概要
戦闘に至るまでの背景
▲700年6月における勢力図
両軍の戦力
戦闘経緯
この戦いが偶発的なものであったことから、
バイアラスは
シャリアル城が簡単に落とせない場合は、無理な攻撃はせず撤退するつもりであった。
そのため、各部隊にこちらから攻撃を仕掛けないように厳命するが、手柄のほしかった
ワイズはこの命令を無視して、
ロー・レアルス国軍が先に手を出したと虚偽の報告をして攻撃を開始する。
簡単に城が落ちないと見た
バイアラスは、すぐさま全軍に撤退を命令し、本来の目的地である
ベルザフィリス国方面へ向かおうとする。
しかし、城の包囲を解いたその日の夜、籠城していた筈の
ルーが軍勢を率いて出陣し、
ロードレア国軍に夜襲を仕掛けた。
思わぬ反撃の前に
メシズが戦死、
バイアラスですら戦略的撤退を強いられ、
ルーの武勇は一気に国内外へと広まった。
戦いの結末
バイアラスですら苦戦を強いられ、
ルーの名前が一気に鳴り響いたとはいえ、あくまでも偶発的に起きた小規模な戦いであり戦略的な意味はない。
むしろ、後世の歴史好きの間において、
バイアラスが本気で戦っていれば城は落とせていたと考える者と、それでも
ルーが勝利していたと考える者たちによる徹夜の論争が繰り広げられることとなる。
最終更新:2024年08月18日 04:07