基本情報
略歴
アトレティア国の支配者となった
ジルダーだが、
アトレティア国は、
ダルスバード艦隊を駆使した遠征駐屯軍による飛び地領土、そして実質上の属国を数多く持っていたため、自然と各部隊と本国との距離は遠く、中には中立・敵対国を通過しないとならない場合もあった。
ロスティは単身でそれらの領土を渡り歩き、各艦隊司令官との間を行き来して連絡員として働いた。
ロスティ本人は、知っている情報をすべて打ち明けた後、再び捕虜としてしばらく過ごす。
サウラ政権時代の
アーズ国は捕虜に対しては寛容だった為、それなりの自由が許された保護観察期間を経て、
アーズ国の国籍をもらい、以後はこの国で市井人として過ごした。
人物
- 数千年秘匿されていた事実にしては、あっさりと六界のことを漏らしているが、ラスブロスの「時代の流れのままに全てを見続ける」という姿勢から、六界のことは、「命と引き換えにしてまで守れ」とまで厳命されていなかった可能性もある。これまで秘匿されていたのは、彼女が徹底して秘密を守ったからではなく、誰も六界の存在を考えもしなかったため「聞かれなかったから言わなかった」だけであり、アーズ国にこの事実を知らせたのも、捕虜となった為、情報と引き換えに自らの身を守ろうとした保身の行動であったと思われる。
- ただし、この時彼女が「ガザデルー達などただの駒」と発言した。これは、ラスブロスの言葉ではなく、あくまでも彼女個人の意見だったが、この言葉がきっかけとなり「ラスブロスは六界の支配を目論み、部下を派遣している」という誤解を生み、積極的防衛となるルーイガルド侵攻作戦が計画された可能性が高い。そのため、六界戦争真の戦犯と揶揄されることも多い。
- 上記の裏づけとして、六界戦争終結より数年後、「神器衆が勝手に盛り上がったから、あえて肯定も否定もしなかった、捕虜となった身だから、そのくらいは意趣返しがしたかった」と知人に語ったという記録があるが、あくまでも後世に発見された資料であり、六界戦争終戦後とはいえ、アーズ国に知られたら処刑されてもおかしくない情報を簡単に知人に口にするとも思えない為、信憑性には疑問がある。
関連項目
最終更新:2024年07月27日 02:30