第2次リアリッピの戦い

概要

第2次リアリッピの戦いとは、アルファ1737年8月に、アルビス国とバーン国の国境であるリアリッピ川を舞台に行われた戦いである。

戦闘に至るまでの背景


バーン国とアルビス国の国境に存在するリアリッピ川を舞台に行われた第1次リアリッピの戦いは、バーン国が勝利を収めたものの、それ以上の進軍はできず、結局全軍引き上げた。
その後、病床の身であるバーン国王ガデスの快方を願って戦勝せよ、という大臣達の無茶な命令によって、バーン国軍はリアリッピ川を越え、アルビス国に侵入するべく出陣した。
自分達の意思ではなく、大臣の点数稼ぎのため、無理やり出陣を強いられたサザンクロスではあったが、リアリッピ川を完全に制圧するには、川を越えたアルビス国領土の都市なり砦なり、部隊を駐屯できる地域を確保したかったという思いもあり、ライウングノーを引きつれ出陣する。

両軍の戦力

攻撃側 守備側

バーン国軍
軍勢
アルビス国軍
総兵力不明 兵力 総兵力不明
サザンクロス 総指揮 カルディナ
軍師
主要参戦者

サザンクロス

ライウン

グノー



カルディナ

ルティエ

リドラ



戦闘経緯

攻守入れ替わって行われたリアリッピ川の戦いだが、前回とは打って変わってアルビス国軍の動きは遅かった。
最初は罠を警戒したバーン国軍ではあったが、本当にアルビス国軍の数が少ない事を知ると、そのまま一気にリアリッピ川まで突き進む。
アルビス国軍はそれにあわせて橋を焼き落として撤退していくと、勝ちを意識したバーン国軍は、急ぎ筏を組んで、夜陰に乗じて渡河の準備に取り掛かった。

しかし、渡河の途中に油が仕掛けられた筏が軍勢に向かって放たれ、そこに火矢が放たれると、炎の塊となりバーン国軍に突入してくる。
これは、カルディナの策であり、バーン国軍は一度引き上げ、再布陣に取り掛かっていた。
だが、そこにガデス崩御の使者が到着。バーン国軍は急ぎ撤退していった。

戦いの結末

第2次リアリッピの戦いは、こうして直接戦火を交えることなく、序盤戦のみで終了した。
バーン国は、ガデスの娘であったリルルが王女として即位するが、大臣達の傀儡なのは明白であった。

関連項目


最終更新:2011年04月22日 17:08