概要
戦闘に至るまでの背景
▲700年6月における勢力図
両軍の戦力
戦闘経緯
ディルセアは、ここで
ヴェリアの策を更に読もうとする。
ここで退けばそこに別の罠があり本陣が襲われるのか、それを見越して逆にこちらから突撃を仕掛け
ヴェリア本陣を狙うか、いや、それこそが
ヴェリアの真の目的で、突撃した瞬間真の罠が発動するのか、
ディルセアの目の前に立ちはだかる
ヴェリアの幻影は、これまで彼が体験したことのない威圧感を発しながら彼に次の手を指せと促す。
戦いの結末
この時代、既に遠征という軍事行為は存在していたが、出陣、戦、占領までを一連の行動と区切り本国へ帰還するのが主であり、長くても数ヶ月単位が限界であった。
しかし、
ヴェリアが考えた遠征(
ヴェリアの大遠征)は、まさに巨大な
ロー・レアルス国を併合するまで終わらないものであり、動員される将、兵、食料、武器、それらを繋げる補給、補充の確保、占領後の統治、全てがこの時代の常識を覆す大規模な遠征であった。
しかし、その準備には膨大な準備期間を必要とし、
アレスが遠征計画案作成中に過労で倒れたこと、
ロッド国との小競り合いが始まったことから、最終的に1年の準備期間を必要とした。
最終更新:2024年07月07日 20:51