概要
戦闘に至るまでの背景
バーン国と
アルビス国の国境に存在するリアリッピ川を舞台に行われた第1次
リアリッピの戦いは、バーン国が勝利を収めたものの、それ以上の進軍はできず、結局全軍引き上げた。
その後、病床の身であるバーン国王
ガデスの快方を願って戦勝せよ、という大臣達の無茶な命令によって、バーン国軍はリアリッピ川を越え、アルビス国に侵入するべく出陣した。
自分達の意思ではなく、大臣の点数稼ぎのため、無理やり出陣を強いられた
サザンクロスではあったが、リアリッピ川を完全に制圧するには、川を越えたアルビス国領土の都市なり砦なり、部隊を駐屯できる地域を確保したかったという思いもあり、
ライウン、
グノーを引きつれ出陣する。
両軍の戦力
戦闘経緯
攻守入れ替わって行われたリアリッピ川の戦いだが、前回とは打って変わって
アルビス国軍の動きは遅かった。
最初は罠を警戒したバーン国軍ではあったが、本当にアルビス国軍の数が少ない事を知ると、そのまま一気にリアリッピ川まで突き進む。
アルビス国軍はそれにあわせて橋を焼き落として撤退していくと、勝ちを意識したバーン国軍は、急ぎ筏を組んで、夜陰に乗じて渡河の準備に取り掛かった。
しかし、渡河の途中に油が仕掛けられた筏が軍勢に向かって放たれ、そこに火矢が放たれると、炎の塊となりバーン国軍に突入してくる。
これは、
カルディナの策であり、バーン国軍は一度引き上げ、再布陣に取り掛かっていた。
だが、そこに
ガデス崩御の使者が到着。バーン国軍は急ぎ撤退していった。
戦いの結末
第2次リアリッピの戦いは、こうして直接戦火を交えることなく、序盤戦のみで終了した。
バーン国は、ガデスの娘であった
リルルが王女として即位するが、大臣達の傀儡なのは明白であった。
関連項目
最終更新:2011年04月22日 17:08