基本情報
略歴
クレアムーンの将軍は、大きく
巫女位と
武将位に別れているが、彼女は巫女でありながら、あえて
武将位の地位を選んだ。
兵法書を好み、単なる丸暗記ではなく、状況に応じてそれを使いこなし、数々の兵法書を統合した新たな書を作り上げた。
1251年、
クレアムーンと、
ラグライナ帝国が戦火を交えた時、出仕したばかりの風華は、裏で
ガルデス共和国が、自分達だけではなく
クレアムーンも帝国との戦いに引きずり込む為に手を引いていると推測した。
しかし、彼女のこの意見は、共和国との同盟締結を外交上の手柄と喜んでいた神官達の怒りを買い、新参者の戯言として相手にされなかった。(後世になってから風華の推測が正しかったことが証明される)
1255年、
聖都クレアの戦いで首都にまで
ラグライナ帝国軍が接近すると、首都防衛の為出陣、「一日で流された血は戦史上最大」と呼ばれたこの死闘を戦い抜く。首都陥落寸前まで追い詰められるが、突然の猛吹雪にも助けられかろうじて
クレアムーンを守り抜いた。
ラグライナ帝国との和睦には賛成していたが、あくまでも
クレアムーンが独立した国であることが大前提であった。その為、
クレアムーンが
アレシア連邦への参加を決定すると、その結末に失望して一度は出奔するが、後に
真田弥生の説得により帰参。
以後はそれまで培った兵法書の知識をまとめあげ、七年の歳月をかけて「
天風兵書」を完成させた。
人物
- 成瀬有希を非常に可愛がり、姉妹以上の仲で結ばれていた。
- 独特な味をかもし出す成瀬有希の料理を、文句ひとつ言わずに笑顔で食べきることができたという数少ない人物。
関連項目
最終更新:2024年08月09日 03:47