概要
戦闘に至るまでの背景
#ref error :画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
クレアムーンが建国された時、
水鏡莉奈の引き連れた流民の中には、
ガルデス共和国からの亡命者も多く含まれていた。それらの返還を求めた
ガルデス共和国との間で、クレアムーンは何度も戦っている。
ラグライナ帝国という巨大すぎる共通の敵が現れたこともあり、一時は手を結んでいたが、あくまでも「個々に帝国と戦う」だけで、連合を組んでいたわけではなかった。
そして、
セルレディカ崩御により、
帝国内乱戦争がはじまると、
ルディと
セリーナは、後方の脅威をなくすため、それぞれクレアムーン、ガルデス共和国と和議を結んだ。
これにより、ガルデス共和国とクレアムーンの間にくすぶっていた火種が再発火、更に、帝国内乱戦争が終わったとき、帝国と互角に戦える地盤が欲しいと思っていた両国の間で
国境断絶事件が勃発する。
これにより、ガルデス共和国軍は、クレアムーンに電撃侵攻を開始する。
両軍の戦力
戦闘経緯
この頃、ガルデス共和国の議長は
レディスであり、それを補佐したのが
エヴェリーナであったが、
ゴゥドが急激に力をつけ、派閥を強めていた。これまで
ラヴェリアという巨大な存在が居た時は、決して抗うことなく、水面下で派閥を広め続け、クレアムーン侵攻案も可決させた。
ラヴェリア事件以後、彼の知己であった
ゲイル、
リナ、
カオスは完全に疎んじられ、ゴゥドの息のかかった将軍が主力部隊を指揮することとなる。
ガルデス共和国からクレアムーンに攻め込むには、天然の要塞
クレアの長城を抜かなければならなかった。だが、それとは別に、
サイザーン西部にあるレッド・ゲアル湾から水路で直接
ヒモロギへ攻め込むというルートも存在していた。
ガルデス共和国軍は、水路をとるべく、密かにレッド・ゲアル湾へ行軍するが、その作戦を見抜いていた
柊飛鳥と
成瀬風華は、レッド・ゲアルに到達した共和国軍に、
鬼哭の谷方面から奇襲を仕掛けて撃ち破る。
更に、
柊飛鳥と
ユーコは別働隊として、
鬼哭の谷に伏せ、共和国軍の撤退を見ると、一気に追撃を開始、
コーデルス付近に密かに建築していた砦を攻め落とす。
ゲイルは撤退する共和国軍を救出すると、敵に奪われると判断したこの砦に火をつけて、本国へと帰還した。
戦いの結末
この戦いの主導権を得るべく、先手をうったガルデス共和国であったが、クレアムーンの前に大敗する。
ラグライナ帝国との戦いにより、多大な損害を受けていた両国は、後方の都市や、年端もいかない少年までも次々と兵士に狩り出し、数字上の兵力だけは回復させることとなる。
最終更新:2011年04月22日 17:58