基本情報



略歴

元々はシャクティアナ帝国の将軍であったが、常に強敵と戦っていないと自らの存在価値を見出せないという歪んだ自己顕示により、「強い仲間」しか存在しなかったラスブロスの元から出奔、傭兵として各地を流れていた。

六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦が始まると、当時逗留していたトレスト国の傭兵として連合軍に参戦。これにより、かつての同胞であり「絶対的な強さを持つ者たち」と正面から戦うことが可能となった。

カスタリアの戦いにていきなりスパルス国の敵将を次々と打ち破り華々しい戦果をあげるが、どれも納得のいく相手ではなかったと、討ち取った手柄を近くにいた者に次々と譲っていった。

グラドリア上陸作戦では、戦いの鍵を握る重要な別働隊に任命され、密かに上陸を果たす。
かつての同僚だったルーインに発見され一度は撃退されるが、サヌアと共に強襲に成功させ戦いを勝利に導くと、ルーティス砦攻略戦を経て、ベレル国首都に一番乗りを果たす。

その後六界連合軍は、ビアスコア帝国を降伏させた後、フェルトビーン帝国に進軍。
エイクレア攻略戦ゲルトエルトの戦い、17328年8月、両軍最大の決戦となったカルダザルスの戦いといった主要な戦いに参戦して奮戦、勝利に貢献する。

17329年8月、シャクティアナ帝国との決戦となったエリス・ラゴンの戦いに参戦するが、かつての同胞であり、本人が望む最高にして最強の「強敵」ザグリードによって討ち取られた。


人物

  • 結果論となるが、彼自身は六界連合軍にこれほどの人材が揃っていたとは思いもしなかったため、ラスブロスの元に残っていれば、シャクティアナ帝国の将という立場のまま、本人が望む「強敵」との戦いが可能であった。


関連項目





最終更新:2024年07月05日 02:36