚染機なのかという疑惑をもったまま撤退、作戦の失敗と、多くの戦力を失った事により、一旦南アリナス山脈にある本拠地に引き上げる。

ホワイトフォックスと共闘したレピリカの説得もあり、クロスクリムゾンホワイトフォックスと協力体制を敷き、レヴォネが開発した汚染機から強制的にスレイヴギアを解除するウィルスの完成を待って、すべての決着をつけるべく南アリナス山脈へと向かう。

汚染機を相手に最終決戦となる霧の箱舟作戦を開始されると、リアンの背中を守っていたが、負傷したことにより一旦後退、しかしここで補給部隊に要請していたラストジャッジメントに乗り込み戦線に戻ると、圧倒的火力で戦局を覆す。
だが、ラストジャッジメントは暴走をはじめ、敵味方の区別なく攻撃を開始、最後はアザミ零式・改によって救出されるが、自分がリアンを殺してしまったショックで幼児退行する。

その後、ホワイトフォックスは、クロスクリムゾンを吸収合併する形で再編、彼女も行動を共にしたが、一度幼児退行した精神が戻ることはついになかった。


人物

  • 人懐っこく無邪気、可愛いもの好きで、特に犬系の動物と仲が良い。
  • 戦う事に恐怖を感じ、常に弱気な発言をしている。


スレイヴギア

背面の脊椎フレームを中核に全身に密着するパワーアシストスーツを組み合わせたスレイヴギア、拡張性に富んでおり、フレームに沿うようにビットやジャンプキット組み合わせている。
また、手足に装着しているユニットは活動時間や幅を広げるために脊椎フレームを介して制御している。
機動性や防御力が高い反面、実質的に2機分のギアを使用しているため、使用者への心身への負荷が非常に高い。
  • ブレードビット 【接近】【短距離(PCK-41装着時)】
遠隔操作兵装、ブレードと名付けられているが斬撃ではなく突撃による打突とブレード部分を展開した「噛みつき」が主な機能。
  • PCK-41 【短距離】
精度の優れた小型銃、浮遊しているブレードビットに銃を収納することで自動操作による援護攻撃が可能。
換装装備と同時使用できるため、基本装備として常に携帯している。
  • 換装装備
狙撃用レールガン、リボルバー、対スレイヴギア用マチェットといった装備に換装が可能、その時の作戦に応じてこれらの武器を使い分ける。


関連項目





最終更新:2024年08月18日 05:18